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第44回東京モーターショー

1ヶ月程前の話ですが、今年も東京モーターショーへ行ってきました。平日の午後、半休を利用しての参戦。
今年は色々と見たいものも多かったので、人が少ない平日の午後を狙いました。

青空が広がる中、久々に東京ビックサイトへ。
3月にモーターサイクルショーで来たのを含めると、今年は計2回来たことになります。

この形が近付いてくるとテンションも上がってきます(^^)

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事前の調べでは割とスポーツカーが多いような印象。最近軽でもホットなクルマが出されたり、スポーツカー市場が賑わいを見せているので楽しみです^^

それでは、個人的に気になった車両を中心に載せていきます。かなり独断と偏見になりますが…(^^;


まずは屋外会場にある、特装車のブースから。
働くクルマが大好きな私にとっては、いつも興味が引かれる車両が多数展示してあるこの場所。その中でもこちらの軽自動車を改造した救急車は興味深かったです。

・こまわり救急

YACHIYO架装による軽自動車の救急車です。

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軽自動車の特性を生かし、狭い路地でもスイスイ走れることができそうな一台。こういった車両だったら、緊急時の他の車両が多い市街地でも少ないスペースで道を譲ってもらえたり、一秒でも早く現場に駆けつけることができそうです。
日本でこそこういった小型救急車がより必要なのかなーと思います。

・SUPER GREAT V / SPIDER

多彩なアームが街づくりの様々な場面を想定した場面で活躍する、見た目もパワフルな1台。兼ね備えたアームは『つかむ』、『掘る』、『すくう』、『砕く』といった動きに対応し、1台で全てをこなせる仕様となっていました。特に色々な動きが必要となる災害現場でも重宝してくれそうです。

何よりもアームにまず目が惹かれることは間違いありません。これが実際に動いたらすごい迫力だろうなぁ。

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・CRF1000L Africa Twin

最近のアドベンチャーブームに新しい勢力として待ったをかけそうな注目の1台。
かつてのアフリカツインの形状を受け継ぎつつも、さらにエッジが効いたデザインとなっていました。フォグランプ、サブフレーム、サイドケースと旅に欠かせない仕様で、今すぐにでも飛び出せそう。

北海道にたくさんいたBMWのアドベンチャー勢にも待ったをかけそうな1台。後は車重と取り回しが気になるところです。

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・NEOWING

スポーツタイプの三輪モデルとして展示されていたNEOWING。
低い重心に、ガッチリした足回り。スポーツハイブリッド三輪と称されるこの車両、一体どんな走り心地なんでしょうか。ヤマハにも同じく三輪スポーツバイクが出展されていましたが、こちらはサスペンションが外側に備え付けられていました。
この違いがどう変わってくるのかも気になるところ。

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・NSX

新型NSXには平日の昼間だというのに、周りを囲む大勢の見物客がいました。こちらもそのまま走りだせそうな1台。外観で新型は後ろがシャープな仕上がりでした。こちらの方が個人的に好きかもしれません^^

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・EV-Cub Concept

カブのコンセプトモデルでは、EVとして電気二輪車が展示されていました。カブの独特のスタイル、デザインを残しつつも中身はしっかりとEVとして動くコンセプトモデル。
一回の充電でどのくらい走れるようになるんだろう?

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もう一台は初代カブC100のデザインと踏襲した色使いがとても印象的でした。シートも当時のカラーリングに合わてあり、結構お気に入りです^^
キャストホイールになっていました。…となると、現行カブのスポークホイールのが走破性が上になるのかな?

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・マイティデッキ

SUZUKIからはかつて販売されていたマイディボーイを踏襲した、マイディデッキがコンセプトとして展示されていました。デザインも最近のスポーツカーの角を少々柔らかくしたような外観。

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その外観も後ろを見ればデッキが開く仕様となっており、コンセプト紹介時には荷物を置いたり、オープンデッキを活かした構造となっていました。
ハスラーで“遊べる軽”のブームを起こしたSUZUKI。このマイティデッキはどうなるんでしょうか。販売したら面白そうな一台です。

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・Resonator125

タンクの木目に目が惹かれる、楽器も造っているヤマハならではの美しいデザインの125ccロードスポーツバイク。
イメージ的にはSRの125ccといったところ。邪魔なものを一切排除したデザインで、木目調のタンク、さらにデザインの効いたマフラーと美しさが前面に表現されていました。

