【2014年】個人的お気に入り駅

お気に入りの駅舎

今日はクリスマスでした。

と、同時に一足早い仕事収めとなりました。前日のクリスマスイブは調子に乗って都内にバイクでイルミネーションを見に行ったので寝坊してしまいましたが、、何とか終えてきました。笑

いやはや、表参道のライトアップ、都会の夜景を久々に眺めてきました。
きらびやかでしたね~いろんな意味で。笑

さて、前回書いた通り12月も終わりに近付いていると言うことで、今年の訪問した駅舎ベスト10をまとめてみようと思います。
2013年編は北海道・中国地方へ遠征しましたが、今年は九州北陸への遠征がありました。また、夏前は南東北へ行くなど、色々と訪問できました。

旅先で訪れた個人的に雰囲気のよかった駅を勝手に順位付けしているだけなのですが、写真を整理していると行った先々の駅と思い出が蘇ってきます。

…去年に比べてさらにコアな感じになっていますので読む際はご注意を…(・・;)笑


第10位 えびの駅

大きな韓国岳に見守られている市の代表駅

JR九州 吉都線
開業年月日:1912年(大正1年)10月1日
島式ホーム1面2線

市の代表的な駅でありつつも、無人駅。
JR九州に多い、木造の駅舎が何とも味わい深いです。

えびの駅 1

後ろには巨大な韓国岳が見えるのですが、この日はあいにくの曇りでした。
ホームには待合室があるだけの簡素的な駅。ただ待合室は地元の人がきれいに管理しているようで、とても居心地のいい空間でした。

えびの駅 2

だだっ広い田んぼにちょこんと存在するえびの駅。天気が良かったらもっといいだろうなと。

えびの駅 3

訪問した時は運良く列車も登場。ワンマンカー!

えびの駅 4

手書きの行先表示にはびっくりしましたw
プレート作成までの応急処置?

えびの駅 5

大きな韓国岳をバックに見守られるように建つえびの駅は、地元の人にとって大切な駅でした。ちょうど来ていた電車に乗り込んでいた人たちを見てそう思いました^^

えびの駅 6

訪問日:2014年4月27日

第9位 道後温泉(どうごおんせん)駅

路面電車の終点にある道後温泉の玄関口

伊予鉄道城南線
開業年月日:1895年(明治28年)8月22日
相対式ホーム2面2線

その名の通り、温泉街の玄関駅として活躍する道後温泉駅。

道後温泉駅 1

雰囲気もどこか昭和の匂いを残したままの駅舎です。写真は少ないのですが、温泉街の雰囲気の良さに押されてランクイン。

道後温泉駅 2

路面電車とか渋すぎて困りますね~(謎)
利用客も多かったです。

道後温泉駅 3

有名人も愛していた道後温泉。その雰囲気を壊さない、小さな玄関口は良い昭和の雰囲気を残しています。

道後温泉駅 4

道後温泉駅 5

駅を出ればすぐに商店街。この日は次の日のお祭りに備えて忙しく準備していました。
この商店街を抜ければ有名な道後温泉です。

道後温泉駅 6

大きな温泉街にある小さな玄関口、道後温泉駅でした。

訪問日:2014年3月22日

第8位 会津越川(あいづこすがわ)駅

スノーシェッドを抜けた先の田んぼにひっそり存在する休止駅

JR東日本 只見線
開業年月日:1965年(昭和40年)2月1日
単式ホーム1面1線

未だに復興が進まない只見線の運休駅です。この雰囲気は同じ運休駅の中で一番グッときた駅です。

会津越川駅 1

別に何ら変わりない、普通の田んぼの中にある駅です。

会津越川駅 2

ちょうど梅雨の晴れ間、新緑がきれいな時期に訪れました。
駅前にあるのは小さな駐輪場のみ。

会津越川駅 3

待てども来ない列車。ただ不思議なことにホーム前は除草されていたのでした。

会津越川駅 4

会津越川駅 5

雪の重みで傾いてしまった踏切。何も手つかずのこの雰囲気。
今や休止駅ですがまた列車が来る日があれば、訪れたい駅です。きっとこの景色と似合うに違いないです^^

会津越川駅 6

小さな田んぼにある会津越川駅でした。

訪問日:2014年6月21日

第7位 西大山(にしおおやま)駅

開聞岳を見晴らすに絶好のJR最南端駅

JR九州 指宿枕崎線
開業年月日:1960年(昭和35年)3月22日
単式ホーム1面1線

GWの九州ツーリングで訪れたのはJR日本最南端の駅、西大山駅。

西大山駅 1

この西大山駅の一番のポイントはやっぱりこのホームから眺めることができる開聞岳です。この日は分厚い雲が上空に漂っていますが、それでもくっきりと見えます。
この開聞岳を眺めながらの待ち時間も楽しそうです^^

