【SRX250】後期型3WPキャブレターへ交換 その2

YAMAHA SRX250

前回は3代目のキャブレターを丸ごと交換した記事でした。
今回はその他細かい微調整を行います。

ここまで合計3つのSRX250のキャブレターを所有する筆者の現状はこんな感じです。

51Y前期キャブレター(部品取り車装着品)始動性NG、アイドリング・吹け上がり良好
51Y後期キャブレター(購入時装着品)始動性OK、アイドリングNG(息継ぎ発生)
3WPキャブレター(新規購入品)始動性OK、アイドリング・吹け上がり良好

この表だけ見れば、3WPキャブレターに変更でOKじゃん!
といった具合なのですが、まだ細かい調整が残っているので、その部分の記事となります。

ここまでの流れ

その1 【キャブレター交換 その1 3WPキャブレター購入】
★その2 【キャブレター交換 その2 3WPキャブレター微調整】←本日の記事


まずはキャブレターの調整に移る前に燃料コックを修理しました。
以前直したのですが、どうやらOリングではなくダイヤフラムが死んでいたらしく燃料がダダ漏れ…。

ガソリンコック購入

一時的に直っていただけのようです…。
そこでこの対策のため、ガソリンコックを購入してきました。

KIJIMA ガソリン・コック ホース内径Φ6

純正部品は廃番になっているようなので、開閉式のコックを取り付けました。これで手動で燃料のON/OFF作業ができます。

燃料コック 1
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尚、この燃料コックを取り付けても、負圧コックは予備タンクとの切り替えで使用するため、そのまま残します。

写真がボケてしまいましたが、装着前の様子です。
負圧コックのスイッチ部からキャブレターまでかなり距離が短いので、うまく装着できるかどうか…。

燃料コック 2

ガソリンコック取り付け

距離が短いため、ホースを新たに取り付け、試行錯誤の末、写真のような取り付け状態にりました。

燃料コック 3
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どうしてもコックまでの距離が不足していたため、燃料ホースをグルっと回し、キャブレターまで繋げています。
最後はフレームにタイラップでコックを固定して、完成。

これにより、負圧コック部分による燃料漏れが完全に止まりました。
そして、乗る際は新たな燃料コックをONにして、燃料を流してからから乗ることになります。
少々面倒ですが、燃料が漏れるよりはマシです。


写真の状態がONの様子です。

燃料漏れは解消され、続いて前回取り付けたキャブレターへ。
始動性は改善されてめでたし…と言いたいところでしたがそうもいかず。

どうやらまだ燃料が漏れています…
写真の黄色い丸の部分、フロート室からホースに向かってガソリンが見えます…。

キャブレター 1

フロートチャンバー用ドレンボルト 交換

フロート室の燃料を取り出すネジからホースをつたって漏れてきているようです。ネジのゴムが劣化している可能性もあるので、漏れが発生しなかった1代目のキャブレターからネジのみ移植してみることに。

キャブレター 2


このキャブレターは前期型(51Y)の中でも後半に販売された丸目灯に搭載されていたキャブレターになります。
※以降51Y後期キャブレターと呼びます

このフロート室の燃料を取り出すネジごと移植していきます。

キャブレター 3


交換してみました。
後は経過を待って、漏れなければOK。漏れないことを祈るのみ。

完成

キャブレター 4


数時間経過して漏れがないことを確認しました。
この部分はどうやら問題無しのようです。

キャブレター整理

ついでに今まで持っているキャブレターの整理をしました。

キャブレター 5


左のキャブレターがSRX250の一番最初の型(四角目灯)に搭載されていたものです。
※51Y前期キャブレター

右が先程紹介したマイナーチェンジした丸目灯に搭載されていたモデルです。
※51Y後期キャブレター

大きな違いとして、燃料ホースの取り回し、チョークユニット、が上げられます。
チョークユニットは、51Y後期キャブレターは2段階の調整用の位置がありましたが、51Y前期キャブレターは自身で自由に位置を決められます。
大体手動で思いっきり引っ張るよりも、その中間あたりがちょうどいい燃調なので、ここは好みが分かれるところかもしれません。

51Y前期キャブレター(部品取り車装着品)始動性NG、アイドリング・吹け上がり良好
51Y後期キャブレター(購入時装着品)始動性OK、アイドリングNG(息継ぎ発生)
3WPキャブレター(新規購入品)始動性OK、アイドリング・吹け上がり良好

51Y 前期型キャブレター

51Y前期キャブレターは始動性が悪い以外は好調でした。
このキャブレターで九州にも行ってます。今思うとよく行ったなぁと思います。

キャブレター 7

51Y 後期型キャブレター

続いては51Y後期キャブレター。
始動性は良好、でしたがアイドリング時に息継ぎをします。オーバーホールを何度か試みましたが、残念ながら原因追究には至らず。

チョークも効いていたんですが、結局はお蔵入りすることになります。
それから、前オーナーがダイヤフラム側のカバーに黒い塗装をしていたんですよね。何故だろう。

キャブレター 6

3WPキャブレター

そして只今装着中の後期型のSRX250のキャブレターとなります。
こちらは型式3WPのキャブレターとなります。

51Y前期キャブレター(部品取り車装着品)始動性NG、アイドリング、吹け上がり良好
51Y後期キャブレター(購入時装着品)始動性OK、アイドリングNG(息継ぎ発生)
3WPキャブレター(新規購入品)始動性OK、アイドリング、吹け上がり良好

装着にあたり、セカンダリー側に解放用のパイプがあるのでとりあえずホースを繋げておきました。
ゴミを吸い込まないように網でもした方がよさそうです。

キャブレター 8


とりあえず後期型のキャブレターが順調なようなので、しばらく様子見。

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おわり

その1/その2

コメント

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    SomeDayさんって整備士さんなの?。
    うぅ~ん・・・、私にはサッパリわからんなぁ・・・(T_T)。

    こうやって、愛車を整備出来たら楽しいでしょ?。いいなぁ~。

  2. SomeDay より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    きゅーりパクパクさん

    いえいえ(笑)
    ただ何度も故障したり直したりしているので必然的に知識が身についてしまっただけです^^;

    ただ本当に掃除したりしているだけですよ!

    でも本当はバイクで色々なところへ行くことを書くブログにしようとしているんですけどね…(笑)
    どうやら修理メインのブログになりつつありそうです…orz

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