以前スポンジをカットして再加工し直したカブ号のシートですが、やはり経年劣化の水漏れは直らず…。
再度シートを巻き直すことにしました。
このアングルからも分かるように、シート表皮はヒビ割れてしまい、スポンジシートにビニール袋は巻いてあるものの水漏れして雨上がりはウエットな座り具合になる始末。。
やっぱり表皮自体が撥水してくれないと意味がないですよね。。
まずは前回貼り直しをしたタッカーを順に外していきます。
マイナスドライバーでこじ開けてからペンチで引き抜く要領です。前回かなりの数を打ったので
抜くのが大変でした。。
続いて今回の貼り替えで使用する表皮です。
バイクシート用 貼り替え表皮(合皮)
ソファの貼り替えにも使用できるような、伸縮性がある合皮のシートを巻いていきます。
元々の純正シートであればシートカバーがたくさん出回っているのですが、カブ号はミディシートという少し長いシートを採用していることもあってカバーは出回っていません。
表皮にシート本体を置いておおよその大きさにカットしていきます。
カットしたところで防水対策でゴミ袋で包みます。
包みます。
シート自体に厚みがあるため、一枚のシートで巻くには大変なんですが伸ばしつつ、巻いていきます。
特に先端部分はシートが集まってくるので難しい。。
本当は2枚構成(側面が縫製されている状態)がベストなんですが、それをやる技術はないので表皮を伸ばしつつ、タッカーで固定していきます。
多少のシワは許容範囲とします。
何とかできました。
まぁこんなもんでしょう。笑
全体的に見ればあまり気にならない感じに仕上がりました。
後端部もシワが寄っています。
まぁそのうち馴染むでしょう。笑
尚、後端部は一部に切り込みを入れて巻き込みました。
1枚の原反だけで巻くのはいくら伸縮性があっても難しいので。
といった具合で完成。
黒色表皮なので悪目立ちもせず、いい具合に収まったなと自己満足。
気になるシワもそこまで気にならない…と思ってます。
以前タンデムグリップを止めていたボルト穴は今回は塞いでいます。
理由として特にこの位置で固定する理由がなかったためです(前回のカバーは穴が開いてしまっていたため埋めるために使っていました)。
乗ってしまえばさらにシワができるので、これで良い感じかもしれません。防水・撥水タイプなので雨上がりに乗った際にお尻が濡れなければOKです。笑
おわり
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