西大山駅 2

JR日本最南端…。

遠く横浜から来たもんだとしみじみしました。
東根室駅と同じく、大きな案内がある程度で何もありません。

同じく神奈川から来た人と、地元の人で話しているとちょうど運良く列車が!
日没前のいいタイミングでした。

西大山駅 3

割と停車時間が長かったので色々と撮影できました。駅前にある有名な黄色のポストと。

西大山駅 4

乗せる人もいなければ、降ろす人もいませんでした。数分だけ停車して開聞岳を目指して走っていきました。
ホームには手前に映っている屋根があるくらい。日本の端にある駅で一番景観がいい駅だと思います。(他は行ったことないですが…orz)

西大山駅 5

西大山駅 6

訪問日:2014年4月27日

第6位 市振(いちぶり)駅

北陸難所の手前に位置する木造の関所駅

JR西日本 北陸本線
開業年月日:1912年(大正1年)10月15日
島式ホーム1面2線

断崖絶壁の親不知の手前に市振駅はあります。これまた木造駅舎。

市振駅 1

入る前から分かる、何となく良い雰囲気。駅構内にある踏切もまた良し!

市振駅 2

見てきたのは、日本海。

市振駅 3

この日は天気も良く、遠くまで見渡せました。海の見える駅は飽きませんね。

市振駅 4

新潟方面は難所である親不知へ続きます。断崖絶壁のため、トンネルを経由していきます。
駅は厳しい冬に備えてちょうど工事中でした。

市振駅 5

市振駅 6

防波堤には釣りを楽しんでいる人々がいました。海まではちょっと遠いですが、それでも十分なこのロケーション。

市振駅 7

ちなみに北陸新幹線が開通にあたり、第3セクターになります。つまり今回の青春18きっぷが使えるが最期ということです。まだの方はお早めに…。

市振駅 8

訪問日:2014年9月29日

第5位 雨晴(あまはらし)駅

源義経がにわか雨が晴れることに由来する縁起のいい駅

JR西日本 氷見線
開業年月日:1912年(明治45年)4月5日
相対式ホーム2面2線

能登半島ツーリングで訪れた雨晴駅。

雨晴駅 1

ふとしたことがきっかけでこの駅を目指すために能登半島ツーリングが企画されたといっても過言ではありません。

読みは大当たり、静かな駅に波打ち際の音が心地良い駅でした。
駅舎から見るだけで向こうに海が広がっていると伝わってきました。

雨晴駅 2

奥に見えるのは奥のほそ道でも登場した女岩。この雨晴駅から見えます。

雨晴駅 3

ずっと居たくなるような場所でした。
かつては縁起がいい名前だったので、入場記念切符などがあったらしいですが今はもう取り扱っていませんでした。

雨晴駅 4

海が目の前に広がる!
という駅ではありませんが、ここはその波音を楽しめる駅のようです。

雨晴駅 5

雨晴駅 6

ここから眺める立山連邦の眺めは抜群に素晴らしいため、待合室には数多くの写真が飾られていました。

訪問日:2014年9月29日

第4位 湯平(ゆのひら)駅

温泉街から少し距離のある山間の小さな駅

JR九州 久大本線
開業年月日:1923年(大正12年)9月29日
相対式ホーム2面2線

山の中にひっそりと佇む湯平駅。近くには湯平温泉もあります。

湯平駅 1

山間にある駅らしく、回りは多くの緑に囲まれていました。大通りからも離れていて、とても静かな雰囲気。

湯平駅 2

寅さんの撮影舞台とし使われたらしく、駅舎には記念の写真などが飾られていました。

湯平駅 3

湯平駅 4

温泉街に一番近い駅なので、タクシーの案内などが充実していました。温泉街から離れているせいもありますが、本当に静かな、ゆっくりとできる駅でした。

湯平駅 5

ちょうど列車も。
緑に赤が映えますね^^

湯平駅 6

山間にある、小さな駅ですが魅力たくさんの湯平駅でした。

訪問日:2014年4月26日

-番外編-

ベスト3発表の前に番外編を。
今回は正直どれも強者で選ぶのにかなり苦労しました。惜しくもベスト10入りとはなりませんでしたが、いくつか紹介を。

・本名(ほんな)駅

