通勤快速号として活躍中のカブ号ですが、リアタイヤが寿命を迎えてきました。
そこで、以前紹介したベトナムヨコハマ製のSPEEDLINEを投入する機会が巡ってきました。ここでいよいよ日本の公道デビューとなります。
その前に今回タイヤ交換を行うにあたってのビードクリームを新調しました。
ナップスで安く売ってたので買いました。
今まで使い古したリアタイヤはミシュランのM35です。センターラインも大分擦り減ってます。
お疲れさまでした。
※現在M35は廃番となり、後継のタイヤがラインナップされています。
こちらも気になるタイヤなので、機会があれば装着してみたいところです。
・ヨコハマタイヤ SPEEDLINE R200
そして、新たに投入するのはヨコハマタイヤ SPEEDLINE R200。
サイドシルエットがスポーティーでカッコいい。ただ、カブの場合はフェンダーで結構隠れちゃんですけどね。。
溝もカッコいいです。これで値段も2,000円を切っているのだから驚きです。触った感じの感触も柔らかいし、楽しみです。
はやる気持ちを抑えつつ、カブからホイールを外していきます。
今までお世話になったミシュランM35とダンパー、今日でお別れです。
続いて虫ピンを外して、タイヤを取り外していきます。
ここで気になるのがホイールサビですが…予想通りのサビ具合でした。まぁ屋外の駐車場でカバー保管では仕方ないですかね。どうしても水が溜まってしまうのでしょう。
年に何回も外す箇所ではないので、この際しっかりとサビを取っておきます。
ワイヤーブラシでごしごしと磨いて、大体のサビを落としました。後は5-56を吹きかけておきます。こびり付いたサビって中々落ちないですね…orz
ただ触って凹凸感が少なくなってきたので、多分大丈夫でしょう。
取り外したチューブ。痛みもなかったので、もう一度再利用します。サビが悪さをしなくて良かったです。
ドラムブレーキも外してエアーで吹きました。中々開ける場所じゃないので、ブレーキダストが貯まりに貯まっていました。
反対側にひっくり返してダンパーも新品に交換。交換前と比べると、色が褪せていないので全体的に引き締まって見えます。
それと、新品だから少しだけ入れにくかったです。
その後はチューブを噛まないように慎重に、うまくやりながら何とか完成。ここは作業に必死で写真を撮っている暇はありませんでした(^^;
全体を見回しても特に空気の漏れもなく、無事に交換が終わりました。
後は組み付けのみですが、その他周辺の部品も一緒に清掃してから組み付けていきます。
ドラムはブレーキダストで結構汚れてます。グリスを塗る必要もあるので、一度分解して掃除します。
ここからバラシていきます。
まずはブレーキのシャフト。サビと固まったグリスで化石状態でした。まずは固まったグリスを落として、それからサンドペーパーで磨いてサビを落としていきます。
番手の低い#180でゴシゴシと大きなサビを落とし、徐々に番手を上げていきます。
意外に手こずるかなーと思っていましたが、案外簡単に落ちていきました。5分くらいやったところで、見違えるほどな状態に仕上がりました。
お次はブレーキシュー。
掃除はもちろんですが、シューの残量確認も。
まだまだ残りはあるので、今回はそのまま。最後に音鳴り防止のために角を削っておきます。
こちらもきれいになりました。
レバー類も同じくきれいに。
パーツクリーナーとピカールで仕上げました。光沢が戻ってきた!
ドラム本体もエアで吹いてブレーキダストを落としました。
先程掃除したシャフトにはグリスをたっぷりと塗り付け、動きを良くしておきます。多分ここにグリスアップをするのはまた先のことになるでしょうしね。
外装もきれいに仕上げて、組み付けました。
ピカールで輝きが戻ってます。
後はタイヤを組み付けておしまいです。取り外した時の順序と逆に戻していきます。
作業中の写真はないので、割愛します。リアタイヤを組み付け、無事に完成しました。
見た目に関しては、以前のミシュランM35よりも大分スマートになった印象です。実際タイヤ幅は交換前と後で2.50なので変わらないのですが、パターンで細く見えているのでしょう。
縦のラインがしっかりと強調されているタイヤです。柔らかいので減りが早そうに感じますが、それは実際に乗ってみて判断してみます。
何だかんだでお世話になったミシュランM35。
雨の日も風の日も、安全に職場まで運び続けてくれました。多くのユーザーが太鼓判を押すように、どっしりとした安定性がありました。雨の日でもしっかりと路面を噛んでくれました。
ライフも割と長めで、ツーリングから通勤までこなせるタフなタイヤだなぁと感じました。
実際のところは自宅から職場までほとんど直線道路ばかりだったこともあり、真ん中の減りがすごかったんですが。
おそらく交換したSPEEDLINEも同じ現象になるんだろうなぁ。
SPEEDLINEの気になるインプレはしばらく乗ってから書こうと思います。
追記
約8,500kmで交換となりました。
耐久力としては申し分ない結果でした。次はまたもやアジアンタイヤ、CASUMINAを選択しました。
・オマケ
実家から帰る途中に見つけた、牛さん護送中のトラック。実は行きにも見かけていたのですが、まさかまた帰りに会えるとは。。
きっとどこかのイベントに行っていたのでしょう。
後ろを付けてみました。
近くでみると結構リアルです。一体どんなイベントで活躍したのでしょうか…気になる。。
・登場商品一覧
タイヤ交換走行距離:16,038km
おわり
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