50ccの一種原動機付自転車に舞い戻った我がカブ号。
それからはすこぶる調子も良く、今までの不調が嘘のようです。もちろん始動は一発ですし、エンジンストールすることも皆無。
ガス臭さも軽減というかほぼ感じない状態です。
やはり純正は強い…
しかし乗っていてちょいちょい気になる点が出てきたため、タイトルの通り少し変更を加えます。
まずはギア比の問題。
実はボアダウンに伴ってフロントとリアスプロケットを交換しているのですが、ドリブンスプロケットは純正の13丁からさらに低い12丁が装着されています。
これは手元に13丁のスプロケットがなかったため、代わりにモンキーの純正である12丁を装着しています。
元々純正のカブ50ではフロント13丁、リア40丁となっています。
そのため、今のギア比はトルクよりとなっています(2次減速比3.33)。
加速重視になっているため、ストップ&ゴーが多い市街地では乗りやすいのですが、ちょっとした幹線道路になるとすぐに吹け上がってしまうため乗りにくい。
そこで自宅にあるスプロケットを組み合わせてもう少し高速よりに変更してみることにします。
チェーンを外して交換。
センタースタンドを木材の台に載せるとリアタイヤが外しやすくなるので交換が楽になります。
交換です。
純正比である40丁を取り外していきます。
スプロケットの比較。
左が40丁、右が34丁。
何故いきなり34丁かって?元々使っていたのがあったからです。笑
多分トルクが無くなって乗りにくくなるんだろうなっていうおおよその予想はつきますが、どれくらいなのかを実感するために交換して試してみます(2次減速比2.83)。
よく見るとSRX250でお世話になっているJTスプロケット製でした。
交換です。
チェーンのコマ数が減るため、1コマ外す必要があります。
チェーンカッターを使って外しました。
完成!
残りはチェーンを調整し、カバーを戻して完了です。
早速乗ってみたところ、やはり予想通りギア比が高くなったため出だしが悪くなりました。
トルクよりの乗り心地に慣れていたことあって、余計感じたのだと思います。
しかし一度速度が出てしまってからはエンジンの回転数を抑えれた上で巡行できるので、幹線道路や流れがある程度ある道路では乗りやすさが向上しました。
実際に燃費を計測してみたところ、以下の表となりました。
減速比 | 燃費 |
変更前(2次減速比3.33)フロント12丁 リア40丁 | 29.9km/L |
変更後(2次減速比2.83)フロント12丁 リア34丁 | 43.6km/L |
自宅から最寄り駅までは幹線道路を経由するため、燃費としては46%向上となりました。
ただ加速までのもたつきや坂を登る際のギア比(2速で登り切るしかない)といった観点からもう少しトルクよりにしたギア比がベストかなというところです。
調べてみると、現実的にはフロントを14丁、リアを40丁(2次減速比2.86)が50ccのカブでは最適解となりそうです。
フロントスプロケットだけ購入してまた様子を見ることにします。
おわり
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