真冬のツーリングの装備をワークマンで揃えてみたらどうなるか?という検証実験その2です。
その1(下半身編)はコチラ↓
前回は下半身の防寒としてあったかインナーパンツとウォームクライミングパンツの合わせ技でしたが、今回は上半身の合わせ技にてご紹介していきます。
金額も安く高性能な商品が多く揃っているワークマンで、真冬のツーリング用の装備を揃えるとどうなるのか?始まります。
・ストレッチフリース裏アルミプルオーバー
まずは上着。見るからに暖かそうなモサモサしたフリースです。色は白色でワンポイントで青系統のポケットと肩あてがあります。
ボア仕様なので、見た目からしてかなり暖かくなります。これ、結構重要。笑
全体を見まわして最初に目を引くのは真ん中にある大きなポケット。
通称ドラえもんポケット。笑
ポケット上部にはジッパーもあり、さらに両サイドからアクセスできる大口のポケットが備わります。長財布やスマホを簡単に収納でき、貴重品はジッパー付きのポケットへ収納…なんていう使い分けができます。
バイクを降りた後タンクバッグから財布を取り出して…といった手間がなくなるのは個人的に嬉しいポイントです。
両サイドの開口部は下まで繋がっていないので、中身が落ちにくいようになっています。かがんだ際にポケットの中身が落ちてしまう…といった確率が下がるような工夫がされているのは助かります。
胸部にもポケットが左右に2箇所あります。そしてこのポケット、実は見た目より中が広く割と色々なものが入れられるかと思います。私が所有するスマホ(OPPO Reno3 A)は入れられました。
背面はこのようになっています。肩の部分はリュックを背負った際に擦れを防止するために違う素材を採用しているそうです(公式HPより)。
たしかにこのボアの生地だとリュックを背負い続けていると擦れやボアのつぶれが気になります。そのあたりに目を向けるのがワークマンといったところでしょうか。
そしてバイクに乗る上で大事な保温性能については、この背面にぎっしり配置されているアルミプリントが解決してくれます。
背中一面にはアルミプリントがあるため、熱を逃がしにくい構造となっています。
もちろん裾までギッシリ。
バイクに乗っている間はいかに保温することがカギとなってくるので、このようなアルミプリントでの保温はかなり重要です。
実際部屋の中で着ている分には汗ばむくらい暖かさを感じることが多いです。
袖部分にはアルミプリントはありません。
ただし、袖の先はすぼまっているので冷気の巻き込みはしにくくなっています。
ジッパーは中央からドラえもんポケットまであります。なので、着用する際は上から被る必要があります。
そしてジッパーを上まで上げると襟が立つので、首元の防寒対策にもなります。
続いてこの上着の下に着用するインナーを紹介していきます。
・WARM FACT COTTON(ウォーム ファクト コットン)
ワークマンがリリースするあったかインナーで生地厚みがレベル4に位置する(レベルは5段階)インナーです。
保温、裏起毛、吸湿発熱、ストレッチ、綿混素材、静電、やわらか素材に中空糸を使用、といったような性能を持つインナーとなります。
比較対象としてはユニクロのヒートテックが該当してくるかと思いますが、今回はワークマンのインナーを選択しました。
その理由についてはまた後程。
先程ご紹介した生地厚みレベルはパッケージに印刷されています。
広げてみました。
個人的な感想としては、現在のラインナップは丸首タイプのみなので、タートルネックタイプがラインナップとして加わって欲しいところ(2021年11月時点)。
タートルネックなだけで首元の暖かさはかなり変わってくると思います。
写真では厚みは伝わりにくいですが、かなり厚みがあります。
それは裏面に起毛を採用していることにも関係してくるのですが、この起毛がヒートテックとの一番の違いになるかと思います。
私はこの起毛が決め手となり購入をしました。起毛は何もしていない(動いていない)状態で暖かさをキープできる点が購入のポイントでもありました。
ヒートテックは動いた汗を熱に変えるため、動いている分には暖かいのですが、動いていないと能力を十分に発揮できないので、起毛を採用しているワークマンのWARM FACT COTTONを購入しています。
※個人的感想です。現在ユニクロでも起毛タイプのヒートテックが販売されています。
このインナーと先ほどの上着を合わせて冬のツーリング対策としていきます。
実際に真冬にツーリングする際はこれにさらに1枚、インナーダウンみたいのを挟むと良いと思います。
着用してみた感想はまた別途書いていこうと思います。
おわり
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