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・MOTOBOT ver.1

サーキットでロッシを超越する
を目標とされているヒト型自律ライディングロボット。PVをまじまじと見ていましたが、実際に人がいつも行う動作をこのロボットが行っている姿には正直驚きました。
自動運転と騒がれている今の世の中ですが、二輪車まで自動化されると思うと中々興味深いです。果たしてロッシを超越する日が来るのか、楽しみな1台。

…しかしこれとレースしたら多分怖いだろうなぁw

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・SPORTS RIDE CONCEPT

二輪メーカーのヤマハが作った、コンセプトスポーツカー。二輪で培った技術がどう現実化するのかも注目。

ただ、個人的にはこれまたクルマの内装に目がいったりします。これまた先に出て来たResonator125と同じく、木目調の美しい内装を採用していたりとデザインもかなり凝っていました。

クルマとバイクを造るメーカーはあれど、楽器の知識をもつメーカーであるヤマハならではの味付けが特に強く感じたヤマハブース。特に今回はブース全体にそういった楽器の一面もちりばめられていました。

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・S-FR

ライトスポーツとして、そして誰でも親しみやすい外観を持つS-FR。コンセプトのPVには女性が中心となって扱っていたのも特徴的で、“気軽に乗れるスポーツカー”の印象がありました。
最近はエッジの効いたデザインが多い中、S-FRは全体に丸みを帯びたデザインでした。

ちょっと踏み込めばそれに応えてくれる そんなライトスポーツカーとして販売してくれたら候補になるかも…!

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・KIKAI

S-FRから一見、今度はゴツゴツしい車体です。笑
KIKAI→機械のゴツゴツしさをそのままに現した車体は、機械の美しさ、機能美を車両全体で表現していました。テーマパークにある車両がそのまま飛び出してきたような印象ですかね(^^ゞ

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じゃーゴツゴツしさだけかと思えば、タイヤの裏を除けばブタ?のキャラクターも描かれていて、可愛い一面も覗かしていました。

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・Tempo

働くクルマが大好きな私としては、こういった移動販売車のコンセプトカーも結構グッときます。笑
移動販売車には無いような、近未来なデザインがふんだんに盛り込まれたいました。電子看板であるデジタルサイネージが採用されているので、気分によって看板の雰囲気を替えられたりできそうなのが面白そうでした。

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・ヤンマー コンセプトトラクター

ケン・オクヤマこと奥山清行さんがデザインしたトラクターも出展されていました。
これがトラクターか!何だか今にも変形してロボットになりそうな雰囲気な一台。素直にカッコいいというのが感想です。これが農家で働いているのを見たら、きっとしばらく見とれてしまうだろうなぁ。。

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・Flesby

車両を覆うボディーがエアバッグになるという豊田合成のFlesby。ぶつかる瞬間に膨らんで、人へのダメージを最小限に抑えるという仕組みを採用しています。
技術の進化で中の人のさらに安全を守ることができても、中々外の人を守ることは難しいのが現状。チラホラと社外用のエアバッグ搭載車も出てきていますが、それをボディ全面に採用するという面白い発想な一台(^^ゞ

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・RX-VISION

次世代ロータリーエンジンが搭載されるというRX-VISION。地面に吸い付くような低重心と、スポーツカーらしい流線形状。これまた市販化が楽しみな1台。

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・GRIPZ CONCEPT

ジュークのフルモデルチェンジ?された姿のコンセプト。当時ジュークが販売された時には、その奇抜なデザインに驚きましたが今度もそれを予感させてくれます。
ガルウイングですが、あの車高だときっとコンパクトSUVは継承するんでしょうかね。

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・オマケ

さて、一段落したところで今回のオマケ…。
私的に一番のおねいさん…!笑

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こちらのおねいさんみたいに指されたいなぁなんて思ったり…(^^ゞ笑

IMGP3528.jpg

総括して、今年のモーターショーではスポーツカーの色が強くなっていて面白かったです。現に今年のカー・オブ・ザ・イヤーはマツダ ロードスターですし。2位はホンダのS660といった結果を見ると、段々とまたスポーツカーの人気が出てきているのかなーって感じます。

新型NSXだったりと楽しみな車両が多かったり、まだまだ先のコンセプトカー だけではなくて、割とすぐ先に販売できそうなコンセプトカーが多かったような気もしました。
販売される過程でいくつかデザインが削られてしまいますが、そのデザインがどこまで残るのかも楽しみです。もしかしたら…私が新車で何かライトスポーツ車を買う日が来るかも…?

なんて少しだけ思った1日でした(^^ゞ

おわり

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