閉館前の京急油壺マリンパークへ

京急油壺(あぶらつぼ)マリンパークが閉館するという知らせを聞いたので、最後に行ってきました。
初めてこの名前を聞く方にとっては、名前がインパクトがありますが、神奈川に住んでいる人にとっては馴染み深い場所の一つかもしれません。

京急グループが経営する水族館で、他の水族館と違って結構マニアックな内容が多いのが特徴です。

私が小さい頃によく連れて行ってもらった場所の一つでもあり、こじんまりとしつつも魅力がたくさん詰まった水族館です。
マニアックといったのは、サメの分解展示がある点です。館長が好きだったらしく、心臓といった臓器まで見れるので結構面白いです。笑

そんな油壺マリンパークですが、八景島シーパラダイスや新江ノ島水族館といった新しい水族館の登場や、コロナウイルスによる客足減少が追い打ちとなり、加えて施設の老朽化もあって閉館ということになりました。

53年の歴史に幕を下ろすということもあり、開館前から長蛇の列でした。


館内には実際に生き物に触れることができるコーナーがあり、中でも小型のサメに触れることができる水槽もありました。
ですが、コロナウイルスの影響で今は水槽自体が空っぽになっていました。生のサメ肌を触れる機会ってそんなにないだけに、残念でした。


館内の水槽コーナーにはかなり人がいました。そのため写真はあまり撮れず…。


カメが大量にいたり、当時初の回遊水槽があったり、子どもの頃の夏休みの宿題で魚を調べたことも思い出しました。


光を使ったお魚のショーも見ることができます。字体を見ると昭和を感じます。笑
お魚がリングをくぐったり、お買い物をしたりするショーです。


そしてこの油壺マリンパークで一番の目玉といえば、イルカとアシカのショーです。
ここのショーはすごく面白く、私が今まで訪れた水族館の中でも一番と思っています。


イルカのジャンプも高いです。もう見ることができないと思うと、寂しい思いもしてきます。。


アシカのピアノ演奏も見れます。


運よく最前列でショーを見ることができたので、イルカがステージ手前まで来たときは圧巻でした。
体全部をステージに乗せ、そして勢いよく戻っていきます。


ショーの最後には閉館を迎えるにあたっての挨拶もありました。
今までの歴史を始め、閉館に至るまでの経緯の説明を行っていました。小さい頃から知る自分としては、もう来ることができないと思うと泣きたくなってきました。。


そしてショーが終わり、幕にはありがとうの文字が。
こちらこそありがとうと言いたいです。幕が下りる最後まで多くのお客さんからの拍手は止まなかったです。


ショーが終わり、一通り見終わったところで屋外へ。
この日は途中で雨が降ったり、曇りの予報が晴れたりと不安定な天気が続いていました。
ですが、最後に訪れる日だったので晴れてくれて良かったです。

中は屋外と屋内の融合型の水族館となっています。小さい子が遊べるように、水族館の中央にはアトラクション(100円を入れて動く遊具)もあります。


小さい頃は広く感じた水族館も、大人になって改めて訪れてみると結構小さく感じます。小学校のグランドを訪れるとよく感じる、アレです。


屋外にもペンギンやカワウソが展示されています。ここで飼育されている生き物は各地の水族館や動物園に引き取られるそうです。


最近まで涼しかったのに、急に熱くなってもうダメ…って感じでしょうか。


カワウソは面白い水槽に入っていて、泳いでいる様子をパイプ越しに見ることができます。
この日は暑さでグデっとしていましたが。笑


最後の入口を。
写真手前側にもあるように、チケット購入が並ぶ用の柵が設けられています。開館前から長蛇の列には正直ビックリしました。
それだけ思い入れのある方が多い証拠なのかなとも思いました。


京急油壺マリンパークを閉館前に訪れた話でした。
小さい頃から親しみのある場所が無くなってしまうことは残念ですが、知らない間に閉館しなくて良かったとも思います。


もしこれから行く予定の方は、9/30までが営業日なのでご注意ください。
尚、イルカとアシカのショーはコロナウイルスの影響で事前チケット購入制となっています(1人300円)。
当日券でも購入できますが、数に限りがあるので事前にコンビニで購入することをお勧めします。


私は事前チケットを購入せずに行きましたが、当日券はそこまで用意されていないので事前購入がおすすめです。
運よく当日券が残っていたため、ショーを見ることができましたが。


閉館前に自分が小さい時に連れていってもらった場所に、今度は自分の子どもを連れていけることができて、本当に良かったと思いました。
今はどこも経営が難しい場所が多い世の中ですが、自身が訪れた場所に子どもを連れて行けるという経験をすることは中々できないと思うので、良い思い出となりました。


53年間、お疲れさまでした。
そして、楽しい思い出をありがとうございました。


おわり