2015年 北東北ロングツーリング 2日目

北東北を巡る4泊5日の旅、いよいよ本州最北端を目指して移動する2日目です。

1日目 (神奈川~岩船~鼠ヶ関~由利本荘)


・8月11日(火) (由利本荘~寒風山~千畳敷~大間)

昨日の大移動が無事に終わり、2日目は予定通り秋田 由利本荘で迎えます。
そもそもここに来るまで由利本荘という地名すら分からない場所だったのです…(^^;

少し調べてみると、昔はここが貿易の拠点として栄えたりしたそうです。要は日本海側の交通の要といったところ。
事前に調べていくのも楽しいですが、訪れた後に調べてみるとまた発見があって面白いです(^^)

昨日は素泊まりプランだったので、特に時間に縛られることもありません。ちゃちゃっと起床して近くのコンビニでサンドイッチとオレンジジュースを飲みながら今日のルートを考えます。
このときは微妙に曇が覆っていたので写真は暗め。

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-県道65号線(寺内新屋雄和線)-

この日は鉄道ファンに人気の五能線沿線を通る国道101号線をひたすら青森に向かって走るルートに決めて、最終目的地を大間崎にして出発。早朝の国道7号線を走り、秋田市街を抜けるために一本外れた県道65号線を使って男鹿半島へ。

途中に見つけた風車。この時点で朝の曇り空はどこかへ行ってしまったようです。

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-国道101号線-

秋田らか男鹿半島、そして青森までを繋ぐ国道101号線に合流。せっかくなので男鹿半島の寒風山にも立ち寄るルートに変更。
で、走っていたら…

!!

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秋田で有名ななまはげに遭遇!
国道を走っていたら急に現れたこの2体のなまはげに思わず足を止める。近付けば分かりますが、これが結構でかくて迫力がある。

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下から見ればより迫力満点。これ幼いときに家にやってきたら確実に泣きます…笑
しかも家に来るのはもっと怖いと聞くので…(^^;

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秋田名物であるなまはげを眺めた後は、男鹿半島にある寒風山へ。

-県道54号線(男鹿琴丘線)-

うっそうとした森林の中を走り続けていくと、急に視界が開けてきます。寒風山自体それほど高い山ではなく、草原が広がる感じです。登り切った先の展望台で一休み。まだ朝早いこともあって、頂上付近は少しひんやり。

深呼吸をして新鮮な空気を吸い込む。

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弧を描いている海岸線を先ほどまで走っていました。寒風山では少し曇りがちな天気だったので、もう少し先まで見れなかったのが残念。天気が良いと鳥海山も見れるそうです。

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草原の中をゆっくり走れる寒風山。ここは妻恋峠とも呼ばれているそうです。名前に色々な背景が隠れていそうですが、調べても特に見たらず…。もしかしたらこの辺りの観光案内の看板に書いてあるかもしれません。。
気になる(^^;

気になるところですが、寒風山から男鹿半島を眺めたところで下山します。

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寒風山を下山してからは少し内陸を通っている国道101号線に合流。
そしてちょっと気になる風車群を発見したので、ちょいとばかし寄り道。ダートでしたが、特に気にすることなく進んでみました。笑

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風車と日本海。気分的にはオロロンラインのオトンルイ風力発電所のミニVerといった感じ。日本海からの心地良い風が…

全く吹いてこないので単に暑い(^^;
風力発電を見ながら少し休憩しようかと思いましたが、周りには日陰もなかったのでちょっと風力発電機を眺めて進むことにします。

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-国道7号線-

日も段々と高くなってきたので、それに伴って気温も上がってきました。この時点で気温計はなんと45℃の表示を…笑

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休憩として選んだのは、我らDIYの味方 コメリさん。そう言えばフロントフォークにレインコート固定用のステーを付けたのは良いけど、それを固定するゴムバンドがない!ってことに気が付いたので購入しました。それとついでに格安SDカードも一緒に購入。

冷房にあたって元気を取り戻したところで、いよいよ五能線が走る沿岸ルートに向かいます。

-県道63号線(常磐峰浜線)-

このまま国道101号線を素直に進めば良いのですが、交通量が増えてきた能代市街を抜けるより一本裏手を走る県道でワープします。ツーリングマップルにも能代を避けるバイパス的な役割 と書いてありますしね。

ただの快適な県道と思っていましたが、田園風景が広がって段々と白神山地が迫ってくる、素晴らしい道でした。まるで北海道を走っているかのような感覚に(゜゜)

