大分間が開いてしまいましたが、伊勢神宮ツーリングの2日目です。この間が開いてしまった理由はまた別に書きます。
初日の大移動を終え、いよいよメインイベントである伊勢神宮の参拝です。2日目は熊野からスタートです。
・1日目 (神奈川~伊良湖岬~鳥羽~熊野)
・9月29日(日) 熊野~伊勢神宮 外宮~伊勢神宮 内宮~鳥羽
熊野の山奥に宿泊したため、朝晩は冷え込みます。ふとんをかぶっていても寒さが…><
ちょうどいい自然の目覚まし時計ですが^^
ちなみに昨日泊まった宿はここです。
クアハウス熊野本宮。
コテージ風になっていて、設備も必要十分揃っています。しかも温泉までものすごく近いです。これはかなり便利^^
大自然の中なので環境は最高です。
今日も予報では快晴…のはずがどうやらポツリポツリと…。
嫌な予感…(・・;)
まぁまだポツリだから大丈夫だろうということで出発。
世界遺産の熊野本宮が目前の場所にいるので、朝一からお参りです。朝っぱらから世界遺産とは…笑
-熊野本宮大社-
古くから多くの信仰を集める熊野信仰の総本山に行きました。明治22年の水害で境内が洗われてしまい、現在の場所に移ったそうです。
結構人がいるかな~
なんて思っていましたが、皆無でした。静かな中なんでかなり雰囲気を感じます。
進んで行けば本殿です。
本殿まで続く道です。当時の人はこの山奥まで徒歩で来ていたんですよね。すごい…当たり前の感想しか出ない^^;
手前の階段でかなりの息切れ…。でもその先をくぐれば本殿です。
バイクばっかり頑張ってもらっているからでしょうかね…orz
…ですが、どうやら今は改装中のようで囲われていました。残念・゜・(ノД`)・゜・
ですが、お賽銭箱はちゃんと出されていたのでしっかりとお参りはできました^^
堂々たる本殿。人も少なくて独り占めできたような気がしてラッキーでした。
・大斎原(おおゆのはら)
で、少し離れると田んぼの真ん中に大きな鳥居が!
こちらも行ってみます。
熊野川の中洲にあり、先ほど書いた明治22年の水害が来るまで熊野本宮大社があった場所です。
何もない場所に凛々しくたつ鳥居が何ともいえない、堂々たるシルエット。
鳥居の真ん中にある3本足の烏(からす)。これは八咫烏(やたがらす)と呼ばれている“日本書紀”にも記されている伝説の鳥の一種です。熊野の神の使いとされていて、日本神話の世界では太陽の化身とされているそうです。
よーく見ると日本代表のユニフォームに記されていますよね。
あれです。
しっかしこの鳥居、かなりでかいです。水害が起きてもこれだけは残ったんですよね…すごい。。
さて、朝から世界遺産を満喫したので伊勢神宮を目指して移動開始です。この辺はガソリンスタンドすら少ないので見つけたら度々入れていきたいところです。
2スト組は大変そうです(^^ゞ
こっから1~1.5車線の酷道をひたすら走ります。途中片側崖やら、沢渡りになっていたりと…朝からかなりボリューミーな感じです笑
特にトラブルもなく、無事に海沿いを走る国道42号線へ。
途中ポツリポツリがポツポツになってきましたが、ザーにはならなかったのでよかったです(^^;)
無事に海に出たところでコンビニに立ち寄って朝ごはんです。初っ端から峠だったのでお腹も減ってしまったので。
-国道42号線-
目の前が海でご飯が食べれそうなすごくいい場所を発見!
これは行くしかないでしょう~ってことで太平洋を眺めながらのダイナミックな朝ごはんです。
すごいきれいな場所です。雲が多くてもこれなら納得できてしまいそうな風景です。
サンドイッチに肉、ポテトサラダと奮発しました。
防波堤があったので海と撮ることはできませんでした。残念。。
曇ってはいますが、伊勢神宮方面は晴れみたいです。そんな予報を見たら心なしか向こう側が晴れてきているような気がします。
贅沢な朝ご飯を終え、伊勢神宮を目指します。
雨がポツポツきたのは山の中だけみたいです。
途中は特に何もなく紀伊道→伊勢道と移動して伊勢神宮の外宮(げくう)へ。
気になったことと言えば、伊勢道を走行中に伊勢神宮に近づくにつれて“伊勢バリア”という表記があったことです。
そうか、伊勢神宮だし神様がバリア作ってるんだろうなぁ( ´∀`)
なんて思っていたら、実はこの伊勢バリアは料金所のことを指しているみたいです。なんでこんな表記なのかは分かりませんが、とりあえずバリアらしいです。
本当にバリアかとw
-伊勢神宮 外宮(げくう)-
さて、無事に外宮に到着!
