色々と積載について書いてきたFIAT500Cですが、スキーやキャンプに行ったりする機会が増えてきたことや、今後も増えるであろう荷物(自分がしたいキャンプなど)のことを想定すると…現状のFIAT500Cではいっぱいいっぱいになってきました。
正直なことを書けばいつまでも手元に残しておきたいのですが、クルマを2台持ちする余裕は当然なく、ましてや土日がメイン稼働という現状を見ると乗り換えという選択肢になってきてしまいます。
当時8年落ちで走行距離30,000キロだったFIAT500Cは、我が家に来てから7年経過。
その間に二人の子どもが生まれ、あっという間に上限定員になりました。
時にはベビーカーをああでもないこうでもないと試行錯誤しながら積載したりと、まるでバイクのように積載を頑張ってきましたが、上記の理由やタイミングベルトやタイヤ交換といった諸々のタイミング、そして今年の11月の車検というタイミングもあり、乗り換えという形を選択しました。
と言っても我が家はクルマ購入に資金をたくさん回せるほど潤沢ではないため、FIAT500Cの売却金額を元に購入計画を検討していく必要があるのですが。
ではどんなクルマに乗り換えるのか?
それが一番の悩みどころです。巷で言うファミリーカーがもちろん選択肢に入ってくるのですが、やはりちょっと物足りない…というかみんなと同じはつまらない精神が働いてしまいます。
トヨタのシエンタやホンダのフリードは日常使いのサイズ感もバッチリで低燃費、安心の国産品質…誰もが認めるこの性能は小さい子どもを抱える我が家にとってこの上ない選択肢なんですが、どうも人とは違うのがいいなと思ってしまう始末。
困った性分だなと我ながらに思いますね…。
そんな筆者が満足する新しくクルマとは?
乗り換えるにあたって重視する点をまとめていきます。
8年振りのクルマ選びの旅、スタートです。笑
積載性
まずは積載性。
ここを解決できないから乗り換えを考えるわけなので、重要項目になります。
そうなると必然的にステーションワゴンやミニバンといった形になってきますが、個人的にはミニバンの形よりはステーションワゴンが好きなのでそちらの方面で探したいところ。
三列目シート
そして3列目。
自身の父母など何かと多人数乗車できるメリットは結構あるなと感じる今日この頃。
常に使うわけでは無いのですがそこまでしっかりした居住空間を求めてはいませんが、エマージェンシーレベルでもいいのであったらいいなと。
オープンエアー
そして何より、FIAT500Cで味わってしまったオープンエアーが忘れらないんですよね。
多人数乗車でオープンエアーが楽しめる車種がないなんてことは承知の上なんです…
いや、そんなことはなかった。
FIAT500Cから乗り換えても今と同じようにオープンエアーを味わえるそんな限られた人の欲求を満たすクルマが!
もちろんサンルーフ搭載車は結構あるのですが、恩恵を味わえるのは運転席と助手席のみ。
ダブルサンルーフで後部座席も楽しめる車種もありますが、中古車ではほぼ出回っていません。
そんな中見つけてしまったのが、欧州車を中心にガラスルーフ(パノラマルーフ、パノラミックルーフ、ムーンルーフ等呼び方は様々)を搭載している車種達。
まさにこれはオープンエアーを味わえるドンピシャな条件です。そんなこともあり、上記に挙げた条件を中心になんでクルマ探しが始まりました。
そもそもステーションワゴンな形で3列目があって、ガラスルーフを搭載している車種はざっくりと…日産ラフェスタ(初期型)、シトロエン グランドC4ピカソ、スバル エクシーガ、プジョー308SW。
はい、ここに挙げてるだけでかなり車種が限られてるかと思います。
で、当ブログを読んでいる方はピンと来るかもしれませんが、この中だったら欧州車でしょ?と思うんですが、今回は予算の兼ね合いもあるので即決もできません。
今クルマを乗り換えるということは、おそらく子どもが中学になるまではガッツリ使う形になります。
中学にもなれば親離れも進んで一緒にクルマを乗る機会も減ってくるでしょうから逆に小さいクルマでも事が足りるのかなと。
我が家の子どもは今年長(6歳)で来年小学生になることを考えると、家族で出掛けるのはこれからがピークだと推測。
なので慎重に検討する必要があります。
まずは条件に当てはまる次期愛車の候補として出てきた車種を中心に探していこうと思います。
せっかくなので上に上げた車種を紹介です。