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遮るものは何も無いような快適なバイパス的な道ですが、ただ走り抜けるだけではもったいないような県道でした。今すくすくと育ち盛りの稲も、湿度のないカラッとした風に吹かれて気持ち良さそうでした。
ちなみにこの辺りまで来ると、気温は高いのですが湿度が低いので想像以上に暑さを感じませんでした。

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県道の終わり際に見つけたタヌキ。

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程なくして能代市街をパスして、国道101号線に無事合流。合流してガソリンを補給して、再び日本海を眺めるルートへ。

-国道101号線-

青看板には青森の表示が段々と短くなってきました。残り250km弱。で、一応目標としては大間崎だから…もうちょっと追加する程度でしょうかね。
県境付近にて。

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日本海の荒々しい波に削られ、長い年月かけて作られた自然の景色をゆっくり眺めながら進みます。今日の目的のメインイベントはここにあるのです。

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空も青いし、海も青い。
五能線が人気の理由がこれですね。ずっと沿岸を見ていても飽きない景色が広がっています。

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・ラーメン101

ちょうど良くお昼時で、さらにツーリングマップルに掲載されていたお店を発見。いつもはお昼ご飯は後回しになることが多いのですが、今日はちゃんとしっかしりたご飯を食べてこの先に備えます。

ラーメン101はおそらく国道から付けられた店名なんでしょう。
海鮮ラーメンが人気なのですが、メニューに書かれていた味噌ラーメンの文字に負けてしまい…注文(^^;

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海鮮も気になっていたのですが、メニューを一目見た時からもう心は味噌ラーメンに決まっていたようです(ノД`)・゜・。笑
しょっぱすぎず、濃すぎず、ここの特産品であるワカメが入れられたラーメンは早朝から走っている身体を元気にしてくれました。

出る間際で家族連れのお客さんがやってきたのですが、

○%&□’”#$’&$○?

!”#”!’&&¥~?>

……何を喋っているのか全く分かりませんでした(^^;)
そうか、ここは東北地方の一番北に属する青森県だ。方便も強くなって分からないわけだ。。笑

・横磯駅

ラーメンが出てくるまでに行こうと決めていた海の見える駅としてピックアップしといた場所へ。
まずは五能線 横磯駅。

国道から少し入った民家の間にある小さな無人駅。

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駅から目の前に広がる日本海。高台にあるのですが、適度な潮風がそよそよと吹いて気持ちいい。

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こちらは能代方面。このあたりの五能線は民家の間に設置された駅舎が多く、本当に庭に列車が走っているかのような感覚です。実際に民家が近くにあると、最寄り駅まで⒑秒です。

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青森方面。
待合室から日本海を一望しつつ、ゆっくりできる無人駅でした。

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こういった小さな駅が好きなんですが、実はこの後がメインイベントです。
青春18きっぷのポスターに登場してから、一躍人気となった驫木(とどろき)駅がこの先にあるのです。

・驫木駅

馬が3つ書いてある驫木駅。
この名前は周辺の集落名であり、その由来は波の音・瀬の音が轟き、3頭の馬も驚いたというところから と言われているそうです。

それではその外観から。

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木造で作られた素晴らしい駅舎。
経年劣化で色褪せてきた木の風合いが日本海のバックに似合います。

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先ほどの横磯駅と同じく、待合室からは日本海が見えます。目の前の雑草が結構伸びているので、実際はホームに立ってよく見えるといった感じ。
その点では横磯駅は高台にあったので、距離的には少し遠いですが一望できました。

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能代方面。ホームに出れば海が目の前に。

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逆の青森方面。真冬に来たら、白い世界とこの駅舎が良い雰囲気を出すんだろうなぁ。

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駅票をよーく見ると、JRの部分がりんごになっていました。青森はりんごの産地という小さなアピール。

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今回はバイクで駅舎を訪問するといういつものパターンですが、日本海をひたすら走る五能線に乗って、また訪れてみたいと思います。国道よりもっと沿岸を走っているので、より日本海を近くに眺められることが出来そうですしね(゜゜)

私が訪れたときはちょうど人がいなかったので、静かに過ごすことができました。ですが、帰り際には青春18きっぷで取り上げられたことから、次から次へと見学に来る人がいました。

波音がする心地いい駅舎でツーリングマップルを眺めつつ、本日の最終目的地を大間崎に決定。道のりはまだまだ長い…!

