毎年最高気温を更新し続けているのではないかと思う最近の夏。
うだるような暑さはクルマにも影響が大きく、我が家のエクシーガもその影響を受けています。
エクシーガは送風口がフロントにしか備わっていないことから、後部座席まで涼しくなるのに時間を要します。
スカイ空調と呼ばれる、下の写真のディスプレイオーディオの上部にある吹き出し口から後部座席まで届く風向があります。



後部座席にエアコンの吹き出し口がないので、天井を伝って後部座席に風を届ける仕組みです。
とはいえ、最近のミニバンのように吹き出し口が欲しいのが事実。
どうしても近年の暑さで暖かくなってしまった車内を冷やすには力不足なんです。
そこで、少しでも冷房の効果を高めるべくミニ扇風機を買ってみました。
この扇風機で冷やすというよりは、冷房の涼しい風を循環させて早く車内を冷やすというのが目的です。
Amazonで一番レビューがよかった(2025年8月時点)商品を選定し、購入したのでした。

開けるとキャンペーンのお知らせが貼られていました。
モバイルバッテリーは欲しかったので問い合わせたところ、キャンペーンは終了したとのこと。
その名残で貼ってあるそうです。残念。
ちなみに対応は丁寧でした。

同梱されているのは本体、充電ケーブル、説明書の3点。
ちなみにケーブルは今主流になっているタイプCです。

本体はクリップで固定もできます。
今回はこのクリップ式を探していました。

分かりやすい2ボタン。
写真右手が電源兼風量調整ボタン。
弱、中、強、リズム(弱~強)の4段階をボタンで操作します。
4段階目があるので電源切った?と勘違いすることがあるので要注意。ボタンの間にあるLEDランプが点灯しているので、そこで電源のオンオフを確認できます。
そしてその左隣が首振りです。

クリップはラバーも備えられているので、グリップしてくれます。
大体3~5cm程度までなら挟めそうです。

7枚羽なので、風量に勢いがあります。
車内の冷たい空気を循環させたいので、結構助かります。

この扇風機、実は表面のカバーを取り外しができます。
どうしても扇風機って静電気を起こしてファンに埃が着いてしまうのですが、このC9Sであればメンテナンスも簡単にできます。


背面には仕様表。

説明書はしっかり日本語です。
サポート体制も盤石のように思えます。

で、結構ビックリしたのが希望小売価格が24,999円ということ。笑
桁が一桁多い…?

貼られていたシールを見ると、父の日のプレゼント…と記載がありました。
父の日に扇風機か…うん、いいかもしれない。

そんな小型扇風機C9Sを車内に設置します。
家に余っていた角材を使います。

ヘッドレストの位置に合わせて穴を開けます。
ちょうどいいサイズのドリルが無かったので、やすりで削りました。いびつな形です。

ヘッドレストに通します。
緩いとガタガタしてしまうので、ちょっとキツイくらいでOK。

続いて車内へ。
エクシーガの二列目のヘッドレストに取り付けます。

そして扇風機を挟む。
USB給電式だとケーブルをどうする問題が出てくるので、今回は小型の扇風機を選びました。一度家で充電すればそれなりに使える容量ってのも、今回購入にあたって重視していました。

こんな感じで首振りを使えば、三列目の2座席に十分風が届きます。

三列目から眺めると、まぁそれなりに視界に入ってきます。
せっかく座面が少しずつ高くなっているシアターレイアウトの恩恵が少し減ってしまいますが、涼しさには変えられないので。
どうしても気になるようであれば、ファンを下に向けて噛ます方法もあります。

実際に試してみたところ、やはり空気の循環を促すだけで三列目がかなり快適になったとのこと。
まだまだ暑い夏、どうしても冷房が届きにくい三列目を快適にする一工夫でした。
木材のままだと味気ないので、そのうち黒色に塗装しようと思います。笑
おわり
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