時間も午前中に到着なので予定通りです。ここでもうひとりと合流し、早速外宮へ。
トンボもお出迎え。ですが実際は結構暑いです(;´Д`A
もうすぐ遷宮が近づくということで境内は大賑わい。多くのライダーさんもいました。
早速中へ。
・火除橋
防火の為に造った堀川にかけられている橋です。この橋を渡ると神域に入ります。
ちなみに…外宮ではすべて左側通行になっており、手水舎もその関係で左側に配置されています。
この後向かう内宮(ないくう)では右側通行になります。その謎については後ほど…。
2年半前に行ったときは内宮しか行っていないので、外宮は初めてになります。
・御正殿(ごしょうでん)
そして一番のメインとも言える御正殿。ちょうど新旧の御正殿がありましたが、撮影はNGのためこれだけです。
普通に見る分には問題ないのでしっかりと自分の記憶に収めてきました。
・風宮(かぜのみや)
・土宮(つちのみや)
・多賀宮(たかのみや)
ここは新殿と旧殿の二つがありました。
こーやって二つが同時に見れるのが今だけなんです。
・亀石
途中にある水路にかかる大きな石です。“亀”と呼ばれているには理由があり、よく見ると…
亀に見える!
…ということでこのように名付けられています。
石の突き出た部分が亀に見えますね^^
実は外宮は表門から入ったのではなく、裏から入りました。(表は何やら混んでいたので…)
なので順序が逆になってしまっています。
とりあえず逆に辿っていきます。
・第一鳥居
ということで外宮の参拝が終了です。
この後は内宮に向かいます。外宮の駐車場は無料ですが、内宮になると有料になります。
バイクは無料でかなり入口に近いところまで停められるのでラッキーです^^
さて、2年半振りの伊勢神宮 内宮へいざ!
-伊勢神宮 内宮-
まず第一印象が外宮より人が多い!
日曜だから…ということもあると思いますが、多いです。
で、先ほどとは逆に右側通行です。
その理由…
元々伊勢神宮内には昔(…と言っても江戸時代)は民家が普通にあったそうです。しかも結構奥まで(^^;)
で、商人たちも集まってくるのでお店もありました。
やはり商売人たちはどのようにして自分たちの品物を売ろうかと考えた末に、出口付近にお店を構えることを考え出します。
その都合でお店が集中したのが右側(内宮)と左側(外宮)になり、今に至るそうです。
そんなことが?!
っていう感じですが、まぁ歴史上のできごとはそういった類が多いのです。私はそんな背景が大好きですけどね^^
今やしっかりと通行区分がありますが、当時はお店の場所の位置が決まり、そこから自然となっていったというのが実に面白いです。
雑談はこの辺にして、五十鈴川を渡って内宮へ。
広いこのスペースにも当時は民家が建っていたんでしょうかね?
そう思うだけで面白いです^^
第一鳥居をくぐって先へ進みます。
・御手洗場(みたらし)
当時はここで参拝前に身を清めていた場所になります。もちろん今でもその習慣はあります。
五十鈴川の透明度が高いです。
・風日祈宮(かざひのみのみや)
実はこの内宮から少しそれたところにあるのが、この風日祈宮です。
そして、内宮の御正殿(ごしょうぐう)へ。
・御正殿(ごしょうぐう)
外宮みたく少し並べば見れるだろうな~
なんて思っていましたが、こちらは1時間半待ちです。某夢の国のアトラクション待ち並みですw
さすがにそこまでは待てないのでここで眺めます。
すごい…これが遷宮パワーの影響なんでしょうかね…
とりあえず内宮の終点まで来たので、ここから引き返して行きます。
境内にある木、樹齢はどのくらいなんでしょうか。一直線にひたすらに伸びています。
・外幣殿(げへいでん)
もう大体は新しくなっています。木の色が違うのですぐに分かります。この時期は神様も大忙しですね(^^ゞ
遷宮の時期ならでは景色がこれです。
左に旧社殿、右に新社殿。この一緒に並んで見えるのはこの時期だけです。そーいえば今日はここまでこんな写真がなかったですね。
新社殿はまだ立ち入りができません。神様も引っ越していませんしね(^^ゞ
最後に内宮を去る前にお参りを…
と思って立ち寄ったのが、ここです。
・大山祗神社(おおやまつみじんじゃ)
どうやら手前に安産祈願の子安神社(こやすじんじゃ)があるらしく、若い夫婦の方が多かったです。そこに男5人で行ったから何だか色んな視線を感じたのか…(・・;)笑
まぁ厄除けの意味もあるらしいので問題はありませんね。
ということでまた宇治橋を渡って戻ります。
あとはお土産買ったりとゆっくり過ごします。それにしてもすごい人。お参りが終わったらお土産…そんな商人の知恵が絞られただけあって、どんどん人が流れていきます。
ここまでお昼を食べずにお参りをしていたので、そろそろ自分達も給油を兼ねてエネルギー補給です。まずはお土産もの屋さんを眺めつつ今日のお昼ご飯を決めます。
しかしすごい人ですねー(^_^;)
えーと、これよく見ますよね。なんだったかなー…。
もちろんファミリーマートもご覧のように周りの風景に溶け込んでいます。景観を壊さないようにする配慮ですね。
ズラーと並ぶ商店を眺め五十鈴川で一休み。本当にこの川はきれいです^^
癒される( ´∀`)
反対側を眺めると椅子が置いてあります。
実はこれ、朔日餅(ついたちもち)を買うための行列です。
“伊勢には、毎月1日に普段より早く起きて、神宮へお参りする「朔日(ついたち)参り」というならわしが残っています。無事に過ごせた一ヶ月を感謝し、また新しい月の無事を願ってお祈りします。この朔日参りのお客様をお迎えするために作り始めたのが「朔日餅」です。”
とのこと。
そういえば“いきなり黄金伝説”でU字工事さんがいつも並んでいる、あの橋です。
この時点で29日…9月は30日まであるのだから…いつから並んでいるのでしょうか(;゚Д゚)
しかしさぞかし美味しいんでしょうね^^
一度食べてみたいです。
-おかげ横丁-
そしておかげ横丁へ。
ここでもブラブラとしますが、さすがにお腹のカラータイマーが限界に達しつつあったので、数あるお店の中から選択してかなり遅めのお昼ご飯です。
もちろん注文したのは、伊勢うどん!