・千畳敷

五能線沿線の国道101号線、最後の立ち寄りスポットは千畳敷(せんじょうじき)。
1792年(寛政4年)の地震により隆起して出来た岩床の海岸が千畳敷。それを面白がった津軽藩の殿様が千畳畳を敷かせて、大宴会を開いたとされることからこの名前がついたそうです。

藩政時代には殿様専用の避暑地で庶民は近付くことが禁止されていたこの地も、今では海水浴場とキャンプのメッカとして親しまれていました。

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独特な形の岩、そして畳のような平べったい岩が並んでいました。
引き潮だったので、タイドプールがあちこちに出来上がり、水中生物を楽しむ親子連れでも賑わっていました。

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最後にもう一つ面白い岩と言えば、この兜岩。
戦国時代やらの兜の甲冑のような形をしているこの岩は、自然の波が削り続けてできた形。横から見るとまさに甲冑のように見えます(゜゜)

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-国道4号線-

国道101号線→津軽自動車道(無料区間)を使い、国道4号線に入り青森市街まで一気にいきました。
ちなみに青森と言う名前は、沿岸に青々とした森があったことから“青森”と名付けられたそうです。

市街に入ってしばらくすると、国道7号線の終点地点と国道4号線の始点地点に到着。
国道7号線を全て走ってきたわけではありませんが…何だか感動。夕暮れってのもあるかも。

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市街地のいきなり現れるので、注意していないと見落としてしまいそうなレベル。
国道4号線は東京都中央区から青森県青森市までを繋ぎ、国道としては最長です。そして国道7号線は新潟県から青森市を繋ぎ、今回の旅でちょくちょく通っている道です。

道好きとしてはグッとくるスポットです。意外に近くにある国道1号線の起点にも今度行ってみたいです。

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-国道279号線-

国道4号線を経由して、いよいよ本州最北端である大間崎を目指します。途中国道279号線にスイッチ。
…が、どうもここに来て空色が黒くなってきた…(^^;

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で、案の上バケツをひっくり返したような大雨が降ってきました。ちょうどコンビニの軒下に避難していたのでずぶ濡れは回避しましたが、最後の最後で降られるとは…。
一部空には青空が広がっているので、止むのかなーと考えていましたがどうも下北半島を覆ってしまっているので、ブーツカバーも装着した完全防備にして出発。

この後ひたすら北上を続けるのですが、大雨の雨粒が勢いよく襲い、さらに日没も手伝って大雨の夜を走ることに…(ノД`)・゜・。
むつ市を過ぎてからは雨も止んだのですが、ガソリン給油のみで街灯が少ない津軽海峡沿いの道を走りました。

クルマのテールランプを頼りについていきました。
都会のネオンが欲しい…と何度も思いつつ、最後の力を振り絞って大間に到着。

今回お世話になったのは、本州最北端のビジネスホテル、サンホテル大間さん。

到着してゆっくりする間もなくバタバタと荷物を下ろし、閉館間際の大間温泉に滑り込み。
やっぱり1日の疲れをリセットするには温泉で足をゆっくり伸ばすに限りますね(^^♪

雨で冷え切った身体を芯から温め、今日することの最後の一つをします。

・海遊亭

…ということで大間と言ったらマグロ!
この旅一番のごちそうであるマグロ丼を頂きました。21時くらいにお店に入ったので、お客さんは少なめでした。お店の大将が中・大トロを色々とてんこ盛りにしてくれました(^^♪

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トロがトロットロな感じでトロけそうな美味しさに感動(ノД`)・゜・。笑

最後の最後で大雨+日没の中を走ることになりましたが、無事に大間崎に到着。街灯が全くなかった夜の下北半島はもう2度と走りたくないですが…苦笑

早朝出発が成功し、日本海の景色が美しい国道101号線の走破と大間のマグロも頂いたちょっと欲張りな1日でした。
3日目は本州最北端である大間崎に向かい、そこから岩手県に向かって南下します。

■今日の戦利品

道の駅 もりたの記念切符。

morita

走行距離:486km
平均燃費:31.8km/ℓ

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8件のコメント

  1. SECRET: 0
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    こんにちは、お久しぶりです、S.nagataです。
    天気に恵まれたみたいでいい旅をされたみたいですね!
    驫木駅に立ち寄られたとの事ですが、おいらも今年の7月に驫木駅に行きました。
    いつものごとく駅ノートにらくがきをしたり新しい駅ノート(vol.7)を設置して駅ノートの保全などをやって半日ほど楽しんで来ました。
    今年で3回目の驫木駅(深浦)旅行ですが、行く度にお気に入りの場所やお気に入りのお店などが増えて来て、旅行から帰ると「来年もまた深浦に行こう!」って気持ちになるくらいお気に入りの場所になってます。

    大間のマグロも有名ですが深浦もマグロ料理が美味しいんですよ!
    今度驫木駅(深浦)を訪れた際にはマグロステーキや深浦雪人参のビーフシチューやスープ、アイスクリームも味わって下さいね!

