アメリカで過ごす週末も、今回で最後となります。
最後は滞在しているここテネシー州で名産のジャックダニエル(Jack Daniel’s)蒸留所へ行ってきました。
一度は名前だけでも聞いたことがある人が多いかと思います。ウイスキー前日ナッシュビルのライブハウスに深夜2時近くまでいたので、この日のスタートはいつもより遅いです。笑
天気も微妙な中、蒸留所を目指して走らせます。写真は途中にあった中古屋さんです。こっちでキューブを初めて見かけました。
宿泊しているマーフリーズボロから走らせること約1時間、到着です。
・ジャックダニエル(Jack Daniel’s)蒸留所
このロゴ、見たことある人もいるのでは?
私自身も飲んだことはなくても、どっかで見たことあるなーって感じでした。
日曜かつ天気もイマイチなこともあって、観光客はまばら。子ども向けの施設じゃないってのも関係しているんでしょうかね?
入るとジャックダニエルおじさんが出迎えてくれます。この人がジャックダニエルさんか。外に人はほとんどいませんでしたが、エントランスホールには結構人がいました。
エントランスホールにはウイスキーを作るための道具が展示されています。ここを見るだけなら無料です。見学コースに行くとなると、料金が発生する仕組みです。
でもせっかく来たのなら、ガイドに案内してもらいましょうってことで受け付けへ。11時くらいのコースを申し込みました。
MELLOWING…熟しているという意味だそうです。蒸留しているという意味でしょうかね?
昔はこんな感じに作ってましたという説明。今は機械でやってます、的なことが書いてあるんだと思います。
MATURATION…円熟期。つまり、もう飲める状態ですよ?みたいな感じでしょうかね。
エントランスホールをウロウロしていたら、見学の時間となりました。テクテクと歩いて工場内を回り、最後にジャックダニエルのウイスキーを試飲できるツアーです。ゾロゾロとエントランスにいたお客さんが集まってきます。総勢20人弱はいたかもしれません。
出発前に全員で集合写真を撮影、さらにグループで写真撮影、最後に出口で発売してるから買っていってねと入念な商売活動。隙が無い…笑
工場には始めバスで向かいます。揺られること3分くらい。
気さくなちょっと太目なアメリカ人が案内を開始しました。ペラペラ~って面白いだろ?HAHAHAってな感じでガイドは進んでいきます。難しい(-_-;)笑
展示されていたのは昔使っていた消防車…?
ここでもおじさんが面白そうに喋っていたのですが、全く分からないというね…(^^;
こちらにもジャックダニエルさん。右手には洞窟があって、きれいそうな水が湧き出ていました。多分この水を使っているんだろうな。
ジャックダニエルはこのきれいな自然環境から出来てるだということでしょう。
工場へ向かって行きます。
蒸留所に入ります。この辺りからウイスキーの匂いがします。
トラックがここに出入りするのでしょう。原材料であるトウモロコシがたくさん落ちていました。
外でも匂っていたウイスキーですが、蒸留所の中ではさらにすごかったです。飲んでいなくても酔いそうです。途中おじさんが蒸留しているフタをバタバタしてくれるのですが、弱い人はこれだけで酔いそうなくらい強烈でした。
普段飲まないから余計そう感じるのかも。
見学は保管庫も含まれています。写真正面に写っているのが保管庫です。
ここには樽に詰められたジャックダニエルが保管され、熟成されています。そしてある程度の熟成期間が終わったところで出荷され、市場に出回ります。
この時間と湿度が大切なんです。って言ってた気がします。
最後は冒頭にも書いた、ウイスキーの試飲タイムです。ですが、試飲のちょっとした量でも結構きますね。ちょろっと舐めた程度で自分はお腹いっぱいでした。
程よく楽しんだところで見学ツアーはおしまい。ウイスキーは強すぎてイマイチ楽しめないかも…(^^;
それとも自分がその域に達していないのか…。
見学後はお土産を買うため、プラプラと。前日に寄ったムーン・パイはここでも売ってました。
お土産屋さんの中には懐かしのジュークボックスも発見。
今日のお昼ご飯はタコベルに行きました。こういったアメリカンフードともあとちょっとでお別れです。
最後はちょっとアメリカの道を堪能するために寄り道。
午前中は天気がイマイチでしたが、午後になって晴れてきました。雲こそ厚いですが。
そして、最後に広大なアメリカの景色を堪能します。
どこまでも続くような道…を表現したかったのですが、難しい。
北海道にあるジェットコースターの道みたいのを探したのですが、良い場所が見当たりませんでした。
帰り道、踏切を通りました。広大なアメリカの大地を走る電車を撮りたかったのですが…残念ながら通過せず。
国道82号線と269号線の標識。止まれが赤なのは万国共通のようです。
最後にアメリカらしい?消火栓。なんだかユーモアさを感じる消火栓です。
ジャックダニエル蒸留所でした。
ウイスキー好きなら一度は足を運びたい場所かなと思います。私は特にウイスキー好きではないのですが、工場見学はかなり面白かったです(もちろん英語のツアーしかないのですが…笑)。
アメリカで過ごす最後の週末でした。
つづく
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