民家に溶け込む運休駅

JR東日本 只見線
開業年月日:1965年(昭和40年)2月1日
単式ホーム1面1線

今休止中の只見線 本名駅。
駅らしくない?雰囲気で、民家の中にひっそりと存在しています。地元の人が気軽に使っていそうな駅です。

本名駅 1

ただこの駅は今は来ない列車をずっと待っています。
自然災害で流失してしまった鉄橋の影響で今だ復旧が進まず。このまま廃線されてしまうかもしれません。

本名駅 2

ただ誰かが手入れをしているような跡がありました。雑草が駅のホームには全く生えていなかったからです。

本名駅 3

本名駅 4

線路はうっそうと雑草が。。

本名駅 5

小さな、地元の人のための駅っていう感じがまたこの駅の良さだと。

本名駅 6

運休駅の中でひときわ民家に近い本名駅でした。

訪問日:2014年6月21日

・富戸(ふと)駅

降り立った先はどこか懐かしい景色の広がる駅

伊豆急行伊豆急行線
開業年月日:1961年(昭和36年)12月10日
単式ホーム1面1線

伊豆高原にある小さな富戸駅。

富戸駅 1

有名なゲームソフト、僕のなつやすみの舞台となった場所らしくどことなく懐かしい雰囲気でした。

富戸駅 2

無人ではなく、有人駅ですがこのちょこんと存在している感じが良いですね(^^)
この駅は高台にあるので、駅から少し下ると海が見えてきます。

富戸駅 3

待っていたらやって来たおどり子号。

富戸駅 4

駅前にある大きな木、おそらく春には桜が満開になるのでは?
その季節にもまた訪れたいと思わせてくれる駅でした。

富戸駅 5

訪問日:2014年11月15日

・上総中野(かずさなかの)駅

静かな景色に2路線が交わる交差駅

小湊鉄道 いすみ鉄道いすみ線
開業年月日:1928年(昭和3年)5月16日
単式ホーム1面1線

両鉄道が乗り入れる上総中野駅。

上総中野駅 1

こちらは渋い木造ではなく、ログハウス風な可愛い駅でした。

上総中野駅 2

2月に訪れたので、もう景色はすっからかん笑
ただこの素朴な感じが良さを引き立てます。

上総中野駅 3

駅の屋根や駅標もサビサビ。

上総中野駅 4

上総中野駅 5

駅舎の隣に竹?型のトイレが。何とも不釣合いな組み合わせでしたw

上総中野駅 6

訪問日:2014年2月1日

・ 宮ノ越(みやのこし)駅

山間の宿場にある木造駅舎が渋い駅

JR東海 中央本線
開業年月日:1910年(明治43年)11月25日
島式ホーム1面2線

焦げたような渋い木造駅舎、それが魅力的な宮ノ越駅。

宮ノ越駅 1

駅に入る前から木の匂いが招き入れてくれます。癒される(^^♪

宮ノ越駅 2

山の中にある駅なのですが、どこか惹かれます。駅ノートの設置人もずっといたくなる駅と書いていました。
その気持ちがよくわかります(^^)

宮ノ越駅 3

その駅ノートには旅人以外に地元の方々が多く書きこんでいました。この駅、地元の人に愛されているなぁとつくづく感じました。

宮ノ越駅 4

宮ノ越駅 5

訪問日:2014年9月27日

本題に戻って、いよいよベスト3に発表!

第3位 下灘(しもなだ)駅

一面に広がる海が待合室

JR四国 予讃線
開業年月日:1935年(昭和10年)6月9日
単式ホーム1面1線

電車好きなら説明不要な駅。

下灘駅 1

下灘駅 2

何度も青春18きっぷのポスターとして登場されている下灘駅は、本当に海が目の前に広がっていました。

下灘駅 3

あるのはこの簡素な屋根と海だけ。座ってみると本当に目の前に海が広がっていました。遠くに浮かぶ島々を眺めながら列車を待ちます。

下灘駅 4

この日はちょうど天気も良く、さらに瀬戸内海ブルー?の列車まで登場。看板と同化しちゃってますね笑

下灘駅 5

地元の人を乗せて愛媛方面へ走りさ去っていきました。

下灘駅 6

本当は真下に国道が走っているのですが、ホームの少し後ろから見るとそれが分からないです。
地元のおじさん曰く、この国道が開通する前はよくこの駅で釣りをしていたそうな。笑

