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2013年 山陰・山陽ロングツーリング 2日目

中国地方ツーリング2日目です。いよいよこの日から中国地方を反時計回りに走るツーリングの始まりです。
初日は大移動で鳥取市街のスーパーホテルにお世話になりました。

2日目は島根県の出雲市方面へ向かいます。

1日目 (神奈川~鳥取)


・4月29日(月) 鳥取~大山~玉造温泉~境港

スーパーホテルのふかふかのベットで体力もバッチリ回復。朝は朝食を頂き、準備満タン。ここでちょっと荷物整理をしたのですが、何とかコンパクトにならないもんかな~なんてやっていたら結構なロスに。

諦めて初日同様、拡張状態で移動します。シートの幅が狭いから本当はあまり拡張したくないんですよね。
サイドバックがあれば話は別なんですけどね。

まぁ荷物がはみ出ているわけでもないし、キャンプのために持ってきたカップ麺は食べればなくなるので、いいでしょう^^:
鳥取市街を出て、すぐに鳥取城跡を発見。

でも本日のメインは鳥取砂丘や他にもあるので、ここは軽く外から見てスルー。

さて早速鳥取の有名どころ、鳥取砂丘へ。

・鳥取砂丘

時間もお昼前になってきたので結構な渋滞に。
しかもどの駐車場も有料…。仕方ないかな~って思っていたら道端に無料の駐車場みたいのを発見。そこからちょっと砂丘を探索します。

どんなイメージか持たないまま訪れたのですが…

スケールがすごい(゚o゚;;

鳥取砂丘 1

一面に砂浜…いや砂丘が広がっています。ここは本当に日本?ってな感じ。砂丘から眺める日本海!思えば去年の北海道以来の日本海。
色がきれいです。

鳥取砂丘 2

砂丘に向かって歩き出す。分かっていたことですが、ブーツ+ジャケットでは暑すぎる…・゜・(ノД`)・゜・

地面を見ていたら、カセットテープが漂流していました。これ使いまくるとテープが伸びて音が伸びちゃう。クルマの中で何回も聞いていたウルトラマンのカセットが伸びていたのが懐かしい。

鳥取砂丘 3

すぐ横を通る日本海。特に天気も荒れていませんでしたが、波があります。太平洋と比べるとかなり荒々しい。

海の色はかなり透明がかっています。この日は風もなく最高にいい天気^^
逆に暑すぎるくらいでしたが(・・;)

鳥取砂丘 4

一般の人が砂丘…っていうところらへんに到着。ここでは砂場を利用した遊びで盛り上がっていました。スノボーみたいな感じでしょうかね?斜面の上からボードを使ってズシャーって。
結構面白そうです。
次回来たらやろう。今回は、とりあえず先を目指すので^^;

鳥取砂丘 5

まさしく人がゴミのようだ!w

鳥取砂丘 6

あまり向こうに行っても帰るのがだるくなってしまうので、適当に引き返す。帰りに見つけた漂流物は…

カブのレッグシールド^^;笑
しかもこれ、エアクリーナーボックスの部分があるから古いやつだ。東南アジアから流れてきたのか、それとも誰かのカブのやつなのか…。

鳥取砂丘 7

お馴染みのビン。カブのレッグシールドの後だと影が薄い。

鳥取砂丘 8

さて、バイクと日本海を収めて出発。今年の目標の一つ、達成?

鳥取砂丘 9

その後他の無料駐車場を発見してそこからもアプローチ。先程までは下側から眺めていた場所を、今度は上から眺められる場所です。
どちからと言うと、さっきの場所のが好きですかね。

鳥取砂丘 10

そこから国道9号線に乗って、島根方面に向かってひたすらに西へ。

-国道9号線-

山陰地方の主要国道である9号線。主に日本海側を横目にひたすら走る道です。ところどころ山陰道(自動車専用道)になるのですが、この道路も無料区間があるので比較的スムーズに市街地へ行けます。
私はゆっくりと旅をしたかったので、今回は上には入らずに下道を使いました。

でーっと走ります。
途中に有名な“因幡の白兎”で有名な道の駅へ。

・道の駅 因幡の白兎

目の前は日本海の広がる道の駅。神話、因幡の白兎で有名な場所です。その神話にも登場する島もありました。

神話の里 白うさぎ 1

因幡の白うさぎ。有名ですが、私は名前しか知りませんでした。。

神話の里 白うさぎ 2

ここからまだまだ西へ。

途中山陰道への入り口がありましたが、ここは乗らずに旧道へ。何か面白いものあるかな~なんて思っていたら、ありました!私を満足させてくれそうなものと言えば…

そう、無人駅!

