何だかんだでかなり時間がかかっちゃいました(^^;
記憶が忘れる前に書いてしまいます。
三陸ツーリングも最終日の4日目となり、盛岡を出発してひたすら南下をする1日です。天気予報では下り模様、雨に濡れずに帰れるか。
思い返せばこれも2015年の東北ツーリングと全く同じようなシチュエーションだったりします。
前回の記事はコチラ↓
目次
8月15日(水) 盛岡~平泉~石巻~相馬~横浜
前日楽しい夜を過ごしてお酒もほどよく飲んだのですが、しっかりと目が覚めることに成功。仕事の日じゃ考えられない目覚めよう。笑
部屋で昨夜購入したコンビニのパンを頬張って出発準備に取り掛かります。
盛岡市内を通る国道4号線を使って下道で南下していきます。高速を使えばあっという間に神奈川に帰れるんでしょうけど、せっかくなので行けるところまで下道を走ります。
面白いスポットは下道にあるのです(持論)。
‐国道4号線‐
出発してまずは給油。わずかですが、東北にお金を落としていきます。
国道を走るクルマの数はそれほど多くなく、快適に走行していたらたまたま信号待ちで同じになった岐阜ナンバーのCRF乗りの方と途中まで(勝手に)並走する形になりました。
お互い同じペースなので、事あるごとに信号で並び、また再びスタートという具合で国道4号線を走り抜けます。
特に約束をしているわけではないのですが、それとなくペースが一緒なので楽しいです。
ライダーあるあるの一つかもしれません。
結構走ってきたので、コンビニで一休み。
気温も上がってきましたが、東北方面はカラっとしていて過ごしやすい。…と思っていたのですが、そうでもなかったです。普通に暑い(^^;
これから熱帯夜の厳しい関東に戻るとなるとゲンナリしちゃいます。
・道の駅 平泉
続いて道の駅 平泉で一休み。世界遺産がある場所として有名な平泉は、夏休みと言うことで多くの観光客で賑わっていました。外人さんもボチボチ見かけました。
ここでは休憩と記念切符を購入。先はまだまだ長い、気合を入れ直して走りだします。
いよいよ宮城県に突入です。同じく2015年にもここで写真撮りました。こうやって写真を見ると、後ろのプロミスが宮城県に語りかけているように見える。
…特に意味はないんですけどね(^^;
当然ですが、反対側は岩手県です。
今回の旅では国道6号線から一本外れてみることにしました。
-県道4号線(中田栗駒線)-
それは、2012年の初北海道ツーリングの際にアクセルワイヤーが切れて一度出たインターです。笑
・若柳金成(わかやなぎかんなり)IC
忘れもしないICです。笑
下りた先にガソリンスタンドがあって、そこで場所を借りて急いでワイヤー修理をした場所でもあります。そのガソリンスタンドは当時と変わらない場所にありました。
ここですごい焦ったけど、戻しのワイヤーを付け替えて何とかフェリーに滑り込んだなぁ。店員さんは工具とか必要なものがあれば言ってくださいねって声を掛けてくれました。
心細かったのでとても心強かったのを今でも覚えています。
当時は周りを見ている余裕なんてなかったですが、今じっくり見てみると田園風景がどこまでも続く気持ちのいい場所でした。
IC出口にはこのガソリンスタンド以外は特になく、本当に静かな場所にあります。
青森方面へ続く東北道。この辺りは周りの景色も田園風景に変わり、岩手山を眺めながら走れるので好きな区間でもあります。
もうあのトラブルから6年経ったんだなぁと時間の流れを感じます。
同じバイクでこのICを訪ねるとは、自分でも思ってもいませんでした。
そのままひた走り、またもやロボコンに遭遇!