下灘駅 7

この駅だったら列車を待っているのも楽しくなりそうです^^

訪問日:2014年3月22日

第2位 南由布(みなみゆふ)駅

由布岳のふもとにある温かみのある駅

JR九州 久大本線
開業年月日:1925年(大正14年)7月29日
相対式ホーム2面2線

広大な由布岳のふもとに存在する、南由布駅。

南由布駅 1

待合室が暖かい、そんな駅です。
きっと地元の人で持ち合ったであろう漫画などがたくさんありました。ちょっとした図書館のよう。

南由布駅 2

さらにホームに出てみるといい眺めでした。

南由布駅 3

由布岳が目の前に広がっているなら待合室で待っているのももったいない気がします。

南由布駅 4

南由布駅 5

そして運よく、こちらも列車登場。由布岳に負けない黄色い車両。

南由布駅 6

逆方面もちょうど来ていたので1度で2回分味わっちゃいました。笑

南由布駅 7

おそらくその先の湯布院に目が行くかと思いますが、その手前の南由布駅も素晴らしい駅でした。

訪問日:2014年5月1日

いよいよ1位です。
ここまで読んでいたら大体分かる方もいらっしゃるかと思います。

第1位 越中国分(えっちゅうこくぶ)駅

ホームの先に広がるは日本海

JR西日本 氷見線
開業年月日:1953年(昭和28年)7月1日
単式ホーム1面1線

そして、2014年の年間王者はJR西日本 氷見線の越中国分駅です。

越中国分駅 1

5位にも登場した雨晴駅の隣駅、こちらはかなりマイナーなようですが海が間近に迫るロケーション。雨晴方面から来ると左手に女岩と日本海を眺めつつ来れます。

越中国分駅 2

下灘駅も素敵な駅ですが、それ以上にパンチを食らいました。説明は個人的には不要な駅です笑

越中国分駅 3

やはりこのマイナーさが個人的にはグッときました(^^)

すぐ後ろは割と交通量のある道路なのですが、ホームにいるとそんなに気になりません。それほど素晴らしい駅だったのかもしれませんね^^

越中国分駅 4

越中国分駅 5

一直線に伸びるホーム。きれいな日本海を眺めながらゆっくりと列車を待つ。

越中国分駅 6

越中国分駅 7

雨晴の先に猛者がいるとは思いませんでした。
この素晴らしさはまたきっと訪れるのかなと。。

訪問日:2014年9月29日

勝手に駅舎ベスト10でした。

今年は海が見える駅が個人的なテーマとなっていたかもしれません。ランキングに結構入ってきています。

山間の静かな雰囲気も良いのですが、波音が聞こえる駅も魅力に溢れていました。

私は実際に列車ではなく、バイクやクルマで訪問しているので邪道なんですが、それでもふと旅先で出会う駅は足を止めていきたくなってしまいます。
何というか、その土地の雰囲気が凝縮された空間が駅なんだなーと勝手に思っています。それなので旅先ではよく駅に行きます。

皆さんのお気に入りの駅はありましたか?きっとこれは結構マニアックなので無いとは思いますが…w

今度は本当の列車旅をしたいなと考えつつも、来年もバイクやクルマで訪問するんだろうなぁ。。

次回がおそらく年内最後の更新になるかと思います。
最後の更新は毎年恒例の訪問先を振り返りの予定です。

2013年と比べてより一層旅ができたのかなと。

今年も色々な場所へ行けたので写真の選定が間に合わなかったらドンマイですが…(^^ゞ笑

おわり

コメント

  1. きゅー より:

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    おおおぉぉぉ!。どの駅も素晴らしい!。

    読んでいて、一位に来るのは下灘駅と思っていた私。
    越中国分駅を選んだのはSomeDayくんらしいよ♪。素朴さが良いんだろうね。

    下灘駅。
    来年は私も行ってみるよ!。
    とはいえ、鉄道BIG4が行ったことにより、ますます観光客が増えそうな気がします(汗)。

  2. SomeDay より:

    SECRET: 0
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    きゅーさん

    おはようございます^^

    どの駅も素晴らしく、今回は本当に苦労しました。
    下灘駅は前評判の通り瀬戸内海の景色が最高な絶景駅でした。天気のいい日は本当にゆっくりできますのでお勧めです。また来年も行ってみたいなぁと思います^^

    越中国分駅はかなりマイナーですが、こちらもおすすめです。
    列車に乗っていたら降りたくなるような、そんな駅かもしれません^^

    …しかし特集されてしまったとなるとますます人気が出てしまいそうですね…(^^ゞ汗

  3. おっちゃんライダー より:

    SECRET: 0
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    こんばんは~。
    駅巡り・・・イイですね~。
    来年は、おっちゃんも時間が有ったらやってみたいですなぁ。
    今年1年、お世話になりました。
    来年も宜しくお願い致します。
    風邪など引かれぬよう、良いお年を~。

  4. SomeDay より:

    SECRET: 0
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    おっちゃんライダーさん

    こんばんわ^^
    駅巡り…列車旅でないのですが、巡ってます…(^_^;)笑
    本来なら列車で訪問すべきなんですけどね、やっぱりバイクに乗りたくなってしまうので。。

    私は地図を見る際の目標…という名目で友達を巻き込んで立ち寄ることもあります。笑
    迷ったときは駅が便利です。…駅があればですが…苦笑

    今年1年、ありがとうございました^^
    こちらこそ来年もよろしくお願い致します(^^♪

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