・泊(とまり)駅

JR山陰本線の停車駅である泊駅。駅を降りると目の前が海…っていう感じではないですが、どこか懐かしい感じのする駅です。降りたらおばあちゃん家っていう感じが似合いそう。
もちろん人はいません。

泊駅 1

島式の基本的な駅です。

少し駅をぶらぶらしていたら、ちょうど快速電車が来たので、収めます。

泊駅 2

駅舎は簡易的な構造。何だか駅の名前が可愛らしくていいです。今は少なくなってしまった、公衆電話が完備。

泊駅 3

泊駅を出た後も、日本海を右手に走ります。旧道なのでたまーに軽トラが走っている程度です。

・羽合温泉

一時期CMで有名になった羽合(はわい)温泉に。ここで誰もいないプライベートビーチみたいな場所を発見したので、日本海をバックに撮ります。

国道9号線 1

うーん。天気もいいし、気温もいい^^

後ろにあるのは鳥居です。何かの神社?

国道9号線 2

いい天気ですが、この日は夜にかけて雨が降るそうです。雨よ振らないでくれ~

国道9号線 3

ここから国道9号線は少し内陸側を走ります。少し過ぎた辺りから、なにやら懐かしい風景が広がってきます。
その懐かしい景色は、そう風車。

北海道のオルントイ風力発電所みたいにズラーっと並んでいます。道もまっすぐに伸びていて風車を見ながら走ることができます。
看板にはよそ見運転注意 と記されています。

国道9号線 4

風車があるってことは風がそれなりにあるってことです。この日はあまり感じませんでしたが。
しかしこの風景を見ていると、オロロンラインをまた走りたくなってくる。今度はもちろん昼間に走りたいですが。。

国道9号線 5

・道の駅 大栄

鳥取の米子市まであと少し…ってところで休憩。ちょうどお昼時でしたので道の駅に立ち寄ります。ちょうど立ち寄った道の駅が、あの名探偵コナンの作者で有名な青山剛晶さんの出身地である道の駅でした。

道の駅 大栄 1

道の駅はコナン一色。アガサ博士のビートルも展示されていました。これ、青山さんのお父さんが2個1をして作ったそうな。
アイスの匂いを嗅いでいたら、食べたくなってきたので先にアイスを食べる。これで少しお腹も持つだろうってことで出発。後にこれが後悔するんですけどね(・・;)
しかし道の駅で食べるアイスは格別に美味しい(´∀`*) 高原で食べるアイスに引きをとりません。

道の駅 大栄 2

そこから寄り道で大山へ行きます。

-県道54号線-

大山と書いて“だいせん”と呼びます。私は初日に話したおにいさんが『だいせんだいせん…』って言っていてどこだろ?なんて思って聞いていましたが、ここだったんですね。
鳥取県の西側にある大山。そこへ通じる道がまた気持ちいい!

しばらくはのどかな田園風景の道を走るのですが、その後にいきなり高原の中を走ります。

大山 2

遅咲きの桜の花びらが散っていてきれいでした。…ようはそれだけ寒いってことなんですけどね。
GWですが交通量は皆無。皆さんどこへ行ったのでしょうか?

大山をバックに。
見晴らしのいい場所がなかったので、誰もいない駐車場で一人撮影。後ろの大山の頭にまだ雪が残っているのが見えるでしょうか?

大山 3

徐々に雪が見えてきたので、構えていましたがそこまで寒くない。むしろ春の心地よい風が気持ちいい。
ここはかなり雪が降るようです。今はお休み中のリフトやロッジなどがありました。

大山 4

半周回ったところで下ります。

-県道24号線-

帰りは直線的に結ぶ県道号線。
桜のシーズンは一直線上に広がる桜が見れるそうです。標高も下がるのでもう桜は散ってしまった模様。それじゃーってことで、再度大山をバックに。

大山 5

-国道431号線-

ここから本日の宿へ向かいます。大山から下って、境港へ。
この境港、すぐ先は島根県です。今日はこの近くにあるキャンプ場を宿にします。

何気に初キャンプ。説明書を見つつ、以前練習したので割とスムーズに設営完了。

境港公共マリーナ

管理室のおじさんが、夜雨がひどかったら小屋の中で寝ていいよ~って言ってくれました。これはありがたい!
時間も早かったので、小屋の近くで一晩を越します。

荷物を降ろして一休み…ではなく、せっかくなので散策開始。
近くにはあの“ゲゲゲの鬼太郎”の作者として有名な水木しげるさんの出身地の境港駅があります。まずはそこへ上陸。

ちなみに後ろに写っている大きな橋、これが鳥取と島根を結ぶ堺水道大橋。

水木しげるロード 1

駅に行く手前が水木しげるロードと称された通りになっています。もちろんその通りには…

水木しげるロード 2

水木しげるロード 3

水木しげるロード 4

き、鬼太郎さん!

水木しげるロード 5

ってことは…

水木しげるロード 6

これはリモコン下駄?でしたっけ?

