我が家のエクシーガには購入当時の純正のカーナビ兼オーディオが装着されています。
ですがナビの更新は2009年に終了、オーディオとしてはCD、DVDの再生が可能ですがBluetooth対応でなかったり、AUX出力が出来ないなど色々と使い勝手が悪いこともあり、オーディオを交換することにしました。
ナビはスマホのGoogleナビがあるので、ナビ機能は不要。
音楽を聴くことに重きを置くため、ディスプレイオーディオを購入してみました。
Pioneer carrozzeria FH-6500DVD
パイオニアの名門 carrozzeria(カロッツェリア)のディスプレイオーディオ FH-6500DVDです。
ディスプレイオーディオにはナビ機能はなく、音楽、DVD再生などに特化した製品です。
ナビはスマホで済ませる という方には選択肢の一つに入ってくる商品です。
ちなみにこちらはエントリーモデルということもあり、ナビ画面を映し出すことはできません。

開封しました。
車種別のアダプターが不要な場合はこれで完結します。

背面には後付け用の端子類がズラリ。

サブウーファー等の対応もバッチリです。
まず本体を変更するだけで大分音質が良くなるとのことですが、これで物足りなかったら追加することができます。

ラジオアンテナとマイク、そして下段は左からUSB出力、AUX出力となります。
よくレビューで見かけるのは、この2つの端子口が表面に欲しかったとの声。確かに裏側にはあると表まで配線を引っ張る必要があるので、その点は表にあると便利です。
今の構想ではダッシュボードの中を通して表面に引っ張ってくる予定です(よくレンタカーであるような形)。

上面はCD/DVDの挿入口となります。

操作類は物理スイッチを採用。
音量はダイヤル式ではないので、一気に音が下げにくい点がちょっとデメリットかもしれません。

付属の配線類です。
上からUSB出力延長ケーブル、背面用配線、マイクセットです。

USB出力延長ケーブルは1.5mあるのでダッシュボードの中を通して表面に出すのは難しくは無さそうです。

配線類は一部のコードに用途が記載されていますが、それ以外は無記名。
基本的には車体側の配線の同じ色を合わせて接続する形となります(説明書には丁寧に記載されています)。

Bluetooth等でスマホを接続した際に利用できるマイクセット。
用途としては通話がメインの使用用途となります。設置場所はサンバイザーやメーターの手前側など。

装備品も充実していますし、何より名門パイオニア製なので安心できます。
早速作業を開始していきます。
純正のナビは6.8インチワイド型となります。メーカーの純正オプションであり、クラリオン製のナビが入っています。

外すにはハザードランプの上側にあるツマミから手前に引っ張り出す必要があります。

両サイドから内装剥がしを使ってグイグイと手前側に出していきます。
新車だと気を遣う場面かと思いますが、中古車なんでガシガシやっちゃいます。笑

ガコっと外れます。
手前に引き抜けば外れますが、時計の配線が繋がっているため、それを外してから引き抜きます。

外しました。
これで作業がしやすくなります。手前に4箇所で固定されているビスを外して本体を手前側へ。

ごちゃっとした配線類がお出まし。
ディーラーで設置していただいているので配線がとてもきれいでした。

固定のブラケットは流用するので外します。

装着完了です。


ここまでは非常にスムーズだったのですが、本体側からの配線は純正のナビに接続するためカプラー仕様となっていました。
この状態ではオーディオと接続できないので、先端を加工する必要があります。

純正のナビはもう使用しないので、バツッと切りました。

後は対応する配線に対してギボシ加工をしました。
数がそれなりにあったので時間を要しましたが、これで接続ができます。

冒頭でも記載したUSB・AUX出力は付属のケーブルとAUX出力に関しては手持ちで配線があったため、それを取り付けました。

この2本は手前に出して使用するため、ダッシュボードの中を通しました。
よくあるレビューでは、この2本は表面に欲しかったとありました。確かに裏から通すのはちょっと面倒なので(見た目はきれいになりますが)そう感じます。

配線を収めて元の位置へ。
エクシーガは裏面のスペースが結構あったので配線を入れるのが楽でした。

続いて既存の部品を取り外します。
まずは元のナビに着いていたマイク。
Aピラーの中を通してあるので、外していきます。

…が、ここまで外したところで、どうやらダッシュボードの中を通しているようで結構バラなさいと外せないようです。
ちょっとそれは手間なので、コードを束ねて…

そのままAピラーに戻しました。笑
使わないし走行していて異音がしないようであれば問題なしです。

続いて新しいマイク。
Bluetoothで音声入力ができるので、メーターの前に設置します。

配線はハンドル奥を通してオーディオ背面へ。

ハンドル調整の際に配線が挟まらないよう調整して完了。

最後に正面のパネルを戻します。

そう、よく見ると隙間が見えます。
元々6.8インチのワイド型だったので、パネルに対して幅方向が足りないのです。
これを埋めるパネルが別であるようですが、とりあえずはこのままで。

まぁ気になるのですが、性能に直接の影響がないということで。笑

通電もバッチリ。
carrozzeriaという起動時の画面がカッコいい。

以上、新しいオーディオの取り付けでした。
スピーカー交換よりも明らかに効果を実感できました。
次はスピーカー交換…かな?
おわり
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