一昨年にSRX250に初めてキャリアを装着し、GIVI製28Lリアボックスを装着しました。
鍵が掛けられる上に雨の心配もなし、本当に便利でかなり重宝していたのですが…どうも車体とのバランスが…。
元々SRX250は小柄で、かつタイヤの幅も110とかなり細い部類に位置します(リアは110、フロントはなんと100!)。
過去に八王子バイパスや地方の有料道路では何度か原付2種に間違えられたこともあります。笑
全体のバランスを気にしなければ非常に良かったのですが、GIVI製のボックスは重厚な造りなためリアに荷重が常にかかっている状態でした。ビッグバイクだったら気にならないんでしょうけどね。。
空冷単気筒なシンプルな構造で、乾燥重量も100kgちょっとのSRX250とはどうも不釣合いでした。
加えてリアに荷重が掛かるため、本来ヒラヒラと軽快なハンドリングが売りであるこのバイクの良さを出し切れていないような状態でした。
そこで、色々と悩んだ末にボックスを外すことにしました。ボックスを外してからはキャリアのみ装着した状態で、そのキャリアにはパンク修理キットとボトルホルダーを着けていました。
ですが、一度ボックスを味わってしまうとやはり付けたくなる…。
そこでしばらくバイクボックスを探していました。
商品選定
そこで、小さなボックスが無いかと探し回った末に10L程のサイズを発見!
まさに欲しかったサイズです。
今回はそのボックスを購入し、取り付けるまでをまとめてみました。
ホームセンターでしっかり吟味し、購入。
その名も“ミニバイクボックス”。
X-EUROPE ( クロスヨーロッパ ) ミニバイクボックス BTG4805
ネットで探すと“X-EUROPE”と書かれていてすごくカッコいいですが、普通のボックスです。でもEUROPEと書かれているところに何だかロマンを感じてしまう。笑
箱のパッケージにも描かれている通り、自転車でも使えるサイズになっています。原付でもあまりボックスが大き過ぎると負担になってしまうので、ちょうど10Lというのはかゆいところに手が届いているサイズかもしれません。
早速オープン。黒色に赤い反射板が付いたシンプルな造りです。GIVIと違って、素材はABSを採用しています。
シボも無く、全面がツルツルです。SRX250で言えばサイドカバーも同じくABS材でツルツルしているので、違和感なく装着できそう。
背面には背当て用のパッドが装着されています。ゴムの一体成形品ですが、着いていると何かとありがたいです。お値段は3,000円ちょっとだったのですが、それ以上に感じます。
ボックスの中には固定具と六角レンチ。底面にはゴム製のパッドが1枚あります。
取り付け自体はものすごく簡単で、説明書も両面刷りで1枚だけでした。
10Lですが、必要十分な大きさです。ツーリング先でお土産が増えても余裕で収納できる大きさです。鍵を掛けられるところもボックスならではの良さの一つ。
キャリア取り付け
中身を確認したところで、早速取り付けていきます。尚、キャリア取り付けは以下の記事で紹介しています↓
ボックス位置決め
まずは装着前。この状態から…
こんな感じになります。写真はただ乗せただけです。
容量も10Lのため、以前の28Lと比べるとかなり小さめ。ですが、この小ささが全体のバランスを保てている気がします。ボックスがあまり主張しすぎない、狙い通りです。
調べてみるとこのボックスはモンキーのボックスとしてかなり定番品のようです。探すとモンキーの画像がたくさん出てきました。笑
ボックスの幅もキャリア内に全て収まります。ただ、ボトルホルダーは外さないと干渉してしまいます。ボックスを少しずらせば両方着くんでしょうけど、後ろからのバランスが悪くなりそうなのでボトルホルダーを諦めます。
最後に前後方向の位置合わせ。シートを外しても邪魔にならない位置を確認。
設置位置を確認した終えたところで作業開始です。まずはボトルホルダーを外していきます。
夏場は結露でペットボトルがビショビショになるので、かなり重宝していたのですが…また新たな設置場所を考えることにしましょう。
しばらくお別れです。
ステー位置合わせ・固定
潜り込んでステーを噛ませます。穴は最初からいくつか開けられているので、ちょうどよく固定できる箇所にボルトを通し、ステーで共締めします。
ボックス内側より。
ちょっと気になったのが、穴径に対してワッシャーが少し小さいかな?と感じたところ。おそらく問題はなさそうですが、SRX250の振動を考えると、後でもう一枚大きめのワッシャーを挟んでもいいかもしれません。
材料もABSなので振動でヒビが入ったら一気に割れそうですしね。
現状は様子見ということで本締めへ。キャリアに対して縦方向で固定しています。
ボルトの飛び出た部分はゴムキャップか何かでもはめておくべきか…?
完成
完成です。
パカっと開けても、写真手前にあるワイヤーのお陰で全開になることはありません。こういった点も好感を持てます。
最後に全体写真(背景が変わっているのは後日撮ったからで、、、)。
冒頭にも書いた通り、ボックスが主張し過ぎることもなく、良いバランスだと自画自賛です。おそらくツーリングの際はこれにレインコートやパンク修理キット、カメラバッグを入れて走ることになりそうです。
カメラを入れても雨が入らないというのが一番大きいです。やっぱり電子機器は一番気を使いますからね。
…と思っていたら、説明書や箱には“完全防水ではありません”との記載が!
もちろん、あれもこれもと期待するのが間違いでしょう。なんせ3,000円ちょっとのボックスですから。
防水に関してはおそらく自分でできそうなので、それは後で加工していくとします。値段も高価じゃないので、自分であーだこーだいじれるのも良いところです。
おそらく、浸水する可能性があるのは背面パッドや反射板のネジ穴ではないかと思っています。
それ以外だとボックスの合わせでしょう。防水ブチルテープ等で対策してみますが、とりあえずはアパートの天然雨天試験を実施してからの判断とします。笑
もうすぐ梅雨なので、試験するには持って来いです。なるべくなら金曜日に降って、土曜の朝一で確認したいところですが…。
SRX250にちょうどいいサイズのミニバイクボックス取り付けでした。
防水加工が終わったら、最終的には塗装してみようと思っています。上部分だけ赤にして2トーンにすればより一層統一感も出るかなと。
色々とカスタマイズしていくので、このボックス編は続きます。
追記 ビビり音と雨対策
ミニバイクボックスはABS樹脂で製造されているため、ビビり音が強く出ます。その対策と雨天対応の改良を施しました。
追記 ホムセン箱 NTボックス#13を着けました
やっぱりボックスの形が…ちょっと気になる。
でもボックスの利便性は捨てがたい…なのでもう少し無骨な形であるホムセン箱 NTボックス#13を着けてみました(2024年6月時点)。
登場商品一覧
商品を紹介したかったのですが、現在は取り扱っていないようです。
良いサイズだったので残念。
おわり
コメント
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はじめまして。後付け箱の検索で写真をみにきたのですがバイク本体がかっこいいですね
こんなかっこいい車体に箱つけるのはバイクがもったいないのでは?
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pqさん
はじめまして、返信が遅れて申し訳ございませんでした。
ありがとうございます(^^)
最初は色々悩みましたが、やはりちょっと走る際には便利なので着けてしまいました。なるべく箱を強調しないように小さいのを付けたので、塗装すればあんまり目立たなくなるのでは?と勝手に思ってます。