じゃなくて、親父さんも。

水木しげるロード 7

妖怪のオブジェがたくさん!鬼太郎の世界にやってきたようです。そんな私もゲゲゲの鬼太郎にハマっていた時期もありました。もちろんリメイクされたアニメでしたが、面白かった^^
今でも当時集めていたカードがありますからね。

妖怪神社も発見。

目玉のおやじが水に浮いてクルクル回ってるw
何だか怖いw

水木しげるロード 8

妖怪神社で旅の安全を祈願します。

水木しげるロード 9

絵馬がぬりかべや一反木綿になっています。

水木しげるロード 10

観光地化されていますが、そこまで大きな賑わいを見せているわけでもなく、ゆったりと楽しめます。商店街を堪能した後は、駅へ向かいます。

水木しげるロード 11

妖怪の人形屋さんもあったり。ドラマ化されてから一気に人気に火が付いたようです。

水木しげるロード 12

・境港駅

JR境線の終点です。別名鬼太郎駅。

ここには水木しげるさん夫婦の銅像も。朝ドラのゲゲゲの女房も見ていたなぁ。

境港駅 1

いたるところに鬼太郎さんも。何だか面白い^^

境港駅 2

ねずみ男も!
この駅前は銅像がユニークで面白い(^^♪

境港駅 3

で、駅はこんな感じにシンプル。1つの島からなっています。
観光駅となっているのですが、本数はそこまで多くないようで。ちょうど出発してしまったばかりなので、周辺を散策します。

境港駅 4

人生は…終わりよければすべてよし!

たしかにその通りだ。終わりよければいいんですよね、人生って。死ぬときに後悔しない生き方をしたいもんですねぇ。。

境港駅 5

境港…ってだけあるので、港はすぐそこにあります。せっかくなので港に停めます。この旅で唯一の軽装なSRX。ちなみに右側はもう島根県になります。

境港 1

そして先ほどの境水道大橋を渡って、島根県へワープ!
今度は右側に写っているのが鳥取県。さっきまでいた境港です。

境港 2

ここいらからポツリポツリ…と。この日は天気が崩れるとのことでしたが、まさかもう?
とりあえず止まったついでにレインコートを羽織ります。まぁ日中いっぱい晴れてくれたからいいかな~なんて思っていたら、止んだ?(^^ゞ笑

境港 3

まだ時間もあるし、せっかくなので温泉に入るため島根県の玉造(たまつくり)温泉を目指します。その途中、素晴らしい道を見つけました。

-県道338号線-

一言で表すと、海の上を走っている道です。もちろんその代表は山口県の角島なんですが、この道もまたいいです。県道でそこまで交通量も多くない上に、道もきれい。
何より海の上を走っている感が出ています。…写真じゃ分かりにくいと思いますが(^^ゞ

大根島 1

大根島 2

そしてそのまま松江市街を通り、玉造温泉へ。

・玉造温泉

せっかくだから温泉に浸かって1日の疲れを取ります。露天風呂もあって、色々な温泉を堪能できます。思ったのですが、ここまできたなら玉造温泉で泊まればよかったw
なんでここまできたのだろうか…(・・;)笑

玉造温泉 1

まぁそんなに高い宿に泊まれる訳でもないので、おとなしくキャンプ場へ戻ります。温泉街の雰囲気たっぷりで結構賑わっていました。

玉造温泉 2

まったりしたあとは、山陰自動車道を通って米子まで行きます。なぜわざわざ離れている温泉に行ったのだろうかw
まぁたまたまマップルを見た際に玉造温泉という文字が魅力的だったから仕方ないですね。

そんなこんなで最後に吉野家で充電してその日は終了。
夜は雨が降ったせいで何回か目が覚めました。温泉に入ったおかげで最初は大丈夫でしたが、夜はやはり冷え込むようです。

走行距離:257km
平均燃費:31.6km/ℓ

つづく

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2件のコメント

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    水木しげるロード行くの忘れてた・・・・orz
    予定には入ってたのに~~TT

    他の方のブログを見てると僕の行ってない所の記事があると
    もう一度行きたくなりますw

    年内にもう一度行こうかな~・・・

    それにしても、何て言うか写真が良いですね。
    うまく表現できないけど、写真の雰囲気が好きです。

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    しょうそんさん

    水木しげるロード。私は完全にノープランでしたが、たまたま発見できました^^;
    静かな通りですが、色々と楽しめる工夫がされていて面白いです。次回はぜひ…!

    そのお気持ちよく分かります。とりわけ旅が終わった後にまっぷるを見て、ここ行けばよかったな~
    なんて後悔することがよくありますw

    ありがとうございます^^
    そのようなコメントを頂けるととても嬉しいです!!
    まだまだ続きますが、気長にお付き合い下さると嬉しいです(*^^*)

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