すっかり秋めいてしまった関東地方。
朝晩はすっかり冷えて、この前もう一枚毛布を追加しました(^^;)
ついこの間までその辺にいた夏は一体どこへ…(;´∀`)
そんな夏を思い出すべく、8月上旬に上越・信州地方へツーリングしたことを書いていきます。
毎年恒例なイベントの一つで、同窓会ツーリングと称して今年で5回目。初めてビーナスラインを走ってから早いものでもう5年も経ちました。
当時はまだ絶好調じゃなかったSRXで1泊2日で白樺湖へ。やっぱり初めて訪れたときの感動っていつまでも新鮮に覚えているものですね。
ビーナスラインでのピースサイン、緑がいっぱいの高原道路、どれも新鮮でした(^^♪
・7月31日(金) (神奈川~会津田島~六十里越え~越後湯沢)
大学時代の友達と後輩で行く同窓会ツーリング、今年の舞台となったのは上越と信州地方です。
上越は昨年只見線の運休駅を訪問した際に、只見から六十里越えが出来なかったので組み込んでみました。そしてメンバーの1人が浜松に住んでいるため、ちょうど全員の中間地点にあたる諏訪湖で2泊目をします。
1日目は宇都宮に住むメンバーと合流するため、早朝発で東北道を北上し宇都宮を目指します。
今回の旅の相棒は昨年と同じく、GPZ900Rことニンジャです。
事前にオイル交換をしたりと軽整備済み。朝はセル一発でゴロゴロと閑静な住宅街には少々賑やかなエンジン音と共に始動、吹け上がり良好で調子は良さそう。
かつて世界最速を誇ったエンジンの熱に耐えながらの3日間の熱い戦い、スタート。
・大井PA
すぐ近くのコンビニで合流して首都高へ。
一人はまだバイクに乗り始めたばかりなので、荷物の点検も兼ねて大井PAで最初の休憩です。
後輩はCB400SB。2台で首都高を抜けて、東北道へ。そして次の合流地点である羽生SAへ向かいます。
次の合流地点でもう一組を待ちつつ、携帯で気温チェック。
この日も最高気温は安定の35度付近で猛暑日に。。今は高速を走っているので平気ですが、果たして下道に降りたときのニンジャの熱が気になる…(^^;)
羽生SAで無事に合流し、東北道から途中北関東自動車道へシフトして宇都宮へ。
約1年振りに第三の故郷に帰ってきたぞ~笑
今回は5人で走ります。猛烈な暑さにやられながらも、最初の目的地である会津方面を目指して走らせます。
コンビニが本当にオアシスに感じる…。。
‐国道121号線‐
東照宮手前で国道121号線にスイッチし、会津方面へ。
とにかくにも暑い暑い…山間部に入れば少しは涼しいかと思いましたが、なかなかそうもいきませんでした。
・川治温泉
前にクルマが詰まり始めていたので、途中にあった川治温泉の足湯で一休み。
気温は30度を越えているのですが、足湯に入りながら山の風にあたっていたら涼しくなってきました。
入ったのは“かわじぃの湯”でした。憩いの足湯として人気もあるそうですが、今日は平日なので足湯には自分たちだけでした。
目の前にある渓谷を眺めながらの足湯で体力回復。眺めの良い足湯は良いですね(^^)
休憩した後はそのまま北上を続けます。
途中東北への入り口である 福島県の県境 山王トンネルへ。
そして手前には3連おにぎりの串刺しを発見!
