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2013年 北海道 道南・道東ロングツーリング 1日目

ついに北海道編に着手します。
2013年、夏のロングツーリングの行き場所は昨年に引き続き北海道。昨年は道北を中心に回りましたが、今年は自然溢れる道東をメインに回ります。

出発直前に書きましたが、今年は全くと言っていいほど準備ができていません(^^;)
とりあえずチケットは直前に取れた深夜便があるので、朝早く起きて準備にあてます。前日はキャンプ道具やらを出したりで終わりましたからね。

朝早く起きて準備開始。
まずは信州から帰ってから何も手をつけていないSRXから。人間にも手をつけていませんが、バイクはもっとノータッチなんでしっかりしないと(^^;)

…ということで

・チェーン調整
・各部注油
・マシ締め

簡単に整備を終え、人間の方もシャワー浴びて汗を流して、いよいよ出発。
かなりバタバタですが、2013年の北海道ツーリングが始まります!


-目次‐
★1日目 (神奈川~青森港~函館港)←本日の記事
2日目 (函館港~恵山~ニセコ)
3日目 (ニセコ~洞爺湖~登別~帯広)
4日目 (帯広~~ナイタイ高原~鹿追~上士幌)
5日目 (上士幌~大雪山~北見~知床~中標津)
6日目 (中標津~開陽台~釧路湿原~根室~落石)
7日目 (落石~白糠~新千歳空港~苫小牧東港)
8日目 (苫小牧東港~新潟~神奈川)


・8月10日(土) 神奈川~青森港~函館港

9:30
いよいよ出発!バタバタしていましたが、ようやくスタートできそうです。
今回はもちろん長距離フェリーの予約を取れていませんので、青森まで走ります。個人的には結構楽しみの一つなので全然構わないんですけどね。

高速に乗ってしまえば後はひたすら東北自動車道を川口から青森まで走破するのみ。昨年は八戸港からの乗船だったので途中で降りましたが、今回は本当に最後まで乗ります。

-東北自動車道-

まず一気に都心を抜けて最初の休憩です。休憩場所は佐野SA。

佐野SA

まだ埼玉県。ここからが長いのでマイペースで行きましょう。フェリー乗船時間は22:00。12時間あれば到着できるとの計算で走ります。
まだ都心は暑く、ミストシャワーなどで温度を下げていました。

今回の旅スタイルは、大容量のフル装備です。
サイドバック、シートバック、タンクバック…。去年の反省点を活かしつつ、荷物を少なくしてみました。中身は結構あるように見えますが、実はまだ余裕があります。これでお土産をたくさん買える(´∀`*)

東北自動車道 1


お決まりの前輪が浮かぶ仕様で1週間走り抜きます。
しかし暑い…北海道は少しは涼しいのかな~と想像しつつ、水分補給をして先を目指します。

高速道路は単調な風景が続くのでどうも眠くなってきます。それもそのはずで前日の睡眠時間が4時間じゃ眠いですね。事故を起こしたらツーリングも何もないのでここはPAに寄って仮眠を取ります。

矢板北PA

東北自動車道 2


休憩するならPAに限る。というのも人が少なくてゆっくり過ごせるからです。
芝生にあったベンチに15分ばかし仮眠をとって体力回復^^

少しだけ寝ると本当に体力が回復します。さぁまだまだ先は長い。出発します。

安積PA

栃木県を走破すればいよいよ東北地方です。まずは玄関口の福島県で給油。今年も帰省ラッシュでかなりの渋滞がありました。しかも断続渋滞…。
バイク乗りには辛い渋滞です(>_<)

だいたい50km/h~60km/hで流れています。暑さも重なって辛いです…。。

とりあえずここでは給油と水分補給を済ませ先へ。段々とホムセン箱(ホームセンター箱の略)を積んだバイクを見かけるようになってきました。皆さん目指している場所は同じように北なんでしょうかね?
大荷物のバイクを見るとワクワクしてきます。

