第43回 東京モーターショー -特装車編-

外車の次は、特装車です。
派手な乗用車に負けじと、私たちの生活を支えてくれる特装車もなかなか熱いです。

普段何気なく見かける特装車が集まるのも、このモーターショーの楽しみの一つです。

■日野自動車

まずは日野自動車。人目をひく大きなダンプカーが入口にいました。
これがかなりでかいです。手前の人と比べると分かるかと思います。。

レース車両も展示されていました。これが大砂漠を爆走するんですよね。。考えるだけもダイナミックです。

スキー･スノボー旅行や就学旅行等でよくお世話になる大型バス。

■いすゞ自動車

いすゞのトラック～♪のCMで有名ないすゞ。こちらも協力ラインナップで展示していました。

トラックのエンジンって改めて見る機会がないですが、今回はじっくりと見れました。
これが昔で…

新しくなるとこーなります。

いすゞの代表的なトラック、エルフのエンジンはここからスタートしたんですね。

■三菱ふそう

こちらも昔のトラックを展示していました。
丸みを帯びたボディーが何とも言えません。高速有鉛の世界です。

■UD TRUCK

一際でかいトレーラーを展示してたUD TRUCK。
ここまででかいのばっかり見ていると乗用車のインパクトが薄れてきます笑

少し外に行きます。
屋外展示場には他の特装車が展示されていました。

■回転式塵芥車(じんかいしゃ)

まずは街の中の風景、ゴミ収集車。
正式にはこう書きますが、よく言われる言い方はゴミ収集車。これも改めて見る機会もないので、ここでまじまじと見学。このゴミを入れる場所が上がるところなんてあんまり見れないと思います。

■電動式塵芥収集車

こちらも同じくゴミ収集車ですが、こちらはなんと電動式です。
なので騒音問題のある団地などでも活躍できます。

■キャリア フルトレーラー

新車を運ぶためのトレーラーです。夜遅くやディーラーの前でよく積み下ろしをしているのを見ます。全部で8台のクルマを運ぶことができます。

■国際海上コンテナ

コンテナ?
と思った方もいるかと思いますが、こちらはそのままトレーラーに載せることが可能なコンテナです。
さらに左右が羽のように大きく開いて荷物の搬入をしやすくしているスグレモノです。
コンテナもただ荷物を入れるのではなく、荷物をいかに運びやすくしているか進化しているんですね。

■積荷運搬装置付運搬車

一見普通のトラックに見えますが、実は変わっているのは中身です。

下の荷台が可動式になっているので、自動で荷物を奥まで入れることが可能です。人手が足りないときや荷物が重い時に活躍しそうです。

■機密文書 出張溶解車

読んで字のごとく、出張先で機密文書を粉砕する特装車です。
これは私は初めて見ました。ダンボールに入れたままでもう跡形もなく粉砕してしまいます。15kgの箱詰め文書が約4分で溶解処理済みのパルプ原料となるのだから驚きです。。

■高容積ダンプレミトレーラ

こちらは先ほど日野自動車でも展示されていたダンプセミトレーラです。
ものすごい迫力で上まで上がっていきました。

■食品用移動販売車

街中や商店街で見かける屋台式の特装車です。これにも色々なタイプがあるらしく、過疎化が進む場所では貴重な存在となっています。
こーやって空荷の状態で見ることはないので、何だか新鮮です。

■1台積車両運搬車

乗用車まるごと一台持ち上げてくれる運搬車です。中古車屋さんでクルマを運ぶ際によく見かけます。

■ROSE MOTIVE

こちらはコンセプトモデル。
中に展示されているのはバラです。全面が光を取り入れるような形状となっており、まさに動く植物園状態。

■中型冷蔵ウイング

これもよく見る冷蔵トラックです。コンビニに搬入時などによく見られます。
LED室内灯にアルミフロアなど豪華な装備。

■超軽量ウイングトレーラ

先ほどのでかいver。これは高速道路や港でよくみる大型タイプです。
鳥の羽(ウイング)のように開くことからこの名前が名付けられています。

■集中コンテナロック装置付きコンテナトレーラ

運転席にあるスイッチ操作だけでコンテナをロックできるすぐれものです。
港湾ヤードなど乗降りできない場所でも安全にコンテナにロックをかけることができるそうです。

最後にレトロな看板で締めます。
キャンター。

といった具合の特装車編でした。
街中で必ずと言っていい程見かける特装車。こうやってまじまじ見ることもないので実は乗用車よりも面白かったかもしれません。

…さて、最後はおまけ編に続きます。

つづく