やっぱり伊勢に来たからにはこれを食べないとですね~( ´∀`)
私は半熟卵をトッピングして頂きました。
もちもちの麺がコシがあって噛みごたえと濃厚な味の絶妙なハーモニーです。噛みごたえのあるうどんはそれだけで結構満腹感になります(^^♪
量もちょうどいいくらいなので、お土産選びの休憩にちょろっとつまむには丁度いいかもしれませんね。
そのあとは松坂牛のコロッケに
松坂牛のサイコロステーキ
豆乳アイスに
最後はラムネ。
もう食い倒れの勢いで食べまくりました笑
時間は15時を回っていましたが、食いまくってしまいました。宿の夜ご飯が入るか不安でしたが…目の前の誘惑に負けてしまいました。。
お腹もいっぱい、参拝もいっぱいできたのでこれでこのツーリングのメインは完了したことになります。2年半ぶりに来てしっかりとリベンジもできたのでよかったです。
次はいつ来るかな?
おそらく次の遷宮のタイミング?それとももっと早く?
“一生に一度は伊勢へ”そんなフレーズの行き交う意味が少しだけわかったような気がしたお参りでした。
ここからは本日の宿へ向かって走り出します。
この日は伊勢から鳥羽の宿です。この宿を選んだのには意味がありまして…。それはまた後ほど。
紀伊半島でTHEツーリングスポットとも言えるパールロードを経由して行きます。
-パールロード-
かつて有料道路だったパールロードです。今は有料ではなくなり、無料開放されています。シーサイドロードではないですが、海を伊勢・志摩の海を眺めつつ走れる快適な道です。
夕暮れになるとまた違った景色になります。伊勢神宮から合流したのはRoad Star乗りです。さっきのトンボの写真はアンテナに止まっていたやつです。
空が段々とオレンジ色に変わってきます。ちょうどいいタイミングに走れたのかもしれません(^^♪
遠くに見えるのは伊勢湾です。この地形はリアス式でも有名です。
ちょうど2年半前に来た時も同じような時間にこの道を通った気がします。懐かしい^^
せっかくなんでシャッターチャンスに合わせて遊んでみました。
なかなかジャンプの最中に写真を撮るのは難しいようで…。組体操をしているような写真になりましたw
遊んだあとは日没前に宿に駆け込みます。場所が分かりにくくて迷いましたが、何とか到着w
そして旅疲れに待っていたのはこの魚介料理です!
迫力満点!
美味しい魚介類をたくさん食べてその日の疲れをとります。
ということで伊勢神宮も満喫し、最後はパールロードも走れた充実の2日目でした。
明日はついにツーリング最終日。
伊勢湾フェリーに乗って神奈川を目指します。
走行距離:241km
平均燃費:28.2km/ℓ
つづく
コメント
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お久しぶりです。
いやー、素敵なツーリングですね。
9月末と言う事は少々まだ残暑厳しい時期ですね。
今はこんなに寒いのに・・・。
さて、伊勢懐かしいデス。
実は私、伊勢は通過したりちょっと寄ったりしかしたことがありません。
ゆっくり見物したいのですが、なかなか機会が・・・。
写真も綺麗ですし本当に良いツーリングだったみたいですね!
いいなぁ~!
私もゆっくり伊勢堪能したいです。
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ユキムラナガレさん
お久しぶりです^^
9月末でしたが、まだまだ暑かったです。
少しひんやりしたのは朝だけで後は暑かったです(^^ゞ
やっぱり寒いよりは暑いほうが好きだな~と思う今日このごろです。
伊勢、まったりするにはもってこいですよ(^^♪
観光だけではなくて、走りもしっかりと楽しめますからね。海の幸も楽しめるので、私はかなり好きです^^
また来年も行きたいなぁと思わせてくれます。
ぜひぜひお試しください…!