東北自動車道を北上し、次は宮城県へ突入。ここから盛岡○km、青森○kmといった掲示板が顔を出し始めます。

菅生SA

スポーツランドSUGOがあることで有名な菅生SAへ。ここでは昼食として唐揚げを頂きました。
油がのっていてうまし^^

東北自動車道 3


まだ時間には余裕があるのですが、とりあえず明るい間に距離を稼ぎたいのでササッと進みます。去年はこのSAでカウルの割れを発見したっけなぁ。

東北に来たからって気温が下がる訳でもなく、まだまだ暑い^^;
気合を入れて先へ。

先を進むと、これまた去年あのアクセルワイヤーが切れた場所へ差し掛かります。若柳金成IC…去年はここで切れて本当によかった。
惰性でICを下ったのも今ではいい思い出です。当時はかなり焦って北海道行きが無くなるかと思いましたが。。

そんな若柳金成ICを今年は通過!今年は対策済みなのでもう怖くないです。
一気に進みます。

前沢SA

岩手県は前沢SA。会社の同期と偶然に合流しました。

東北自動車道 4


実は私が出発する5時間前に会社の同期も北海道に向けて出発していたのです。私は深夜便なので整備してから出発。そのもう1人は私より早い船で向かいます。
2人で東北道を走り、1人は岩手出身で今年はバイクで帰省するとのことで途中まで一緒だったそうな。
そこに私が追いつき、まさかの合流。

実はもう1人はフェリーが間に合わなくなりそうなので先に行ったそうです。無事に着けばいいのですが…。

岩手出身の彼とは何度か一緒に走ったことがあります。GSR250に乗っています。
盛岡まで一緒に走りことに。

盛岡ICで別れた後は東北自動車道最後の給油ポイント、岩手山SAへ。

岩手山SA

最後の給油所で青森まで一気に走る準備をして、駆け抜けます。
ここまで来ると同じ匂い?のするライダーとたくさん出くわします。行き場は青森港ですかね。
最後まで頑張りましょ~ってことで日が落ちてしまいましたが、青森県へ突入。

東北自動車道 5


途中電源ソケットが使えなくなり、いきなりトラブル(^^;)
まぁそれまで充電できていたのであまり気にせず先を目指します。

夜の東北自動車道は本当にクルマが走っていません。正直かなり不安になります。たまーに見るクルマを見て安心しつつ、またいなくなって不安になりつつ…といった謎のサイクルに乗って走りました笑

ただ虫アタックがかなりすごい…。
最初はバチバチなんだろうな~なんて思っていたのですが、これがかなりの虫で。おそらく光に集まって来るんでしょうね。
ちょっとひどいので休憩がてら清掃。

今日1日でこんなに来たんだな~と振り返りつつ、本日のゴールまでもうひと頑張り。

東北自動車道 6


そして出航1時間半前に無事到着!
着きましたよ~青森港。

青森フェリーターミナル

夜の東北道の虫アタックに耐えつつ、ついに到着。
受付に行ってチケットを入手し、あとは乗船まで待つのみ。回りに大荷物を積載したライダーが多いとこちらまで気分が高まります。

青森港 1


とりあえず今年は余裕がある、フェリー乗り場。去年は駆け込み乗車みたいな感じでしたからね…比べ物になりません^^;
近くのコンビニとガソリンスタンドに行き、上陸してからすぐ行動できる準備をします。津軽海峡フェリーは北海道へ行く最短のフェリーです。なので乗船時間も短い。
一番短い航路は青森県大間港からですが、さすがにそれだと青森からさらに走ることになるので…。元々便数も少なく、距離もあるので私は最初から青森港狙いでした。

やはり便数が多いとあって、多くのキャンセル待ちライダーの姿も見受けられます。強者はテントを張って万全の体制でした。隣にいたおじさんと会話しましたが、どうやら地元が北海道らしくなかなかチケットが取れないそう。。
うーん、申し訳ないです。

でもおじさんは『俺はいつでも北の大地を走れるから、楽しんできな~』という言葉を頂きました^^
今年も奇跡のチケットを手に入れることができたのだから、思う存分楽しみます。

おじさん、ありがとうございます。

荷物をまとめ、乗船準備をしているうちにフェリー到着。もうすぐ乗船です。

青森港 2


乗船時間になり、フェリーへ乗り込みます。乗ってからは貴重品と寝巻きセットを取り出して雑魚寝部屋へ。
夜ご飯を食べ、そしてシャワーを浴びて短い睡眠をとる。

そんな感じで定刻通り深夜1:30に到着。

到着20分前くらいに起こされ、重いまぶたをこすりつつ起きます。隣の茨城から来たライダーさんも、もう少し寝たいですよね~苦笑
なんて話しつつ身体を起こす。

函館港

バイクは一番最後で、甲板は暑いだろうな~
なんて思っていましたが、全く暑くない!これが北海道の気温なんだと実感。

…ということで今年もやってきました、北海道。お馴染みの上陸の図。今年はあまり実感がないですが、北海道に来たようです。
まぁ深夜なのでとりあえず漫画喫茶にこの先の予定立てと睡眠のために向かいます。

