立て続けのアウトドアワゴンネタです。
というのも、せっかく洗濯してきれいになったのだから、その状態でレビューでも…という流れです。
購入してからちょうど1年。主に夏以外の週末の公園に行く際に活躍しているこのアウトドアワゴン。出番で数えると大体月に2回程でしょうか。
そんな中で気付いたことや気になる点をまとめてみます。
容量
容量は106Lと一般的なアウトドアワゴンと変わりありません。この容量で不便に思ったことはないので必要十分だと思います。
ただ、泊まりでのテント等を積載はしていません。あくまでポップアップテントやアウトドアチェアといった公園に出かける際の備品を積載する上での話です。
やはりアウトドアワゴンの一番の良いところは、荷物をガンガン入れておけるところ、それだと思います。
写真のように適当に入れても取っ手さえ引けば移動できるので、荷物が多くなった時ほど便利だと感じます。
転がりやすいボールとか特にそう感じます。笑
カバー
前回の記事でも紹介した通り、このアウトドアワゴンはカバーが外せて洗えます(2020年1月以降の仕様より)。
これは自分的にはかなり購入時に惹かれたポイントでもあります。四隅のベルクロとマジックテープを剥がせば簡単に取り外しができます。
しかし簡単に取り外せるが故にちょっと困った点がいくつかありました。
・四隅のベルクロ
以前のモデルではカバーの四隅がリベットで固定されていたのですが、途中のモデルチェンジによってカバーの四隅がベルクロ固定に変更となりました。
この変更に伴い、四隅は固定されなくなっています。通常だと四隅にがっちり固定されていますが、
使用していると写真のようにずれてしまうことがよくあります。直すにはベルクロを緩めて付け直す工程が必要となりますが、少々面倒です。まぁ気にならないと言えば気にならない点かもしれませんが、気になる人は要注意かもしれません。
ひどいとこんな感じになってきます。ちょっと嫌だったりします。笑
洗濯した際の記事はコチラです↓
タイヤ
人目を惹くこの大型タイヤ、その見た目の通り走破性は抜群です。中央にゴムベルトが巻かれているため、地面をしっかりグリップしてくれます。
材料はプラスチックで、中は真空となっています。
こちらはリアタイヤ。フロントタイヤと違って直進方向にのみ固定されています。四輪とも特に不具合は生じていません。
この大型タイヤ、走破性は文句ありません。ですが、この大型ゆえに収納場所を取ります。参考ですが、積載量が微量なFIAT500Cでもトランクルームに収納は可能です。笑
・走行音
気になる点としては、走行音が大きいところも上げておきます。
これは真空のプラスチックによるタイヤということで、オンロード(舗装路)を走行中はカラカラカラと音がします。ラバー(ゴム)が巻かれているとはいえ、中央部だけなのでそこまで走行音を抑えることはできません。
その点、ラバータイヤは走行音を抑えることができるので、マンションや早朝に使用する際は注意が必要になりそうです。
・ロック機構
このアウトドアワゴン、タイヤにロック機構が備わっていません。同じくアウトドアワゴンのパイオニア的な存在のColeman(コールマン)にはロック機構が備わっています。
坂の上や不安定な場所に停車する際は、このロック機構が結構重要だったりします。
ロック機構がないですが、変わりにタイヤを90度曲げることでロックとして機能させることはできます。ここは好みが分かれるところではありますが、大径タイヤを装備しているアウトドアワゴンではロック機構が付いている機種は見なかった気がします。
進行方向に90度タイヤを回転させてあげれば止まります。もちろん完璧ではないので注意は必要です。
ハンドル
ハンドルはリングタイプになっています。こちらもコールマンで採用しているT型と違って操作がしやすいです。
完全に好みになるとは思いますが、重い荷物を運ぶ際に力がかかる部分でもあるので、ハンドルの形状は重要だと思います。
私はリングタイプにして正解でした。
クルマ(FIAT500C)への収納状態
結構タイヤがでかいので積載が気になると思います。
そこで、極小トランクスペースを持つ我が家のFIAT500Cに入れるとこんな感じになります。FIAT500乗りの方は必見です。笑
アウトドアワゴンを収納して奥にはポップアップテント、テーブル、そしてマット。手前にはストライダー(フロントタイヤ取り外し状態)が入ります。まだ少しだけスペースもあります。どれだけコンパクトなのかご理解いただけたかと思います。
ご覧の通り、このままではテントやシュラフ、銀マットと宿泊キャンプに必要なものは収納できないので何かしら考えないといけないですが…笑
まとめ
とまぁ、1年使用してみての感想でした。
アウトドアワゴンを選ぶ際に気になるのは、下記の3点かなと個人的に思います。
- タイヤの大きさ
- カバーの取り外し可否
- 取っ手の形状
タイヤの大きさについてはどこを走ることが多いかで判断すると決めやすいと思います。
オフロードのような不整地(特に砂浜)を多く走る場合は大径タイヤが有利ですし、小径タイヤはラバーが巻かれていることが多いので走行音が静かです。特にオンロード走行ではその真価を発揮すると思います。
カバーの取り外し可否については、定期的にメンテナンスすることが苦にならない方は外せるほうがいいと思います。
外で使うものなので、毎回汚れてきますので洗えて困ることは少ないと思います。
最後にハンドルの形状。
ハンドルはアウトドアワゴンを押したり引いたりする上で一番触れる部分なので、形状によって取り扱いに影響してきます。T型タイプは重い荷物を引く際に手が痛いと聞いたことがあります。リングタイプはそれがない分、スペースを取ります。
世の中にはたくさんのアウトドアワゴンがあり、その中から選ぶだけで大変でした。笑
それではこの辺で。
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おわり
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