今度は0点でした。
この県道4号線沿いには石ノ森章太郎ふるさと記念館なるものがあり、近辺には石巻の駅前で見た像をチラホラ見ることができます。ロボコンとまた会うとは、地味に嬉しい。
ゴールまでまだまだだけど、頑張れよってエールを送られ、再び走りだします。今度時間があればミュージアムにも立ち寄りたいです。
-県道202号線(東和登米線)-
ここからは北上川と並走しながら南下していきます。交通量もそこまでなく、北上川を眺めながら走ることができるこの道は信号がなく距離を稼げます。
電線も無いので爽快感があります。
右手に北上川、左手に田園風景を眺めながら石巻へ続きます。
-国道342号線-
途中から国道に切り替わり、石巻へ。さらにこの旅でお世話になった国道45号線へと切り替わっていきます。
川を眺めて少しだけ涼みつつ、お昼を取る場所を探すことにしました。
ツーリングマップルを確認してみると近くに道の駅を発見。ここでお昼を食べることにします。
・道の駅 上品の郷
地元の直売所になっている道の駅で、賑わいをみせていました。
ここで頼んだのは、冷やしサバだしラーメン。名前からすごいですが、めちゃくちゃ美味しかったです。
サバのだしと冷やしラーメンがいい具合に混ざりあい、さっぱりした味付けになっていました。最後に美味しいご当地グルメ?を食べれたところで、これからの移動に備えてパッキングを再度確認。
ここからは行きも使った、三陸自動車道に乗って市街地をワープしていきます。
今回立ち寄れなかった松島はまたの機会に。
・矢本PA
食後で眠気対策としてコーヒーを注入。
雨にこそ降られていませんが、ドロ汚れが結構あります。帰ったら洗車、注油だなぁ。
しかし本当に雨は降るのかな?と疑いたくなるような晴れ具合。
ただ後で知りましたが、この日の東北地方は豪雨になったので滞在しなくて正解でした。
仙台空港を過ぎたところで、再び下道へスイッチ。
亘理ICで降りてからは並走する県道38号線へ。
-県道38号線(相馬亘理線)-
津波の影響を大きく受けた道の一つで、辺りには何もなかったです。
かつては国道6号線の抜け道として機能していたらしいですが、道路看板から全てが流されてしまったため、何もありません。
何もない土地と、道だけが残っていました。
かつてここに何があったかは、分からかったです。
太平洋側には新しく防波堤が作られていました。
県境付近には通行止めの看板があり、その先には行けませんでした。
展望台があり、そこには海岸で水遊びをする家族の姿も見られました。新しい防波堤も所々完成しているので、遊ぶ人、釣りをする人がいました。
きれいな太平洋。
右手に見えるのは原子力発電所です。最近はすっかりニュースに出ることもなくなってきましたが、まだ中では廃炉に向けて作業をしています。
走れるところまで行きます。
南相馬を過ぎてから二輪は高速道路へとの指示があり、浪江ICから常磐道に乗ることになります。これは2015年と同じで、まだ解除されていないようです。
浪江からは対面1車線の常磐道を走っていきます。現在片側2車線化の工事も進められており、工事区間を何度も見かけました。
・ならはPA
お盆の帰省渋滞で常磐道は所々渋滞をしているようです。様子を見ながら、疲れもあるので休憩を挟みながら走り続けます。
行きもよったならはPAで一休み。
ここで都内にお住まいのSさんとしばらく談笑。お互い短い休みの中で走ったことや北海道のこと、色々お話しました。
方面も同じなので、しばらくご一緒させていただくことに。
都内へと近付くにつれて、渋滞も段々と長くなっていきます。
中郷SAで様子見をしていましたが、渋滞も減りそうにない…。どうやらこのまま渋滞に突っ込むor下道を走るでは同じくらいの時間だそうです。
疲れもあるので渋滞でノロノロ行くのは疲れそうなので私は下道を選択。Sさんはこのまま高速を走ることに。
お互い会えたら先友部SAで会いましょうと交わして出発。
私はすぐ先のICである高萩ICから降りて国道6号線へ。これも2015年と同じです。笑
そのまま下道を走り、バッテリーが突然死んだ場所を横目に南下していきます。
国道と並走する日立南太田ICから再び常磐道に合流し、友部SAを目指します。
結果はSさんのが早く到着していました。
渋滞はトンネル区間が終わればスムーズに流れていたそうです。こうして社会実験は終わりました。笑
Sさんとご一緒して本日の夜ご飯を友部SAで食べることにしました。パスタを食べて、最後のひと踏ん張り。
最後は眠気と戦いつつ、友部を出発してからすぐの守谷SAで一休み。笑
無理は禁物です。同じくSさんもお休みしていたので、また会いましたね談笑。お互い体力も限界に近付きつつあるようでしたが、一人じゃないと分かると自然と元気が出てきます。
ここでオロナミンDをご馳走になり、もうひと踏ん張り。
最後は都内を抜けて湾岸線を経由して、この日は実家がある横浜へ日付を少し過ぎた時間にゴール。茅ヶ崎に帰るのは次の日にすることにしました。笑
これにて三陸ツーリングが完結です。
以前行けなかった三陸地方を中心に走った4日間は、どの日も想い出深い旅となりました。
東北の人の優しさ、暖かさを感じた今回の旅では、力強く復興に向かって歩み続けている姿を感じることができました。
三陸の景色はどれも美しく、食べ物は美味しく、また訪れたいと思わせてくれます。周り切れなかったところ、食べれなかったもの、まだまだたくさんあります。
次いつ訪れるか分かりませんが、それまでの楽しみに取っておこうと思います。
時間がかかっちゃいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
走行距離:441km
平均燃費:33.3km/l
総走行距離:1,545km
総平均燃費:33.3km/l
おわり
コメント