2023年 中部縦断ツーリング 1日目

中部・北陸

GWを利用して1泊2日で久々のロングツーリングに出掛けてきました。
行き先は日本海のある北陸 石川県です。
いつもの4台で長野県を経由して左斜め上を走る形で石川県を目指します。
厚木PAに4:00集合で圏央道を走り、中央道へ。段々と標高が上がる中央道は韮崎周辺で寒さのピークに…。
冬用グローブにレインコートを下に羽織った状態で寒さに耐えながら何とか諏訪湖SAに到着。
GWと言えどまだまだ朝は冷えます。。

諏訪湖SA

身体が冷えてしまったので暖かいお茶で暖めます。
韮崎周辺から登り車線が続くのですが、今回は明らかにパワーダウンを感じました。

と言っても、キャブレターが詰まっているような感じではなく、これ以上回らないといった具合。
気が付けばもうすぐ8万キロなのでエンジンもお疲れ気味なのかもしれません。少し気にかけておく必要があるかもしれません。


諏訪湖を一望しつつ、松本ICまで一気に走り抜けました。


一般道に降りて上高地方面へ向かいます。

パワーダウンを少し感じたSRX250ですが、一般道では何も問題ありません。そして高速を降りて気付いたのはカウルステーがまた折れていました。笑
やはり振動には勝てない模様…


国道158号線をひた走り、上高地を目指します。
この段階でまだ9:00なのでいつもより渋滞はかなり少なめです。標高が高いため今が満開の梅を眺めつつ、朝風呂を浴びることにします。

白骨温泉 野天風呂

朝風呂に選んだのは、にごり湯で有名な白骨温泉です。
GWということもあって朝から営業していました。


高台にあるため、階段で温泉がある場所まで下っていきます。


到着!
温泉は人がいたので写真はありません。こちらのHPを見てください。
白骨温泉公共野天風呂


動画もありました。
雰囲気がかなり伝わるかと思います。


温度はかなり温めなので上がった後しっかり拭かないと風邪をひきそうになります。笑
夏はこのぬるい感じは心地よいのかもしれませんね。


白骨温泉で朝早くから活動してきた身体を休めたところで、旧道を使って安房トンネルを回避しようとしましたが…なんと通行止め!

もっと手前で告知して欲しかった…。

これは別の林道入り口なんですが、おそらく雪崩で通行止めになったのかなと思います。
詳しい原因は分からず仕舞いですが、諦めて来た道を戻ります。
大人しく国道158号線を使って安房トンネル経由で高山方面へ。


国道158号線を使って高山市街の手前で少し早い昼ご飯です。
高山と言えば、やはり高山ラーメン!

飛騨高山おみやげ処惣市

透き通った昔ながらの醤油スープと細ちぢれ麺が特長の中華そばが特徴の高山ラーメン。
味も濃くなく、さっぱりと食べれます。ツーリング中はこういったさっぱりしたものが食べたくなるもんです。


昼食後は高山市内から続くバイパスを経由し、飛騨清見ICから東海北陸自動車道に乗って白川郷までワープします。
この区間の峠道は結構入り組んでいるのと、今日の目的地は和倉温泉のさらに先なこともありワープを選択しました。

道の駅 白川郷

白川郷ICで降りて道の駅へ。
ここは何度か見学したことがあるので、今回はまだ訪れたことがないもう一つの合掌造りがある相倉(あいのくら)集落を目指します。


国道156号線にスイッチして岐阜県と富山県の県境を行き来しながら相倉集落を目指します。
この辺りは庄川に沿って走ることができ、豪雪地帯特有のスノーシェッドをくぐりながら走れるのでとても気持ち良いです。

相倉合掌造り集落

そして到着しました。
白川郷よりマイナーなイメージを勝手に持っていましたが、観光客はそれなりにいました。
でもやはり白川郷のがメジャーなのか、駐車場は満車にはなっていませんでした。バイクは優先的に端のスペースに案内してくれるのであまり問題はないのですが。

協力金として300円を支払って見学します。


伝統的な茅葺屋根の住宅が続きます。
民宿やお土産屋さんなどコロナ渦も開けたこともあり、賑わいを見せていました。


景観を崩さないように消火栓も景色に溶け込む色となっています。


雲の動きが非常に早く、晴れたり曇ったりを繰り返しています。
所々ある展望台から集落を一望していきます。


天狗の水。
湧き水ですが、飲めないとのことです。この相倉集落には天狗の伝説が残っていて、天狗の足跡なるものもあります。


個人的には白川郷よりも観光客が少なくてゆっくり見れる気がします。
以前からずっと行って見たいと思っていたので、今回訪れることができて大満足です。


ここのところ遠出することもなかったので、久々に観光っぽいことをしています。

もっぱら公園、家のまで子どもと遊ぶ…ってな感じの週末なので。笑
こうやって田園風景を眺めると心が癒されます。


最後に神社で旅の安全を祈願して出発です。


と、準備をしていたところにいきなりの雷雨!
雨雲レーダーを見たところ30分程で過ぎ去る情報があったので、お土産屋さんで名産品である栃木餅(とちもち)を食べて雨が過ぎ去るのを待つことに。
暖かいお茶と一緒に食べる和菓子で糖分を補充です。


雨が軽くなったところで出発。

多少の雨なら我慢して進もう!ということでしたが…残念ながら富山県入りした際に雨足が強まってきたので諦めてレインコート着用タイム。
この後すぐ止んだのはライダーあるあるです。

道の駅 高松

国道304号線へ入って南砺市を抜けて、いよいよ金沢へ!
金沢市内からはバイパスへ入り、そのまま国道249号線からのと里山海道を走って、日本海へ。


走っていて目に入った表示板には「千里浜なぎさドライブウェイ 通行止め」の文字が。
せっかくここまで来たのですが、強風の影響で通行止めでした。。残念。

千里浜なぎさドライブウェイ

せっかくなので入り口から日本海を眺めることにします。
入口はゲートで閉じられていましたが、海岸を眺める道までは入ることができたので夕日をバックに記念撮影です。


はるばるやって来ました。

千里浜なぎさドライブウェイを走れないのは心残りですが、日本海を眺めることができたので良しとします。
そのうち走れなくなるとも言われているので、もう一度リベンジしたいところです。

ちなみにこの海岸線の道は割と新しく、新たに整備された道のようです。
多くのライダーも同じように撮影をしていました。


日中ショベルカー?が走ったような跡も見られました。
年々浸食されているようなので、浸食を食い止める工事をしているとのことです。


折角なので今浜口の石碑より。
SSTRの文字があったので、おそらくイベントの協賛金で建てられたものと思います。いつの日か参加してみたいです。

道の駅 能登食祭市場 ステーキ田中

無事に能登半島入りすることができ、最後は宿まで走るのみ。
この日は夜ご飯なしのプランだったので、途中にあった道の駅で食べてから宿を目指します。

良質の能登和牛をより低価格で。というコンセプトのお肉屋さんが今日の晩ご飯です。

高級な能登和牛をはじめステーキ、魚介の鉄板焼きなどメニューが豊富でした。
1日走ってお腹がペコペコな状態だったので、一瞬で平らげてしまいました。ごちそうさまでした。


最後は宿で晩酌するためのお酒を入手してチェックイン。
温泉に浸かって1日の疲れを取り、泥のように眠りました。

久々の長距離走行でしたが、人間もバイクも特に問題無く1日を終えることができました。
序盤に感じたパワー不足も特に普通に走る分には全く問題ありませんでした。

明日は能登島を走って来た道を戻ります。

走行距離:555km
平均燃費:24.1km/L

つづく

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