南房総半島 灯台巡りツーリング

関東甲信越

千葉県は房総半島に行ってきました。
神奈川に住む自分にとっては、千葉は結構未開の地であるので、ここ最近は多く訪れています。近いようで遠い、それが千葉県。

その千葉にアクセスするには、2つ方法があります。アクアラインと東京湾フェリーです。
もしくは湾岸線をそのまま走る方法もありますが、走りを楽しめる点で言うと上記2つの方法になるかなと思うので、今回は割愛します。

アクアラインを経由するルートは首都高からそのまま走れるため、楽です。


ですが、アクアラインのその先には木更津のアウトレットがあることもあり、特に休日は混みます。しかも割と朝早くから詰まります。加えて海上に上がるにつれて緩やかな上り坂になっていることも原因にあるんじゃないかと。
中央道の小仏トンネルの渋滞発生メカニズムと似ていますね。

さらにアクアラインは10kmに及ぶトンネルなので、バイク乗りにとってはもう猛暑なんです…暑い。夏は熱気がこもって地獄です。首都高の山手トンネルと同じです。ミストもないので、こっちのがきついかもしれません。

で、対して東京湾フェリーは時間にダイヤという制約がありますが旅感を味わえます。加えて乗船中は休めるので私は結構好きです。

神奈川の久里浜港から千葉の金谷港まで時間にして40分ほどかかりますが、房総半島の南側を一周するにはちょうど良い場所でもあります。
色々と加味した結果、今回はフェリーを使って房総半島にアクセスすることにしました。


・久里浜港

国道134号線を経由して、横須賀市の久里浜港に到着。

バイクは自分含めH.T氏の2台のみ。
フェリーが着岸するのを見るのも、またテンションが上がります。汽笛とともに入港。

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およそ40分の船旅を楽しみ、金谷港に到着。とりあえず降りてからの1枚。
早速走り出して、最初の目的地である大山千枚田を目指します。

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-県道34号線(鴨川保田線)-

・大山千枚田

都心に一番近い千枚田に到着。
時期的には特にイベントもないので閑散としていました。

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ここは田んぼのオーナーになることもできるみたいです。
千枚田だから当然農機具も入れないので、手作業になるのかな。

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やっぱりこういった場所に一番似合うのは、カブでしょう。おそらく農作業に来た人のカブだと思います。カブカスタムってのがまた良いチョイス。笑

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-国道128号線-

大山千枚田を見学した後はそのまま太平洋を目指し、鴨川方面へ。
合流した国道128号線で太平洋を左手に南下していきます。

出発がそんなに早くなかったので、ここでお昼ご飯です。
房総半島に来たので、お昼はクジラをいただくことにしました。何度か訪れているクジラ料理の「ぴーまん」さんへ。

・くじら料理の店 ぴーまん

クジラのカツカレーをいただきました。

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駐車場にはクジラのオブジェがありました。結構リアル。

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-国道410号線-

国道410号線に切り替わって、野島崎へ。段々と端に向かって行くにつれて寂しくなっていく感じが好きでもあります。

・野島崎

昼食後はさらに南下して最南端である野島崎へ。やっぱりライダーは端っこを目指したくなります。
トビウオ像がお出迎え。

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進んでいくと、最南端にあたる位置には岩場にベンチが設置されています。

岩に溶接されているこのベンチは太平洋に向かっています。カップルで座ると雰囲気があるんでしょうけど、男2人で座りました。うん、まぁいいでしょう。

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ベンチから眺める。

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ベンチはしっかりと溶接されています(当たり前)。ここから朝日を見たらかなりきれいだと思います。

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目の前の縦棒には絶景って書いてありますしね。

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この野島崎、いわゆるディープなスポットらしく、謎の形をした滑り台や

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赤いトド。多分レベル12くらい。

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そして突如現れるだだっ広い野原。ブランコや鉄棒もありました。
いつも訪れるような灯台や岬のイメージとは異なる、独特な雰囲気でした。子連れでも楽しめるディープスポットです。

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‐県道257号線(南安房公園線)‐

野島崎を出た後は、フラワーラインと称される県道257号線を走り(ほとんどフラワーはありませんでいたが)、続いてもう一つの先端スポットである洲崎へ。
小さな先端ですが、ここには歴史ある灯台がそびえたっています。

・洲崎

大正8年に建築された無人灯台。

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展望台から眺めると向こうにキャンプ場のような施設が見えます。結構きれいな感じなので、最近できた施設?なのかもしれません。

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細道を通って、海沿いを散策してみました。

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海に出ました。漂流物がたくさん。

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開けた場所に出ました。
風もそんなに強くなく、心地良いです。今回のツーリングでは久々に一眼レフを持ち出しました。
最近めっきり出番が減ってしまいましたが、スマホのカメラでは表現できない細かい部分や、撮った時の感じは一眼ならでは。

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もう少し時間を確保して触る機会を増やしていきたいところですが、どうも子どもがいるとでかい一眼レフを持ち歩くのは躊躇しちゃうんですよね。
だから小型のミラーレスが欲しいなぁなんて、違う方向に物欲が芽生えちゃってるんですが。笑

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続く菜の花畑と海が楽しめる場所を見つけたので、一休み。

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グリップを交換してから本格的に走ったのですが、振動がかなり軽減されていて快適でした。単気筒はグリップで大分変わることを再認識。

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ぼちぼち陽も落ちてきたのと、ちょうどここでSDカードの保存容量の上限に達したためここで写真はおしまいです。久しく触っていなかったので、ここぞとばかりにシャッターを切りすぎてしまったようです。

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・ばんやの湯

最後の締めとして、金谷港近くにあるばんやの湯に立ち寄りました。
シュワシュワと炭酸風呂に使って1日の疲れを取ります。ツーリングの終盤に入る温泉は、ここまでの疲れが一気にぶっ飛びます。


入浴後の帰りのフェリーでは、暖まった体とフェリーの適度な揺れで速攻寝落ちしました。
冒頭にも書いた通り、体を休ませられるのがフェリーの一番の良いところです。目が覚めた頃には久里浜港が見えていました。

国道134号線に出て、最後に締めのラーメンを食べて解散しました。
クジラ料理に2つの先端、菜の花に温泉と盛りだくさんに過ごせた南房総半島のツーリングでした。

走行距離:210km
平均燃費:32.4km/L


おわり

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