今年も残り1日。
毎年恒例のお気に入り駅のベスト10を…と思ったのですが、フォルダを漁ると気付く…今年は訪れた駅が少ない…(^^;)
訪れている駅は10を越えていますが、それを載せてしまうとほぼ全部になってしまうので、ベスト5として発表することにします…笑
第5位 肥後長浜駅
目の前の横断歩道を渡れば、島原湾を一望できる海水浴場の入り口駅
JR九州 三角線
開業年月日:1931年(昭和6年)7月17日
単式ホーム1面1線
GWの北九州ツーリングで訪れた肥後長浜駅。ちょうどチェーンが外れる事件の後で、伯母の家に連絡するついでに立ち寄った駅でした。
左手に島原湾を眺めながら走っていたので、もしかして?と思って立ち寄ってみました。
駅舎はトタンで作られた簡素なもの。
海の近くですが、すぐ裏手には民家があります。
反対側、熊本方面。
この駅、振り返って国道へ目を向けると…一面に広がる島原湾が出迎えてくれます。
横断歩道を渡ればすぐに海です。
海水浴場の入り口として、きっと夏は賑わうんだろうなぁ。
訪れたときは夕時で、島原湾から眺める夕日と雲仙岳がうっすらと見えました。
静かな波音がBGM…かと思いますが、近くを通るのは国道で主要道。結構通りがありました(;´Д`)笑
そしてやってきた列車に乗って熊本方面に帰りました…
じゃないんですけどね(^^ゞ
ちょうどやってきました。
訪問日:2015年4月27日
第4位 市ノ川駅
北外輪山を眺めながら待つ、高菜めしの駅
JR九州 豊肥本線
開業年月日:1960年(昭和35年)3月10日
単式ホーム1面1線
こちらは阿蘇に位置する市ノ川駅。高菜めしとはここのご当地品で、当時の鉄道大臣が駅近くの高菜めしを食べたことから、その名が付けられたそうです。
その駅ですが、入り口から分かる通り、北外輪山が目の前に広がるロケーションなんです。
入って駅のホームからは北外輪山を一望できます。海の見える駅も良いですが、山の見える駅も捨てがたい…笑
雄大な阿蘇の外輪山に囲まれている市ノ川駅。待っている間はゆっくりとした時間が流れていました。
ちょうどタイミングよく列車が到着。この辺りから北外輪山を横目に並走していきます。
熊本方面。
反対の大分方面。
訪問日:2015年5月1日
第3位 千綿駅
木造の暖かさと優しさが溢れる小さな駅
JR九州 大村線
開業年月日:1928年(昭和3年)4月20日
単式ホーム1面1線
こちらは大村湾に位置する海の見える駅。まず一番最初に目に入ってくる木造の駅舎からこの良い雰囲気。
しかもそれだけじゃないんです。
駅の奥にあるのは大村湾。入り込んでいる場所にあるので、波もなく静かでした。
静かな大村湾を眺める。カーブを描くような位置にある駅です。
この駅のポイントは地域の方で作られたと思われる雰囲気。椅子の色、テーブル、どれも優しさを感じられました。JR九州のHPを見ればもっとこの駅の魅力が分かるかなと思います。
ところどころ優しい雰囲気であふれています。
訪問日:2015年4月29日
第2位 小屋の畑駅
八幡平の麓にある、みんなに愛されている駅
JR東日本 花輪線
開業年月日:1960年(昭和35年)12月1日
単式ホーム1面1線
今度は夏の北東北ツーリングで訪れた小屋の畑駅。名前から可愛らしさがにじみ出てきています。
民家の庭にあるような、そんな秘密基地感のある駅です。
田畑の中を突っ走る花輪線。すぐ裏にはトウモロコシが育てられていました。
八幡平方面。
国道がすぐ近くを並走していますが、山々に囲まれているためとても静かです。美味しい空気を吸いながら、ゆっくりと列車を待てそう。
この駅はとても管理が行き届いていましたが、待合室に入ってさらに納得。ずっと地域の方によって管理されている駅でした。
訪問日:2015年8月12日
さて、1位の発表の前に番外編を。今回はちょっと色濃い駅が登場します。笑
-番外編-
・鵜飼駅
廃止後も活躍し続ける待合室と、当時のまま残り続ける見附島の入り口駅
のと鉄道能登線
開業年月日:1964年(昭和39年)9月21日
廃止年月日:2005年(昭和17年)4月1日
相対式ホーム2面2線
能登半島に訪れた際に立ち寄った鵜飼駅。こちらは2005年に廃止されてしまいましたが、今でも待合室はバス停として活躍中。じゃー駅舎は?