日産ラフェスタ(初期型)
マツダプレマシーのOEMになる前の初期型です。
日産の体制が大きく変わった際にリリースされた車種です。
当時はトヨタウィッシュやホンダストリーツといったステーションワゴンの形が流行していたこともあり、その形に乗ってリリースされたのがこのラフェスタでした。
標準でガラスルーフ(日産ではパノラミックルーフと呼びます)を備えていたり、各シートが少し低く設定されて前を見渡せるように開放感があるように設定されていました。
…が、当時の世間の流れからは理解されずフェイスチェンジを図ったりと改良されますが、2代目からはマツダプレマシーのバッジ違いとしてリリースされることになりました。
日産車あるあるで製造終了になってから人気が出た車種の一つでもあります。
プジョー308SW
続いてプジョー308SWです。
世間で言うと308といったらこちらのイメージが強いかと思いますが、そのモデルチェンジする前の型となります。
3列シート、ステーションワゴン、ガラスルーフといった全ての条件を備えるフレンチワゴンです。
年式は前に挙げたラフェスタよりも新しく、2008-2012年に製造されたものが日本にリリースされています。
この車種の特筆すべき点は自由すぎるレイアウトです。
一般的な3列シート車とは異なり、なんとシートを丸ごと取り外せてしまう変態っぷり。
床下にきれいに収納するよりシートを取り外したほうがスペースあるよね?と言わんばかり。
特に2列目は3座独立でそれぞれがパーソナルスペースを確保することができます。欧州車は2列目が3座独立になっているタイプが多いです。
そして広大なガラスルーフを備えて開放感もあるのがプジョー308swです(日本に導入されたのは全てガラスルーフ仕様)。
スバル エクシーガ
国産ではもう一台。
スバルが富士重工業社名の時代にリリースした唯一(2024年現在)の7シーターエクシーガです。
オプション装備となりますが、ガラスルーフが装着されています。
オプション装備というよりはメーカーもかなり積極的に打ち出していたので、中古車ではそれなりに数を見ることができます。やはりガラスルーフ搭載車は少し相場が高くなります。
シトロエン グランドC4 ピカソ
もう一台フランス車よりシトロエン グランドC4ピカソ
こちらは上記3車種よりもミニバンよりな形状をしていますが、デザインと他人と被らない度はピカイチでしょう。
プジョー308SWと同じく3座独立で、サイズも大きいため室内空間に余裕があります。
また、シトロエンお得意の開放感は全席で味わえるのも最大の特徴でしょう。
特に前席は頭上までガラスが続き、そして後部座席はガラスルーフで開放感を楽しめる。
これはどの車種にもない開放感でしょう。
まとめ
ガラスルーフはやはり日本車よりも欧州車に搭載されていることが多いです。
その背景として欧州方面は晴れの日がそこまで多くなく、少ない晴れの日を存分に味わうためにパノラマルーフが設定されていると聞いたことがあります。
なので先程挙げたプジョー308SWやグランドC4ピカソは標準で装備されています。
数は少ないですがフォルクスワーゲンのトゥーランもルーフの大半をガラスルーフの仕様も存在しています(中古ではほとんど出回っていません)。
正直に書けば車重が上がるため燃費悪化、水漏れのリスク、といった点を加味すると国産車には中々搭載まで考えがいかないと思われます。
晴れが多い日本では開けるシーンがそこまで多くなく、常に閉めてしまうことを想定すると日産ラフェスタやスバルエクシーガはよく思い切った決断をしたなと素直に思いました。
日産ラフェスタに関してはパノラマルーフレスがオプションでしたからね。
ただどの国産メーカーよりもガラスルーフの選択肢は豊富で、エクストレイルもオプションでガラスルーフの選択肢があります(こちらはチルト式で開放することができます)が、中古車市場で出回っている数自体が少ないのでおそらく予算内では難しいでしょう。
そんなこんなで乗り替え候補4車種の紹介でした。
予算を考えてもこの辺りは結構底値になっているので現実的な選択肢となりそうです。
前回は予算が潤沢にありましたが(プジョー205の廃車判断による金額がかなり出たので)、今回は予算がかなり限られているので出来る範囲でのクルマ選びを楽しんでいこうと思います。
おわり
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