カブのキャブレターを変更してから2ヶ月弱。
やっぱりどうも吸気効率が悪いのか力を全て出し切れていない様子。まぁ…ノーマルエアクリーナーだから仕方ないんですけどね。

エンジンだけボアアップで、残る部分はフルノーマルのカブ2代目。
これだけでもパワーアップはするのですが、やはり少し頼りない…というかバランスが悪いので、お金をかけずにパワーアップできないか試案してみました。

【スーパーカブ】キャブレター変更 純正からΦ18へ

そこではエアクリーナーボックスに注目してみることに。

レッグシールドの下に位置するエアクリーナーですが、カブはこの4本の棒状のパイプから空気を吸っています。このうち一本だけ穴が貫通していません。
※写真はレッグシールドを外した後の状態です。

通させると吸気効率がよくなるらしいとのことで、試してみます。
用意するのはドリルのみ。お手軽です。

そして開けました。本当にドリルで開けるだけです。プラスチックなので簡単に貫通します。

ついでにもう少し吸気効率を高めるために他の箇所にも開けてみましょう。
…ってことでポンチで位置を決めて

ドリルで一発。

理論上はこれで空気の吸い込み量がアップします。
ということで取り付け。

取り付けた状態です。
フレームの左右に少し見える穴が追加で開けた部分です（右側はワイヤーで隠れてしまってます）。

このエアクリーナーボックス、おそらく50cc～90ccまで共通部品となっていて、50ccは3つ穴が開き、90ccは4つ開いているようにしているんだと思います。
あくまで予想なんですけどね。

それに加えて2つ穴を開けたので、吸い込み量がΦ18のキャブレターとマッチしてくれるはずです。

穴を開けた箇所はレッグシールドで見えなくなるのでこれで見納めとなります。

で、早速試運転しました。


発進～低速は吸気効率が上がったので勢いよくパワーが出るようになりました。トルクが増えた感じを受け、空気を吸えてない感じが解消されました。


しかし、そのままアクセルを開けて速度を上げていく過程で…なんと息切れ現象が発生。
アクセルを開けすぎると失速してしまう事態に。まるでガス欠のようにゴボボボ…とそれ以上速度は上がらず失速。


なんだろう…と思ったのですが、やはり穴を開け過ぎたために排気が間に合っていなかったようです。
この辺がセッティングの難しいところです。
やはり90ccのように穴は4つで十分だったみたいです。なので穴は塞ぎました。笑
アルミテープで塞いでいます。

とりあえずトルクアップにはなりましたが、どうやらまだまだ改善の余地ありです。
いよいよマフラーにも手を出す時がきたようですが、もう少し解消法がないか探ってみます。

うーん、セッティング地獄にハマりそうな予感です。。

追記

排気量アップに伴い、マフラー交換にも着手しました。
結果、排気と吸気のバランスが取ることに成功し、最高速とトルクの向上になりました。

しばらくは、純正エアクリーナーボックス穴追加、キャブレターΦ18、マフラー交換で大丈夫そうです。

【スーパーカブ】水本レーシング スーパーロングマフラーを装着

登場商品一覧

おわり