前回は地道な下地作製を終え、ようやく中間地点?にやってきました。
今回は少し話が変わり、車体を分解していきます。
そして、そこから下地作製に移っていきます。
前回の記事はコチラ↓
ここまでの流れ
- その1 フレーム補修
- その2 フレーム修正
- その3 パテ埋め
- その4 パテ研磨1
- その5 パテ研磨2
- その6 車体分解
- その7 塗装下地作製1
- その8 塗装下地作製2
- その9 塗装下地作製3
- その10 カラー塗装
- その11 クリアー塗装
- その12 コンパウンド研磨
- その13 車体組み立て
- その14 仕上げ1
- その15 仕上げ2
カブのフレームについて
今回は内容が薄いので、ここまでの話を整理するところから始めます。
まず最初に今回のカブフレームもろもろについて。
事故に遭ってしまったカブ号ですが、やはりフレームへのダメージなどもあり全損です…。
そこで、我が家で所有していた1台のカブが登場します。
これは家にあった部品取りのカブ。
2000年以降の触媒装着されたと新しいカブ。ただし部品取りのため、状態が良くても書類がないためそのまま乗ることができない状態でした。
エンジンは50ccが搭載されていましたが、親父と暇つぶしに中華ボアアップキットをオークションで購入し、組み付けました。
その結果、排気量は88ccになり、中華スプロケットを取り付けて最高速重視になっています。
ちなみにですが、私は下の商品のようなボアアップキットではなく、台湾製の値段も1/4程度のやつです(ピストンとヘッド交換のみ)。しっかりと強化される方は、最初からキャブレター等の強化パーツが含まれているものを購入するのも一案かと思います(経験談)。
話は逸れましたが、今紹介してきたカブの部品をベースにして、以前購入したフレームを塗装し(只今実施中)、復活させようというのが今回です。
もちろん事故に遭ってしまったカブのパーツも、使えるものは移植していきます。
エンジンも移植したかったのですが、どうやらエンジンにもかなりのダメージがいってそうなのでやめました…。
なので、新しいカブのエンジンは中華88ccとなります。耐久性については、後々分かるでしょう。多分。
なので、上記の部品取りカブの分解するのが今回の記事です。
エンジン降ろして、バラバラにして、相変わらずライト周りの配線はすごいなーと感じつつ分解です。
カブの分解は過去2回の全塗装でかなりマスター済みです。
少しずつ手際がよくなってきた気がします。笑
事故に遭ってしまったカブから形見としてライトを移植します。ライトバイザーは大学1年生の時に東京堂まで行って買ってきました。これもそのまま引き継ぎます。
当時は付けるのに苦労しました。
今では懐かしい思い出話です。
それからレッグシールド中央にあるエンブレムも受け継ぎます。
塗装部品の紹介
写真は分解したパーツ達。部品取りでも結構ハンドルやらサイドカバーの状態は良いです。まぁ塗装するので関係ないのですが。
それぞれ細かいプラスチックパーツもこれから削ります。プラスチックは塗装がしにくいので、注意して行います。
部品別に現状をおさらいします。
フロントマスク
塗装の難易度:★✩✩✩✩
ハンドル下カバー
塗装の難易度:★★✩✩✩
塗装が終わったらこのステッカーもまた貼って、純正を忠実に再現してみようかな?とも思っています。
ステッカーの状態もいいですが、ここは塗装するので剥がします。ヒーターガンで暖めて一発。
フロントフェンダー
塗装の難易度:★★★★★
プラスチック系の部品で一番苦戦するであろうフロンフェンダー。
何せ塗装した後フロントフォークに取り付けるのが難しくて塗装が禿げたことがあります…トラウマです。
加えてフロントフェンダーは柔らかくて塗料がのりにくい…。
そして普通なら全て部品取りからバラしたパーツを付けるのですが、今回は少しアレンジを加えていきます。
まずはスイングアーム。
C70用スイングアーム
塗装の難易度:★★★✩✩
オークションで落札しました。送料込で非常に安かったカブ C70用のスイングアームです。
タンデムステップが可倒式ではないタイプなので、年式としては割と古めです。頭の中で描いているカブのイメージがこのスイングアームだったので採用です。
イメージは完成してからのお楽しみで…。
ハンドル
塗装の難易度:★★☆✩✩
そしてハンドル。メーターは新しく購入し、0kmから歴史を刻んでいく予定です。
フロントフォーク
塗装の難易度:★★★★✩
こうやってバラの状態で見ると面白い形をしています。
写真手前側はレッグシールドで隠れます。
サイドカバーを撮り忘れてしまいましたが、ここでは難易度★3つくらいかなーと
思っていました。
これが後で大きな誤算であることを、今は知りません…。。
分解終了し、そのまま脱脂→下地作製に移っていきます。
つづく
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