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    S.nagataさん

    こんばんわ。
    ご無沙汰しております。またのご訪問、ありがとうございます!

    今年の旅は天候に恵まれ、良い鉄分補給の旅にもなりました。
    驫木駅は以前から気になっていた駅だったので、五能線を堪能しつつ(バイクですが…)海の見える駅を楽しませて頂きました。
    多くの見物客が訪れる少々賑やかな中、日本海の心地良い風に吹かれつつゆっくりとした時間を過ごさせて頂きました。かれこれ1時間強いました(^^ゞ

    でも個人的にグッときているのはその前に立ち寄った横磯駅だったりします…!

    深浦方面は初上陸でしたが、S.nagataさんのおっしゃる通りまた行こう!と思わせてくれる魅力がたくさん詰まっていました。今回はかなり詰め込んだドタバタな旅になってしまいましたが、それでもこの地域の良さを体全体で味わうことができました(^^♪

    ただ…大間のマグロに気を取られてこっちは手薄でした…(ノД`)・゜・。笑
    マグロステーキ…食後の今でも食べたい…。噂のババヘラアイスも食べれていない…と言うことで、おそらくどこかでリベンジの旅を開催するしかなさそうです…!

    P.S.
    海の見える駅も素敵ですが、3日目は地元の愛に溢れる素敵な駅も見つけることができました(^^)

  3. SECRET: 0
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    けんさん

    あ!あ!!

    完全にスルーしてました(ノД`)・゜・。笑

  4. SECRET: 0
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    せっかくなので浅虫の鶴亀屋食堂にも寄ってほしかったですなあ
    一人で行くと玉砕するとゆーハナシですけどね (^^;)

    それにしても、初日といい2日目といい・・・
    走りっぱなしみたいですな
    3日目の様子が楽しみです (^ω^)

  5. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    轟木駅、いいですね ♪
    五能線行って見たいなぁ。。。

    愛知からだと、あの辺りは中途半端な距離なんですよねぇ。
    飛行機だとつい北海道へ行ってしまいます。
    でももちろんいつかは歩きに行きますよ ♪( ´▽`)

    最後は雨の中、大変でしたね。
    バイクは、油断していると対向車のムチのような水跳ねがあるから
    気を抜けない。
    あれ痛くはないけど一瞬視界が無くなるので怖い (-。-;

  6. SECRET: 0
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    ponkotu40さん

    おはようございます^^
    浅虫の鶴亀屋食堂…これは。。確実に玉砕しそうですね…(^^ゞ

    いくら朝っぱらから走りっぱなしとは言え、半分くらいでギブアップするのが目に浮かびます。。

    今回は走りを重視した行程にしてみました。
    真っ暗闇になったりと怖い中走ることもありましたが、要所を抑えることができたのが良かったです(^^)
    この反省を生かして、次回はもっとゆっくり回りたいところですが…笑

  7. SECRET: 0
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    壱翁さん

    ポスターにも掲載された噂の駅は、評判通りの良さでした。ただメジャーになってしまったので、少々賑やかな感じでした。それでも海を間近に見れるロケーション、木造の風合いある駅舎と絶妙なバランスが何とも言えません。

    確かに飛行機に乗ってしまったら北海道まで一気に行きたくなりますよね…笑
    そういう私も東北の地は北海道に行くまでの経由地…といった感覚でした(^^ゞ
    自然や文化が色濃く残る東北地方、一度足を運んでみて下さい。私もまだ全然回れていないので、近いうちにリベンジしようと目論んでいます…!

    大粒の雨、対向車の水しぶき…最後の最後で散々な目にあいました…^^;
    一瞬視界が悪くなっても、ワイパーなんてものはないので中々前が見えなくて怖いです。日没後の雨はもうお腹いっぱいです…笑

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