とある日、
洗車でもしようかなと思い、ふとクルマのところへ行くと…
あれ、シェードのところになんかある?
…
こ、これは…ルームミラーだ。。
落ちちゃってます。
これってこんな簡単に落ちるもんなの…?(-_-;)
ってなことを考えましたが、とりあえず落ちてしまった事実を受け入れなければならないので…くっつける方法を考えます。
205のルームミラーはフロントガラスと接着剤でくっつけられていて、それが取れてしまっていました。
おそらく新車の頃からずっと着いていたのですから…まぁ20年以上持てば十分ってところでしょうか。それと社外のルームミラーを取り付けたりして負荷がかかっていたのも一因からもしれません。
外れてしまったルームミラーを分解します。
写真に写っている黒い面がガラスとくっついていました。
さらに分解。
プラスチックのカバーと鉄のブラケット、そしてルームミラーで構成されています。以前、納入されたときはこのプラスチックカバーが破損していたので、国内に残る最後の1部品を注文したこともありました。笑
もう無いと分かっているので、丁寧に外していきます。
鉄のブラケットには、さらに両面テープみたいのようなのがくっついていました。おそらく接着剤用?でしょうかね。
新しく接着剤を塗るので、これも剥がしてしまいます。
剥がしました。結構強力にくっついていて大変でした(^^;
この際だから普段やれないことをやっていきます。ルームミラー本体は常に直射日光を浴び続けているので、色褪せが進んでいました。
旧車乗りにはお馴染みのアーマーオールを吹きかけて、しばらく放置。
ふき取りました。プラスチック本来の色が復活しました。ついでに光沢も。
これだけで見栄えが大分よく見えます。
ちなみに社外のミラーを取り付けていた理由はコレです。なんだか黒いシミみたいになっていたんですよね…。
よーく見ましたが、原因は不明でした。
ルームミラー本体の掃除はこの辺で。
その間に注文していた接着剤が届きました。
商品購入
Permatex(パーマテックス)ルームミラー接着剤 PTX81844 0.9ml
海外製品ですが、調べてみるとこの業界ではかなり知られた存在らしいので即決でした。
瞬間接着剤でいけるかな?と思っていましたが、ちゃんと専用品でやらないと最悪ガラスが割れてしまうことがあるらしいです。
海外製品なので説明は英語だけなんですが、丁寧に日本語の説明書きのシールが貼られています。図付きなので分かりやすくて助かります。
一回使い切りなので、しっかりとイメージトレーニングをしてから取り掛かります。
調べても詳細に書いている人をあまり見かけなかったので、ちょっと細かくいきます。笑
鉄ブラケットが取り付けられていた箇所をきれいにします。自分はパーツクリーナーで汚れを落としました。
硬化促進剤の塗り付け
ウエットティッシュのように薬剤がしみ込まれているティッシュを開けます。これをガラスと鉄ブラケットの両方に塗りたくっていきます。
ガラス面にしっかりと。色が付くわけじゃないので、分かりにくい。。
もちろん鉄ブラケットにも同様に。
主剤塗り付け
塗りたくって15分ほど乾燥させたら、今度は液体を開けます。
これは鉄ブラケットに塗るだけです。この2液が反応しあって、ガラスにくっつくみたいですね。
気分的には食パンにはちみつをかける感覚といったところでしょうか。デローっと。
ベースへ貼り付け
終わったら貼り付けるだけです。
場所が分かりにくかったらマジックでマーキングするのもアリだと思います。自分は大体の位置を把握しているので、特にマーキングしませんでした。
ちなみに、この組み合わせはすぐにくっついてしまいます。貼ってから動かすのは結構難しいと思うので、一発勝負です。
吸いつけられるようにビターっとくっついちゃいました。
接着直後でも取れなさそうな感じです。
説明書通り15分乾燥させます。自分は念のため1時間くらい乾燥させておきました。
そして、ルームミラーとカバーを取り付けます。
完成
先ほど書いたガラスに写るシミが気になるので、後付けミラーを取り付けます。これで次取れたら原因この後付けミラーってことになります。そしたら外すしかないのか…。
最後に外から見ましたが、液体が変色するということもありませんでした。自然な仕上がり!
以上、取れたルームミラーをくっつける でした。
ガラスに対してこんなにしっかり接着できるとは思いませんでした。問題は耐久性ですが、どのくらい持つのかは引き続き観察していこうと思います。
パーマテックス、おすすめです。
登場商品一覧
おわり
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