ってことで、裏側に回ってみることに。
あった!
しかもそのまんま残っています。。雑草こそ生えていますが、完全に撤去されずにそのままの状態で残っていました。
“列車がきます”の表示板も、そのまま。何故撤去しなかったのかは分かりませんが、私的には嬉しい。笑
流石に駅票は消されていますが、看板は残っていました。
入れ違いができるように、相対式のホームでした。しかし雑草を刈れば今でもすぐ使えそうな状態。まだ復帰する可能性が残っている…?
母がかつて2人旅した際に使用した駅で、当時の写真を重ね合わせながら懐かしんでいました。
訪問日:2015年6月14日
・驫木駅
青春18きっぷでお馴染みの、ポツンと佇む木造駅舎
JR東日本 五能線
開業年月日:1934年(昭和9年)12月13日
単式ホーム1面1線
青春18きっぷに登場したことで、一躍有名となった驫木駅には夏に訪問しました。この木造駅舎がしぶい…!
この駅の魅力は木造駅舎以外にもあり、さらに進めば…日本海が見えてきます。
海との距離が本当に近く、待合室では東北の湿度の無い気持ち良い風がそよそよと。海際を走る五能線がから見ればもっと良いと思います。
波が強い日にはかかってしまこともあるそうです。
広がるは広大な日本海。良い景色です(^^)
有名になったことで、次から次へと人がやって来ていました。観光名所になっているので、秘境駅という感じはあまりなかったかなーと思います。
訪問日:2015年8月11日
番外編から戻って1位の発表へ。
今年の1位は…
第1位 横磯駅
高台から日本海を眺める、庭の駅
JR東日本 五能線
開業年月日:1954年(昭和29年)12月25日
単式ホーム1面1線
夏の北東北ツーリングで訪れた横磯駅です。この小さな、何もない感じが素晴らしい!
それと海からは離れていますが、高台にあるため日本海をボーッと眺めていられるようなシチュエーションがまた良い!
駅舎は簡素なものですが、海側を向いているのでちゃんと眺めることができます。
田んぼも近く、民家の一部になっちゃっています。感覚で言うと、自宅の庭に駅があるような感じですかね。多分ここに住んでいる人は、最寄り駅まで⒑秒っていうレベルなのかと。
この景色をずーっと眺めていられる点が1位になった大きな理由です。高台にあるというのも、また一望できて良いです。
訪問日:2015年8月11日
以上、勝手にベスト5でした。
今年は訪問数が少なかったのが心残り…。来年はもう少し駅舎訪問を頑張ろう。笑
昨年に続き、海の見える駅が1位となりました。来年はどんな駅がランクインするのか、地図を眺めつつ探していけたらと思います。
それではこの辺りで…!
おわり
コメント
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お久しぶりでございます。
なかなか更新も出来ず、ブログにお邪魔も出来ずにおりました。
今年もおせわになりました。
来年も宜しくお願いいたします。
良い年を迎えられますよう、お祈りしております。
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おっちゃんライダーさん
こんばんわ。
ご無沙汰しております、コメントありがとうございます(^^)
今年は秋田にお邪魔したので、次回もし機会がありましたらお相手して頂ければ幸いです。
こちらこそ大変お世話になりました。(キャンプ記事は毎回参考に、妄想だけ膨らんでいます…!)
来年も楽しみにしております。
来年も変わらずによろしくお願い致します。
よいお年をお迎えください!
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あけましておめでとうございます&お久しぶりです。
五能線の駅はどこも雰囲気が良くて絵になりますね!
特に驫木駅での日没までの夕焼けの時間は「このまま時間が止まってくれないかなぁ…」って何度も思ってしまいます。
昨年は7月に訪れましたが、今年もまた訪れたいと思います。
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S.nagataさん
あけましておめでとうございます、そしてご訪問ありがとうございます^^
真夏の空と青い日本海が広がる中の五能線は格別で、どこも雰囲気が良い強者ばかりでした。
お昼時に訪問した驫木駅では、古い木造駅舎にそよそよと流れ込んでくる海風が時間の流れを忘れさせてくれました。夕暮れの時間にも訪問してみたいです。
今年も五能線を…!と思っていますが、反対側の三陸方面も気になっているところです(^^;
しかしあの雰囲気は忘れられないですし、また訪れてしまうかもしれません…笑
今年も良い旅ができるよう、願っています!