カブのパンクネタついでに小ネタです。
通勤快速カブ号がパンクしている間、バイク通勤の私はどうしていたのか?SRXで通勤?
…タイトルの通り、実は代役がいました。
その代役とは…こちらのカブです。
本ブログ初登場、カブ90DXです。
ポジションライト搭載の1987年式、規制前でパワフルなエンジンを搭載のスーパーカブ90DX(以下青カブ)です。
実はこの青カブ、会社の同期であるDくんの祖母の家で長らく眠っていた車両です。たまたま同期のDくんと話をしていたらカブの話になり、乗らないので引き取ってきたのでした。引き取ってレストアしたら(作業はほぼ親父がやりました)、Dくんが再び乗りたいと言うので、修理費と交換に彼の元で走り出すこととなりました。
その後、Dくんはクルマのサーキット走行にハマることとなり、カブを乗らなくなってしまったので再びうちで引き取ることとなりました。それから3年くらい実家で過ごしていたのですが、我が家でも機会がなくなって手放すことをDくんに伝えたところ、彼の父親が乗ることになりました。
この青カブ、元々の所有者はDくんの父でした。
引き渡しの為にメンテナンスを施し、引き渡しを待つ間我が家に待機していたのがこの青カブで、ちょうどパンクしてしまったので白羽の矢が立ったのでした。偶然というか、タイミングが良いというか、青カブに代役を引き受けてもらうことにしたというのが今回の話の流れ。もしかしたらパンクすることを予想していたのかもしれません。。
さて、青カブは90DXという名前の通り、排気量は85ccの横型エンジンを乗せたカブです。走りにも大分余裕があります。
私のカブ号はピストンとエンジンヘッド交換によるボアアップの88ccですが、走りとしてはどうしても高速域は頑張ってる感が出てしまいます。
対して青カブは余裕の走りで、トルクもあります。3速からの加速も余裕でこなせて、本来の排気量の違いというやつなんだろうなと思います。多分50ccカブエンジンでボアアップで最適なのは75ccくらいかもしれません。そんな青カブがしばらく代役を引き受けていた時の燃費は、50km/l以上は余裕で走っていました。
カブ号のチューブ交換作業に中々着手できないこともあり、ちょっと長い間代役を引き受けてもらいました。
長らく海の近くの家に放置されていたとのことで、ホイールには頑固なサビがかなりありました(当初はもっとすごかった)。
エンジンはすこぶる好調です。キック一発、クラッチを交換したので少々重いくらいです。
青カブに装着していたマフラーへの錆が酷く、レストアの際に交換しています。見た目は純正ですが、韓国製の純正チックなマフラーです。
性能は申し分なく、小刻みなトトトトト…という単気筒の気持ちいいサウンドが響きます。これぞ新聞配達のカブが奏でる朝の音ってやつです。
ビジネスブルーと言われる、カブの青色も長年の錆等で良い雰囲気を出しています。
代役の期間は特に不満なく、私を会社まで運んでくれました。
もし手元に余裕があるなら残しておきたいですが、カブ号があるし、3台体制になってしまったらどれも乗らなくなってしまいそうなのと、やはり走るために生まれてきたのだから、その役目を全うできる場所にいるのがバイクにとっても良いことなのかなと思います。
元オーナーと一緒に、また元気よく活躍してくれるでしょう。最後にカブ2台で。
ということで、代役の話でした。ありがとう、青カブ!
…と言っても、すぐに会える場所にいるのですが。笑
やっぱり90ccも良いですが、個人的に次欲しいカブは?と聞かれたら、迷わずタイカブのWave125と答えると思います。インジェクション、自動遠心クラッチ4速、加えてカブシリーズではメットインが付いているのでとても魅力的です。デザインもアジアンチックなレーシーな感じがたまらないですね。
多分ほとんどの人と被らないでしょうしね。書いていたらWave125がめちゃくちゃ欲しくなってきました。ただ定価で30万近くします。中古もほとんど出回っていないですし、これからもあまり出回らないでしょう。
でも125ccを買ってしまったらほとんどこれで用が足りてしまうんだろうなぁと、いらない心配をする日々です。笑
おわり
コメント