函館港 1


1日目は日を少しまたぎましたが、ここで終了。
2日目は北海道の玄関口、函館からスタートです。

走行距離:823km
平均燃費:29.5km/l

つづく

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8件のコメント

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    お、おぉー
    北海道!楽しみにしてます!
    今年は行けなかったのでまた、来年こそ・・・。

    参考にさせていただきますので、ぐふふ

    しかし、ほんと夏の夜は色々な虫さんの決死のアタックをもらいますよね・・・。
    ナントカシテホシイ・・・。

    しかし、フェリー乗り場に向う途中のあの見事な積載をしてるバイクを見るとワクワクします。
    私も今年のGW時にフェリー乗り場に行く途中に増えてくバイクを見てワクワクしたものです。そして、フェリーに置いてかれて絶望しましたw
    今はいい思い出!

    二日目以降もたのしみにしてます!w

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    今回はじめてバイクのフェリー乗り場と言う所に行きましたが、私もワクワクしましたよ〜(^o^)
    ライダーの集まる場所って、何だか気持ちが熱くなります!

  3. SECRET: 0
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    トラブルなしかぁ・・・。
    いっ、いやっ!?。べっ、べつに・・・。そんな意味で言ったわけじゃぁ(;一_一)。

    なんだかSomeDayくんが北海道ツーのベテランさんに見えてきたよ♪。
    安心してブログを読むことができましたぁ\(^o^)/。

    続き待ってまする。

  4. SECRET: 0
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    上陸したら
    ♪は〜〜るばる来たぜ!は〜〜こだて〜〜♪
    を口ずさみましょう(笑)

    いまは、漫画喫茶とかあるからいいですね〜。
    四半世紀以上前、自分は、函館駅の路上にごろ寝でした(爆)

  5. SECRET: 0
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    ユキムラナガレさん

    来年こそ…ぜひ!
    参考になるかはわかりませんが、どこかでお役に立てれば…と思います。私も北海道初心者ですので^^;

    夏の風物詩ともいえるくらい、すごいですよね。。
    特に高速道路だとよける間もなくビチビチと。カウルが付いていなかったらすごいんだろうな~とか考えてしまいます。。

    特にホムセン箱を搭載しているバイクを見るとそれだけでテンションが高まってきます。夏によく見る、私の大好きな光景です。
    フェリーに置いて行かれるのは辛いですね…。私の友達もまさにそれでしたw

    2日目以降もボチボチ書いていきますので、気長にお待ち頂けたらと思います!

  6. SECRET: 0
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    CRC2-44さん

    あそこに行けばライダーさんはテンションが上がりますよね^^
    ただ帰りの便だと段々と悲しくなってきてしまうのですが…。笑

    ライダーの集まる場所は気持ちが熱くなりますね!特に高速道路のPAの駐輪場なんて私はひそかに熱くなります^^

  7. SECRET: 0
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    きゅーさん

    ( ゚д゚)ハッ!
    もちろんトラブルなしですよ( ゚д゚)笑

    今年は去年の経験を活かしつつ走れました^^
    でも私なんて本当にひよっこで、本当のベテランライダーさんがたくさんいました。
    私の珍道中は順調に3日目に入れそうです。安心して読めるのは…あとちょっとだけかもしれません(゚Д゚;)笑

  8. SECRET: 0
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    とらとらさん

    私の頭の中では今日の宿探しでいっぱいでした…笑
    せっかくだから上陸を噛みしめればよかったのですが、夜+800㎞以上走行+睡眠2時間弱
    ということでフラフラでした。。;
    フェリーターミナルで夜を明かす作戦もあったのですが、ごろんと寝たかったので避難しました笑

    函館駅にごろ寝とは!
    あれ、そういえば大社駅でも??^^
    かくいう私の友達は虫の大群の中でごろ寝していましたが。笑

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