日付も8月に跨り、上越地方から信州方面へ南下する2日目のスタートです。
この日も連日の猛暑日…ルートは涼しいであろう高原道路を走りつつ、諏訪湖へ向かいます。夕方には一時的な雨も降るそうなので、早めのチェックインを目指します。
・1日目 (神奈川~会津田島~六十里~越後湯沢)
・8月1日(土) (越後湯沢~志賀高原~毛無峠~白樺湖~諏訪湖)
温泉が使える5時に起床し、眠いまま湯に使って目を覚ます。
1日の始まりに温泉に入れると目も覚めるし、身体も暖かくなるので良いスタートが切れます(^^)
身支度を整えて、6時にチェックアウト。暑さが本格的になる前にある程度移動していきます。
越後湯沢でお世話になった湯沢グランドホテルさん、ありがとうございました。
駅前に位置して飲食店も近く、様々な温泉もある素晴らしい宿でした。平日と言うことで昨日は安く宿泊することもできました。
また来よう。
‐国道353号線‐
朝ご飯は昨日調達したコンビニのおにぎりを頬張っているので、最初の目的地である志賀高原までは走るのみです。早朝の田畑を走るとやはり気持ちいい!
まだ暑くなる前なので走っていてちょうど良い気温。温泉に入っているので少しひんやりした朝の風が火照った身体を冷やしてくれて心地良い。この心地よさが一体いつまで続くか。。
あの有名なコシヒカリの田んぼですかね?もう少ししたら黄色くなる、その手前の黄緑色が朝日に照らされ眩しかったです。
‐国道117号線‐
順調に走り、国道117号線にスイッチし新潟と長野の県境に到着。新潟県側の看板は有名なトキでした。これで新潟県走破…かな。
このまま国道を南下しても良いのですが、早朝に出発したおつりの時間を使って少し寄り道しつつ志賀高原へ向かいます。昨年停まった野沢温泉へと通じる県道502号線に入り、しばし白樺が美しい緑のトンネルを走ります。
‐県道502号線(奥志賀公園栄線)‐
小刻みなカーブが続く山間路をテンポよく走ります。すれ違ったのもバイクが2台程度。全線舗装路ですが、クマやシカの飛び出しに注意…と記載されていたので、飛び出しに気を付けつつ南下し続けます。
昨年立ち寄った野沢温泉を一望できる展望所にて一休み。
この日も快晴です。昨年も同じ場所では快晴でしたが、志賀高原に到着した途端に雨に打たれてしまったので、油断はできない。去年後輩のFTRが停まってしまった経緯もあるので、彼はリベンジのためキャブレターを補強しての参加。果たして…。。
再び白樺の中をひたすら走る峠道に入ります。小刻みなカーブが断続的に続き、いくら大型であるニンジャと言えどギアチェンジもそれなりに必要なので手が疲れてくる。。クラッチも重いので朝っぱらから握力強化の筋トレに励みつつ進みます(^^;)
日も高くなってきましたが、ここの標高は1,000mを越えているのでまだ暑さは感じません。緑のそよ風がちょうど心地良い状態をキープ。他のメンバーも同じように疲れてきたので、一休み。
‐国道292号線‐
そして抜けてきた先に繋がる国道292号線。国道最高点まで一気に駆け上がります。先ほどの小刻みなカーブが続く県道と比べたら国道のカーブは走りやすい。笑
ちょうど動画撮影もしていたので、切り取った写真を。
快晴はまだまだ続くようで、一気に駆け上がっていきます。
昨年見られたような天気の崩れもなく、快晴のまま横手山ドライブインに到着。後輩のFTRも調子良さそうで、ここまでくれば一安心。
ただ群馬側を見ると少し雲が多めに見えたので、ここでしばし休憩します。
この辺りでも気温は確か25℃程度でした。太陽は近くても、湿気が殆どなかったのでカラっとした気候でした。
いくつもの山々を雲が次々と動いていきます。
空が青い!
THE夏といったような入道雲。
そのまま少し走らせた先にある渋峠にも立ち寄り、国道最高地点への到達記念証明書を購入。この証明書は既に持っていますが、記念にいつも買っています。
渋峠ホテルを出た近くに同じニンジャ乗りの方がいて、しばしお話しました。どうやら天気予報と同じく今日は夕立があるので、早めにチェックインできると良いですねと一言頂きました。
こんなに良い天気なのに…(^^;)
同じニンジャ乗りだったので、ニンジャについて会話が盛り上がりました。ライダーってことで話は盛り上がりますが、さらに一緒のバイクってところでさらに盛り上がります。
先に出発されるニンジャ乗りのご夫婦を見送って、こちらも出発。
その先にある石碑にも軽く立ち寄ります。
あれ、群馬側は少し曇っている。
どうやら群馬側だけ少しだけ天気が崩れているようですが、すぐに長野側に戻るので問題無しです。昨年はそのまま万座ハイウェー方面に下りましたが、今年は方面を変えて毛無峠へ行ってみることにしました。
‐県道112号線(大前須坂線)‐
県道466号線→県道112号線と繋いで毛無峠へ。かつての大鉱山の跡地で日本離れした風景も広がると聞いていたので、楽しみです。進む程に道も荒くなってきて…着いた先には今までの志賀高原の景色からガラッと変わった景色が広がっていました。
志賀高原は草木が生い茂っていましたが、こちらは所々生えていません。日本離れしているっていうのはそういうことなんですね。
“毛無峠”とあるように、木々が生えていない様子から名づけられたそうです。木々が生えていない理由としては、周りに遮るものがないために発生する強風のせいだとされているそうです。
近くには徒歩15分程度で登れる破風岳(はふうだけ)があります。ちょうど雲がものすごい勢いでやってきたので断念。
そしてこの場所から振り向くと…
こ、これは…!
