今回の記事から九州編をお送り致します。
今年はGW直前に熊本地震があり、道の開通状況が分からず行けませんでした。そのリベンジを果たすべく、熊本まで行ってきました。
現在は道の状況も事前に把握することができるので、珍しく事前に迂回路をプリントアウトして持参するという徹底ぶり。いつも行き当たりばったりなんですけどね(^^ゞ
実は直前にタイヤ交換だったりと結構バタバタしていたので、出発が遅れることに。
それと同時にまだ記憶に新しい九州への豪雨(7/13)の予報もあったのでなかなか出発に踏み切れなかったんです。。
■7月12日(火) 神奈川~有明
大阪まで行ってフェリーで一泊…というのがいつものスタイルですが、最初から雨…しかも大雨と分かっている中走る勇気は自分にはありません。ということで、ちょうど大雨の日をフェリーで1日過ごす作戦に切り替えることに。
どの道13日は日本全国雨だったら、フェリーでゆっくり移動するのもたまにはいいんじゃないか?ということで、東京は有明と福岡のシン門司港を繋ぐ東九オーシャンフェリーに予約電話を入れ、荷物をパッキングしていざ出発。
リアボックスを導入したこともあり、シートバックとタンクバックで余裕がありそうです。また、船内移動や降りてから便利なようにリュックをボックスに入れてあります。
15時過ぎに出発。
湾岸線を経由して有明フェリーターミナルへ。この辺りはモーターショー等でよく行きますが、それ以外の目的となるとなかなか行かないかもしれません。
さらに自分が想像していたフェリー乗り場の雰囲気と大分違って、トレーラーがガンガン行き交う埠頭。一応フェリーターミナル入口…とありますが、なんか一般の人が入って良いのかなと勘違いする雰囲気で若干躊躇しつつも、フェリーターミナル到着。
・有明フェリーターミナル
近くにコンビニとガソリンスタンドはあるだろう と思っていましたが、周囲にはフェリーターミナル以外は何もなかったので、一度乗り場を離れてコンビニと降りてからスムーズに出発できるように給油を済ませました。
ちなみに今回乗船するのは、今年就航したばかりの“フェリーしまんと”です。楽しみ(^^)
いよいよ乗船。
この日は平日だから誰もいないかなーと思っていましたが、有明港からは6台くらいバイクを見かけました。
東九オーシャンフェリーは初めて乗船したのですが、固定方法が他のフェリーと異なって専用スタンドに前輪を突っ込むスタイルでした。モーターショーで使われる輪止めと似ています。これで固定するのでサイドスタンドも不要とのこと。
荷物も降ろすことなく固定出来てラッキーでした^^
ここでバイクとは1日半程お別れです。船内で読書をする予定だったので、自宅から2冊持ってきました。
東京から発着するので、工場地帯の夜景がきれいでした。奥に見えるのは東京ゲートブリッジです。
デッキにも出てみました。蒸し暑くてすぐ退散しました(^^;)
無事に出港したので、窓際の席を確保して自販機で売られているインスタントご飯と缶ビールで旅の出発に乾杯。
東京ゲートブリッジを眺めながらグイッと一杯。
大型フェリーのゆったりとした揺れに心地よくなり、大浴場で日中の汗を流してあっという間に就寝し1日目終了。
走行距離:73km
平均燃費:32.0km/ℓ
■7月13日(水) 有明~徳島~新門司
続けて2日目。
朝はパン派な自分にとっては嬉しいパンの自販機もありました。パンを頬張りつつ、ツーリングマップルで新門司港からのルートに目星を付けたり、持ってきた文庫本を読んでたらお昼が近付いてきました。
途中和歌山県の潮岬を通過するとのアナウンスがあったのでデッキに出てみました。
この日は全国的に雨のはずが…デッキにはサンサンと降り注ぐ太陽!暑い…(^^;)
どうやら雨が降っているのは日本列島だけのようで、潮岬の沖合は晴れていました。真ん中に写る船のちょい先に見えるのが、おそらく潮岬。
四端を制覇するという目標の自分にとっては一度は行かなければならないスポットでもあります。
何もしなくてもお腹は減る…ので、昼食にしました。お昼頃に徳島港に一度寄港するということで…徳島ラーメンのインスタントを頂きました^^
後は本を読んだり、眠くなったら寝たり…
まぁいわゆるぐうたらな生活をしていた訳です。着替える必要もないので、寝間着のまま船内でゆっくりと過ごしました。
沖合まで行くと携帯の電波も飛ばないので、色々な意味で開放的な時間を過ごせます。
この後は夜ご飯を食べて次の日に備えて寝るだけなのですが…
せっかく?1日フェリーにいるので、船内の紹介でもしちゃいます。笑
■二等洋室
まずは寝床から。
私は二等洋室を取っていたので、上下にベッドがあるタイプです。好きな松井選手と同じ55番でちょっとテンションも上がったり。
中はハンガー掛けとライトが着いています。カバンもそんなに大きくなければ寝るのに邪魔にならないかと思います。
ライトの下にはコンセントがあり、その横のケースに携帯を入れることもできます。
こういった細かい配慮は嬉しいです。しかし、このベッドの中では完全に圏外になるので、充電しつつネットを見ながら寝転がる…といったことはできませんでした( ノД`)笑
■エントランスホール
食事はエントランスホールを利用していました。このように自販機がズラーっと並んでいて、種類も結構豊富です。ビールからインスタントラーメン、アイスにおかし。ちなみに水とお茶(冷たいのと暖かいの)はエントランスホールに備え付けられているので、飲み放題でした。
私が先ほど食べた徳島ラーメンは一番下段にあります。ご飯だけや、麻婆豆腐にチャーハン、レンジでチンして温めるインスタントご飯が並びます。
種類もあるので1日半いても多分飽きはしないんじゃないかな?と。
■リラクゼーションスペース
リクライニングできるゆったりシートが置いてあるリラクゼーションスペース。大型のテレビを見ながらゆっくりできます。
ちなみにこの日は巨人対広島で、広島が大勝していました。
ただ沖合に出てしまうとテレビが見にくくなってしまうのが欠点ですが…(^^;
■コインランドリー
コインランドリーも備え付けられています。洗剤も確か自販機で売っていたと思います。
私は持参した洗剤で洗い、脱水機能だけ使用しました。最新のドラム式を導入していました。
■フォワードロビー
テラス席です。
船の後方にあるので、フェリーが起こす波を眺めつつゆっくりできます。
■廊下
就航したばかりのフェリーだったので船内が全体的にキレイでした。
■大浴場
そして24時間いつでも入れる大浴場。シャワー室もあって、手早く汗を流すこともできます。浴場の写真はありませんが、オーシャンビューを眺めながらお湯に浸かることができて快適でした(^^♪
ということで、この日のシメは先ほどちょっと出てきた麻婆豆腐とお味噌汁。
これで合わせて500円なので、値段も高すぎなくて助かります。
久々にグダグダとした1日を過ごしているうちにあっと言う間に夜がやってきて、就寝。意外に時間を持て余すかと思い気や、そんなことなかった。眠くなれば寝ればいいし、お風呂に入りたかったら入れば良いし…。何より最近時間が無くてできていなかった読書もできてよかったです。
おかげで2冊読破できました。
ということで高知県の桂浜沖合のとこらへんで床に就きました。
明日の早朝5:40には新門司港に到着するので、備えて寝ます。お昼寝もたっぷりしたので、寝付けないかなと思い気や普通に爆睡しちゃうのでした(^^;
走行距離:0km
平均燃費:-km/ℓ
つづく
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