間にちょっとした小ネタを挟みましたが、いよいよ到着した部品を取り付けていきます。
メイン処である駆動系を仕上げる後編です。
プライマリーシーブはVベルトの摩耗によって汚れていたので、歯ブラシとパーツクリーナーを使用してきれいにします。

エアーを使用してダストを吹き飛ばし、パーツクリーナーで脱脂をします。
ガスケットがこびりついていたので、スクレーパできれいに取り除いています。

スライダーも新品にしました。
ウェイトローラーとの接点には薄くグリスを塗っています。

内側にグリスをたっぷり、ウェイトローラー設置個所には同じく薄くグリスを塗りました。

元々装着されていたウェイトローラーは白色でしたが、今回注文したウェイトローラーは黒色でした。
途中で仕様変更があったと思われます。

組み付けました。
Vベルト側は特に油分厳禁なので、注意が必要です。

続いてセカンダリーシーブ側です。
同じくグリスアップ、油分取り除きを行いました。

ドリブン側プーリーの分解は今回は行わないので、軸へのグリスアップを行って組み付けました。

二つのプーリーを組んだところで、仕上げのVベルトを取り付けていきます。

新品のVベルトです。

ベルトの装着方向を間違えないように。
これも国産の商品と汎用性があるものを探したいところ。
とりあえずは2万キロまでは大丈夫ですが。

装着して、手動で回してベルトにテンションをかけていきます。

ある程度テンションをかけたところでエンジンをかけて動作を確認します。
問題無く回っているようなので、これにて交換は完了です。


クランクケースに新しいガスケットを着けてカバーを閉じます。
次に開けるのは約2万キロ走行後の予定です。

地味にガイドがあって装着しやすいです。

取り付けて完成。
以前修理したダクトホースのタイラップが白いのでまぁまぁ目立つ。汗


左サイドカウル裏も土埃が大量にあったので、パーツクリーナーを使って落としました。

このサイドカウルはシート側(上側)が色褪せが進行しているので、そのうち塗装したいところ。

サイドカウルを取り付けました。
思ったよりダクトホースのタイラップが隠れているので、そこまで気にならないかもしれません。

以上、駆動系の交換メンテナンスでした。
これで気になっていたところの点検はほぼほぼ終わりました。
注文した部品で残っているのは、ライトリムの交換とリアキャリアの装着となります。
おわり