未開の地グンマーとして有名な看板が…!
よくネットで見かけていましたが、これ結構でかいんですね。硫黄の効果?か分かりませんが、看板の文字も大分やられている、この先に行くなって雰囲気が出まくっていました…。。
ちなみにこの先にはかつての鉱山跡地があります。地盤が弱くて危険なため立ち入り禁止となっています。
今は何もない場所ですが、かつては2100人が住んでいたというこの土地。その様子は今では殆ど分からない程になっていますが、当時は小学校や中学校もあり、さらにはスーパーまでも。
閉山されるまでの約50年間、この地は国内最大の硫黄鉱山として稼働していました。
今回は散策しませんでしたが、次回時間がある時に鉱山跡地を散策してみたいです。
印象的だったのが、鉱山から硫黄を運び出すための滑車塔です。
今じゃ朽ち果てていますが、これが毛無峠がかつて鉱山であったことを教えてくれます。日本とは思えない風景を満喫し、須坂方面へ下ります。
その後は合宿のメッカである菅平を経由し、国道406号線を走り上田市街へ。途中地元の定食屋さんでしょうが焼き定食を頂きました。
-国道406号線-
この辺りは特に休憩のために停車していないので、動画より切り抜き写真を。
志賀高原から下った後はものすごい猛暑だったのですが、再び菅平高原に高度を上げるにつれて涼しさが戻ってきました。
下界で限界まで上がった水温計も徐々に下がっていきました。
上田からは再び標高が下がるのですが、下界は暑いのなんの…
ニンジャのファンは常に回りっぱなし、やはり輸出用のラジエーターじゃ小さいので冷却が間に合わないのでしょう…(^^;)
その後南下するための国道144号線に合流するのですが、交通量が多くのんびりペースになり、さらに標高も下がっていたのでまた汗だくだくに…(^^;)
給油を挟んでなるべく交通量の少ない道を…と探し、県道4号線を経由してビーナスラインまで一本で繋いでくれる県道40号線へ。
‐県道40号線(諏訪白樺湖小諸線)‐
ビーナスラインに無事に入り、再び涼しさを取り戻しました(;´∀`)
気が付けばもう夕時で入道雲の隙間から夕焼けの光が差し込んできました。
先週はSRXで訪れましたが、今度はニンジャで戻ってきました。
しばらく高原の風に吹かれて休憩していましたが、日没に向けて段々と雲が濃くなってきました。こりゃ結構な夕立がきそう…今日は諏訪湖で花火大会があるのですが、開催されるのかなぁ。
美ヶ原高原方面は明日行くとして、本日はそのままビーナスラインを下り諏訪湖の宿へ。
高原道路を走っていましたが、暑いものは暑いので…まずは汗を温泉で洗い流し、近くのラーメン屋さんで夜ご飯を食べました。
ご飯を食べているときにものすごい豪雨となり、落雷も…(^^;)
早めにチェックインで来て本当によかった…。。
あまりにひどい豪雨だったので、これは花火大会が中止かなーと思っていましたが、開始15分前には何事もなかったかのように雨も止みました。
本日最後の撮影…と言うことで、用意してきた簡易的な三脚に固定して花火撮影。
水平じゃないですが、とりあえず昨年よりきれいに撮れたので良しとするかなぁ。もっと練習しないと。
約800発の小さな花火大会ですが、すぐ近くで見ることができたので迫力満点でした(^^)
夏と言えばやっぱり花火ですね。
8月1日から15日まで毎日開催されている諏訪湖のサマーナイトフェスティバル。今年も無事に見ることができ、雨に降られることもなく無事に2日目が終わりました。
花火を見終わってからは、宿の部屋で軽く反省会と言う名の飲み直しをして爆睡。
明日は最終日、美ヶ原高原を走って中道道を使って帰宅します。
走行距離:298km
平均燃費:17.0km/ℓ
1日目/2日目/3日目
コメント
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こんばんは~~
今度はGPZ-900R ですか? いいバイクですよね!!
むかしむかし、1986年若かりし頃のトムクルーズが、映画「トップガン」の中で「カリフォルニアミラマー海軍航空基地」、離陸中の戦闘機を追いかけて疾走していたのがGPZ-900R だったと記憶しています。映画の中でのGPZの排気音の素晴らしかったこと、乗れもしないくせにあこがれたものでした。
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moumoushpさん
こんばんわ^^
今回は親父のGPZを借りてのツーリングでした。
取り回しがとても重くて苦労することが多いですが、長距離走ることが苦にならないバイクです。
トップガンカラーというワードから私もそのシーンを見たことがあります。映画の迫力もあり、とてもカッコ良かったのを覚えています。
実際は私もスイスイと扱えるわけでもなく、バイクに“乗せてもらっている”状態なんですが…(;´∀`)笑
ゴロゴロガチャガチャと賑やかなエンジン音ですが、とても気持ちの良いエンジンです(^^)