【スーパーカブ 1代目】事故発生、その後…

さて、自宅に復帰してまず共に怪我を負ったカブについて。
事故の被害から結構やられているんだろうなーと思っていましたが…

やはりかなりの被害を受けていました。

では順に…。

まずは横から。

カブのレッグシールドがぼっこりなくなっています。
横から突っ込まれたのでその被害がもろに…。

斜め出ししていたパワーフィルターはその拍子に取れ、キャブレターも破壊されています。

マニホールドの根元のネジからもげていました。
手前のワイヤーはチョーク用ですが、それも潰されて機能しなくなっていました。

ステップもグニャっと。
カブ特有のシーソーペダルがあらぬ方向へ曲がってしまっております。
エンジンカバーにも相手の塗装がチラホラ…。

サイドカバーはおそらく転倒した際に割れたのかと。

フロントフォークには擦り傷が。
自家塗装しているので、下地が見えています。
…それだけの勢いがあったってことでしょうか、今思うとすごい…(汗)

ハンドル部分が形が変形していました。
よほど強い力で叩きつけられたのかと思います…。

右ハンドルは地面に叩きつけられたのか、レバーとウインカーが被害に。
レバーも根元から折れていました。

左右のウインカーは根元から折れてしまったので、プラスチックの部分が残っています。

正面から見るとペダルの上がり具合が分かりますね。

チェーンカバーも曲がってしまいました。

取れた部品など。

冒頭に書いたパワーフィルターカバー。
潰されて形が…。

もちろん中身も。
タワシみたいになっていますｗ

キャブレターの変換アダプター。
ネジがもげています。

フロントウインカー。
共に根元のプラスチック部から折れています。

割れたレッグシールド。
破片も全て警察の方や周りの方が集めてくれたそうです。

ミラーは一緒に取れてしまいました。

中にもフレーム各部に歪みがありました。
とりあえずキャブレター部分はネジも取れたので、今まで付けていた純正のφ14を仮に付けてみることに。
エンジンの始動確認です。

組み付けて、数回キックすると…。

ホロロロロロ…

聞き慣れたエンジン音が聞こえてきました。
吹け上がりもよく、特に異音もしません。

普通に走れるみたいです。

…ですが、チェンジペダルのシャフトがかなり曲がってしまっていました。
今のところは大丈夫ですが、将来的にどのような影響が出るのかは分かりません。

ハンマーである程度補正しても完全には戻りませんしね…。

とりあえず今日はここまで。
エンジンがかかったのですが、それ以外はかなりのダメージを受けていました。

ですが、後に病院で聞いた話ではカブが先にクルマに当たってくれたお陰で、身体への直接的なダメージは軽減されていたようです。
またレッグシールドが無かったらもっと膝とかやられていたのでは?とも思います。

ものすごく重大な事故にならなかったのもカブが犠牲になってくれたお陰なのかな、と思います。
少なくとも最初にカブが当たっていなかったら人間にはもっと被害が出ますしね。

警察が回収した部品の中にいくつか相手のバンパーらしきものがありましたしね。
割れなどを見ると相当強い力で衝突したことが分かります。

バイクが犠牲になってくれた
と言われましたが、まさにその通りだと思います。

衝突した後カブはそのまま対向車線に出たので、それがなかったら対向車は普通に走っていたのかもしれませんしね。
何だか最後まで体を張って守ってくれたのかなーなんて思います。

とりあえず身体も回復してきたので、次はカブをどうするか考えていこうと思います。
フレームはダメですが、エンジンは…と思ったのですがシャフトが不安です。

ちょろっと調べてみることにします。

おわり