旅先でこの串刺しのおにぎりを発見するとちょっとテンション上がります。日本には3本以上重なる国道がいくつかあるらしいのですが、3本以上は串刺しされないらしい。。
なんでだろう。。
・道の駅 たじま
早朝の5時に出発したのでお腹も減る…
と言うことで、県境のトンネルを抜けた先にある“道の駅 たじま”でおそばを頂きました。この後お昼をとる予定だったのですが、これが結局お昼ご飯となりました(^^;)
‐国道289号線‐
分岐点である会津田島から西へ続く国道289号線へ。真夏の田園地帯を改装して六十里越えを目指します。収穫まであと少しと迫ってきた緑の稲穂がきれいです(^^♪
雪国ならではの路肩を表す表示棒。これを見ると雪国に来たんだなぁと思います。ちなみにここで気温は32℃くらいでしたかね…。車体も黒なので熱をガンガン吸収→エンジンの熱も上昇→暑いといったスパイラルに。
走り出してしまえばそうでもないのですが、、
去年出張先にニンジャを持ってきたのですが、結局この先の六十里越えはできませんでした。今回はそのリベンジを果たすことができそうです。豪雪地帯として有名な上越 六十里越えへ。
・只見駅
峠を越えると本日の宿である越後湯沢まではあと少し。ルート確認と鉄分補給を兼ねて只見駅へ立ち寄りました。
駅にはちょうど出発を待つ列車の姿がありました。只見線と言えば右手に写る緑色のイメージが鉄橋を渡るイメージです。ローカルな場所を走ることで有名な只見線、その一部は豪雨によって鉄橋が流されてしまい全線開通していません。
ただ廃線にはなっていないので、そのうち復活…するのでしょうか。。
出発を待つ列車から放たれるディーゼルの音が周りに響き渡っていました。
踏切に立ち寄ってみたり、ちょっとした鉄分補給です。
ちなみに奥のCBR乗りは本日浜松スタートなので、この時点で走行距離が500kmに届きそうな勢いでした。笑
何でも朝は3時に家を出て東名→圏央道→東北道と大移動してきています。
事無くして出発。これから同じく六十里越えをして小出方面へ。
こちらも只見線を追う形で出発します。
会津のマッターホルンこと、会津蒲生駅へと続く線路の先は運休区間。きっとまた繋がる日を信じて、出発。
‐国道252号線‐
田子倉湖を眺めながら徐々に高度を上げて走りだします。
かつて秘境駅として名を連ねていた田子倉駅を横目に、いくつものスノーシェッドを越えて走ります。冬季は閉鎖されるほどの豪雪地帯のため、ここを越えるには先ほどの只見線しかありません。
昔から会津地方の難所として知られるこの場所は工事も苦戦した場所のようです。
このさらに北にある八十里越えの道は未開通の点線国道で、平成30年以降に開通予定とツーリングマップルには記載されていました。
開通記念の石碑にて。
本日は終日天気も良く、絶好のツーリング日和でした(^^)
適度なカーブが続き気持ちいいのですが、たまに水が流れていたりするのでちょっとドキドキします(^^;)
六十里越トンネルを抜けると新潟県に入り、いよいよ上越地方へ。スキーシーズン以外では北海道の日本海フェリーで少し走るくらいの新潟県。今回はゆっくりと堪能します。
先ほどの只見線の次の停車駅である大白川駅でルート確認のため一休み。
・大白川駅
以前あった田子倉駅が廃止されたため、今では只見~大白川駅間の距離はJR東日本の中で最長となっています。
ちなみにここのお店のおそばは手打ちしてくれるそうです。
島式ホーム1面2線のシンプルな駅が六十里越えのふもとにありました。只見駅まで開通したのちに、列車交換が可能にするために今の形式になりました。
駅票には上書きされた只見の文字。
ちなみに反対側の入広瀬も上書きの跡が。こちらも同じく廃止されたしまった柿ノ木駅の上に貼られていました。
六十里越えをホームから眺めます。日も大分沈んできて少しだけ涼しく過ごしやすくなってきました。
雪の文字が雪国に来たことを改めて教えてくれます。豪雪の中を元気よく走る只見線、とても絵になりそう。
最後の最後で鉄分を補給し、その後は宿に向かって一直線。
これまで通ってきた252号線をしばらく走り、小出市街からは関越道を2区間分利用してワープしました。夕暮れの大量の虫アタックにも負けずに越後湯沢の最寄りである塩沢石内ICまでひとっ走り。
-国道17号線-
明日のスタートをスムーズにするために給油。ここのガソリンスタンドの店員さんはとても元気が良く、さらにヘルメットを拭くためのタオルも貸して頂きました。
1日の終わりに元気を分けてもらいました(^^♪
上越を走って無事に宿までたどり着き、温泉に入って疲れをリフレッシュ。猛暑が激しい1日も、越後湯沢の夜は涼しい風が吹いて快適でした(´∀`)
明日は新潟から長野県に向けて南下します。
■今日の戦利品
栃木県と福島県の県境、田島で購入した記念切符。
走行距離:462km
平均燃費:15.8km/ℓ
つづく
コメント
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こんにちは!
3重複区間はまだ見たことないです。
いや、見てるけど記憶に残ってないのかも。。。σ(^_^;)
歩き旅でこれから出会えるかもしれないんで、楽しみにしておきます。
そして、只見〜大白川間ですが、国道で測ってみたら約33キロあるんですね。
でも長いけど何とかなりそうだ (笑)
それでは!
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壱翁さん
おはようございます^^
全国的にもレアな三連おにぎり…しかし6連おにぎりもあるので、いつの日か尋ねてみようと密かに企てています…(^^♪
男鹿高原駅の少し先に三連おにぎりはあります。この野岩鉄道の沿線にはいくつかあるのでお時間があればぜひ見てみて下さい!
六十里越えをしましたが、結構な峠道でした。しかし雪国ならではの風景(スノーシェッドなど)や大きなな田子倉湖と様々な景色が楽しめるので、おすすめの道です(^^)
秘境駅で今は廃止されてしまった田子倉駅もあり、大自然に鉄分も補給できる場所です。
走破された時の記事を楽しみにしております…!