唐突ではございますが、ジモティーを使ってヤマハの原付二種スクーターのFilano(フィラーノ)115を入手しました。
しかもタイトルにある通り、ヤマハでもタイヤマハです。
微笑みの国と呼ばれるタイからやって来たスクーターとなります。
ジモティーで格安で出品されていたので、出品者とお話してみたところトントン拍子でお話がまとまり、購入する形となりました。
金額も金額だったので、レストアベースとして購入したのでした。
まずは全景から。
カラーは私が好きな赤色。

ベスパのパクリのようなネオクラシック路線のフォルムです。
個人的には尖っているデザインより好感が持てるので、結構好きです。

リアビューです。
多分見ていて気になる人が多数いらっしゃると思うのですが、シートに変な表皮が貼られています。これに関しては後程。
スズキ 隼のテールに似てると言われる後ろ周り。
確かに似てる…かも。

メーター周りはスッキリしています。
速度計とガソリン計の2つのみ。
オドメーターもシンプルなアナログ式を採用してます。
そしてちゃっかり右側にハザードランプを装備しています。

給油口は前方のこの位置にあります。
国内ではアクシスやシグナスがこの位置に給油口が装備されています。
シートに荷物を括り付けた場合でも給油できるので、個人的にこの位置はグッドです。
鍵をひねるとポンッとキャップが飛び出るように開きます。

コーションラベルをよく見ると読解が難しいタイ語で書かれています。
英語なら何となく分かりますが、タイ語となると全く分からない…

走行距離は35,626km。
結構距離を走っている車体となります。
この様子だとおそらくVベルトやウェイトローラーなどが怪しいので、駆動系を総取り替えになりそうです。

そしてヘッドライトリムには転倒したと思われる傷がありました。
メッキが剥がれているので新品に交換したいですが、取り寄せがタイなのでどのくらい時間がかかるのか分かりません…。

右側面は点灯した際に削れてしまった傷がチラホラあります。
当然カウルがヤフオクで出ているわけではないので、時間がある時に似たような色でタッチアップするしかなさそうです。

冒頭でも触れたシート。
前オーナー曰く、購入時からこのカバーが着いていたようです。
元のシートに穴が開いて、それを隠そうと貼ったのでしょう。剥がそうとしましたが、粘着テープがガッツリ着いていて剥がれませんでした。
これは総取り替えですね…見栄えが悪いので…。

シートを開けるとメットインスペースがあります。
国産スクーターのように深さがあるわけではないので、フルフェイスの収納は難しそうです。ジェットヘルメットの収納ですら怪しいです。
現地(タイ)ではハーフヘルメットがメインなので、底が浅い形式なのかなと思います。

バッテリーがここに格納されていて、予備のヒューズもセットされています。
コーションラベルは読み取れませんが、おそらく何かあったらこのボックスを取り外して、このヒューズを使ってね 的なことが書かれているのかと思います。

シート裏にはエンジンオイルの広告ラベルが貼られていました。
合いマークが残っているのを見ると、納車時に着いていたのでしょう。

後方には車体番号が記載されているラベルが貼られています。

隼テール。笑
近くで見るとカウルの赤色の色褪せが目立ちます。
きっと屋外で駐車されていた時間が長かったのでしょう。

しっかりとしたグラブバーが装着されているので、タンデムも問題無くできそうです。
Urban Runner(アーバンライナー)と記載されています。
都会を快適に移動する という意味が込められているのでしょう。
直して快適に乗りたいものです。

気になるスペックとしては車名にあるFilano115の通り、排気量は113cc。
DIO110などが競合車になると思われます。
土埃もかなり被っているので、まずはきれいにするところから始める必要がありそうです。

ひょんなことから格安で入手した、タイヤマハのフィラーノ。
現状は動くは動くのですが、安心して乗るために色々と手を加えていこうと思います。
最近はツーリングにあまり出掛けられていないので、コイツで久々にレストアしていきたいと思います。
まずは部品の入手経路を考えるところから…ですね。笑
またまたマイナーなバイクを入手してしまったので、情報はほぼゼロに等しいので、地道にコツコツやっていこうと思います。
おわり
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