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【PEUGEOT205GTI】集中ドアロック化 仕上げ編

1年前に無事に最新カー技術?である集中ドアロック+リモコンキーの機能を備えた、205。
格安のアクチュエータとリモコンですが、取り付けてから全く不具合なく稼働してくれています。特に雨の日や荷物を持っている日はとても便利!

実はそこでお話が終わる予定だったのですが、まだ仕上げ編が残っていまして。。1年以上の間を開けて仕上げ編に突入です。ちなみに内容は、出たままの状態である配線等々をきれいにする作業です。

前編 (車体パネル穴空け~アクチュエータ配線取り回し)
後編 (配線取り回し)


さっそく現状から。

配線保護のためスパイラルチューブで覆われているのが、ドアから1本飛び出しています。これが集中ドアロックの配線です。この状態が運転席と助手席です。

本来配線が通されている場所(チューブ)を通していないので仕方ないのですが、一応これでも機能しています。見栄えさえ気にしなければこれで何も問題ありません。

運転中は気にならないものの、やっぱりこれだと見栄えが…
取り付けて以来ずっと気になっていた状態にピリオドを打つべく、この度きれいに仕上げることを決意。

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手順としてはスピーカーのグリル、内装…と順々に外していきます。最近のプラスチック内装と違って取り外ししやすいのが嬉しい。
見えている純正スピーカーも左側だけたまーに音が出なくなったりするし、本調子ではなさそう。
もしかしてそろそろ替え時なのかも…?

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集中ドアロックの心臓部であるコントローラーは、ハンドル下のスペースに収納してあります。固定方法はマジックテープなので、簡単に取り外せます。ドアロックの配線を一度抜き、ドアの開閉部の間から見えるラバーの中を通せれば今日の作業は完了です。

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ドアロックの配線はここから通しています。パネルの穴を埋めるビニールは、何度も剥がしたりしているので既にボロボロに。。そのうち取り替えないとなぁと思いつつ、今回も再利用です。笑

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左手に見えるダッシュサイドトリムを外さないと配線をきれいに収納することができません。そのため、ヒューズボックスもろとも一度取り外す必要があります。
この段階でご覧の通り。。配線だらけで何が何だか分からなくなってくる。。

メモとして撮った写真を活用しないと復元できなくなりそうだ(;´∀`)

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ロック側の配線。アクチュエータと繋いでいるカプラーの箇所で一度取り外し、チューブを通します。

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後は配線をチューブに通すのみ。しかしそれが中々難しい。。
チューブには既に他の配線(パワーウィンドウやオーディオ配線)があり、それらを避けつつドアロックの配線を通さなければなりません。何度かトライするものの、難しい(^^;

苦戦していたらちょうど予約していた床屋さんの時間が近付いたので、親父に任せて出発ー。。一番難しいところをお願いする形で抜けだしてしまいました(^^;笑

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帰ってきたら配線が無事にチューブの中に入っていました。(^^ゞ
ちなみに少し5-56を吹きかけたら簡単に通すことができたそうです。なるほど潤滑させれば良いのか…。(・_・Dフムフム

配線を通してくれたので、後は復元するのみです。ここまで来ればゴールはすぐそこ。

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ちなみに助手席である反対側はヒューズボックスもないので、ダッシュサイドを外せれば簡単にアクセスできます。

配線を戻して、ビニールを貼り直す。

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元に戻して完成。今まで出ていた配線がスッキリと収まりました。
やっぱり見栄えって大事です(^^♪

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これでこの日のメイン作業は終わりなのですが、ついでに気になっていた箇所の補修へ。

・センターコンソール カーペット補修

まずはセンターコンソールのカーペットの剥がれを直していきます。元々は接着剤で固定されているのですが、テロテロと剥がれていました。少し引っ張ればいとも簡単に剥がれてしまったので、両面テープを貼り付けて再固定。

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これだけ貼れば大丈夫でしょう(゜゜)

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・ポケット補修

ドアに着いているポケットにも気になるところがあったので、内装を外している機会に補修しました。
一見何も壊れているようには見えない、このポケットですが…

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裏に小さな割れがあります。そのままにしておけば何か強い衝撃が加わったときに割れる恐れがあるので、タイラップの切れ端を半田ごてで一緒に溶かして補強しました。
プラスチックを溶かして溶接した感じです。

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裏面だし、目立たないのでこれでOK。なるべく平らになるように仕上げて完成。

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多分ポケットに手を突っ込んでようやく気付く程度なので問題ありません。割れが再発する方が嫌ですしね(^^ゞ

・インストルメントパネル補修

お次は大物です。割れがひどいインストルメントパネル。通称インパネは、ここから見ただけで割れが進んでいるのが良く分かります。。

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バックり…完全に割れちゃっています。。

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割れてしまった部品をパズルのように合わせて、接着剤で固定。また割れてしまうでしょうけど、何もしないよりはマシ。場所によっては先ほどみたいにプラスチックを半田ごてで溶かして補強しています。

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くっつけるにはくっつけましたが、やはり強度が弱い…
上から半田ごてでなぞるように溶かしてみましたが、もうこれ以上は補強は無理そう。
くっつているのでまぁいいかな。。。

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裏面にはフランケンシュタインみたいに縫合したみたいになっています。プラスチックは熱で溶けるので見た目を気にしなければ何とかくっついてくれそう。

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その上から接着剤、補強としてガムテープで覆って完成。これだけやれば多分また同じところから割れることはないでしょう。真夏の炎天下だと接着剤が溶けてしまう可能性があるのでちょこっとだけ心配ですが。

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パッと見、、パッーっと見なら分からないくらいに仕上げました。いや、仕上げたつもり。
割れてパカっとするよりは大分マシ。そのうちきれいにしてあげたいなぁ。

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そして取り外しの際にツメがバキバキと壊れてしまったので、ちょっとした対策を施します。もはやインパネは置くだけの仕様なので、隙間テープを貼り付けて対策しました。これは相手の取り付け部品にも同じテープを貼り付けて、摩擦で固定する関gな絵です。

それとついでにガタガタ音を防止させることも期待しています。さらにインパネの自重で潰れてくれるので、浮くこともないでしょう。

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外したメーター側。中々外すようなこともない場所なので、しっかりとホコリを落としておきます。

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そしてインパネに施したように隙間テープを外周に貼りました。

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この状態で元に戻しましたが、ガタガタ音、ズレは発生していません。隙間テープどうしの摩擦の力は結構強いようです(^^)

・エアコン吹き出し口 スポンジ貼り換え

最後にインパネを外したついでとして、エアコンの吹き出し口の周りにあるスポンジの貼り替えをしました。ここも劣化がひどく、スポンジは触っただけでポロポロと崩れておちてしまう状態。

その結果がコレです。

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そこで先ほどの隙間テープを淵の形状に合わせて貼り合わせていきました。
これであと10年くらいはもつでしょう。それまで動いているか分かりませんが(^^ゞ

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配線の整理からその他内装部品の補修でした。
経年劣化のプラスチック部品の割れに対しては、同じプラスチックを溶かして溶接する感じで補修しました。果たして夏の炎天下で溶けないで耐えてくれるのか…(^^;)

割れは直したものの、インパネは割れ跡がどうやっても残ってしまい、見た目がとても悪い。そのうち合皮か何かで覆ってあげれたらなと思います。もう部品なんて出ないでしょうし、あっても同じようにすぐ割れてしまいそうですし(^^;

ただ合皮を巻くとなれば、インパネは形状が複雑だからかなり難しそう…(;´∀`)
いっそのことガムテープで全て覆った方がいいかなーなんて。。

おわり

前編/後編/仕上げ編

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