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【SRX250】ヘルメットホルダーの修理

前々から気になっていたSRX250の装備で欠けているもの…それはヘルメットホルダー。
元々鍵一本で解除ができるヘルメットホルダーが最初はあったのですが、走行振動でどこかで落としてしまったようです。

それ以降ヘルメットホルダーを無しで走っていましたが、ちょっと停車する時に欲しいな~とずっと思っていました。
もう純正部品は出ないので、汎用品をハンドルバー等に装着するしかないのですが、たまたま部品取りSRXの部品を整理していたところ、ヘルメットホルダーを見つけたので修理して使えるようにしてみることにしました。

これがそのヘルメットホルダーの裏側です。
いきなり裏側というツッコミは無しでお願いします。笑

このヘルメットホルダー、今使用している鍵ではもちろん使用できません。
そこで、このヘルメットホルダーを分解して使えるようにします。
裏側のピンロックを解除して、鍵差し込み口を引っ張り出します。

そして、この鍵の差し込み部分をいじります。
下の写真で入り口の部分に少し見えている突起を削らないと鍵が入らないので、この部分を削っていきます。これが車種ごとの鍵によって異なるので、ここを一致させる必要があります。

リューターを使って削り、鍵を差して確認、また削り…を繰り返して、何とか鍵が入るようになってきました。

そして中のピンをセットしていきます。
これが一列になることによって、ロックが解除される仕組みです。

小さいスプリングがあるので、なくさないように注意が必要です。
全て入れた状態で、ピンはこんな感じになります。

鍵を入れるとこんな感じ。
まだ途中ですが、鍵が入っている部分はピンが奥まで入っています。一番奥のピンはまだ鍵が入っていない状態となります。

この確認作業を繰り返し、ピンが全て奥に入るように削って調整していきます。
鍵によって異なる部分が違うので、注意が必要です。削りすぎるとどんな鍵でも開いてしまうので。笑

鍵を入れて開くようになりました。写真ではまだ途中で、実際は奥まで入るようになりました。

調整が終わったところでヘルメットホルダーを組み立てていきます。
グリスアップまで終えたところです。

完成したところで、車体に取り付けます。
写真中央部分がヘルメットホルダーの取り付け位置です。いなくなってから5年以上経ちます。

ボルトで取り付けました。
外れないように、ねじロックを塗布して締め付けています。

ヘルメットを取り付けてテスト。
がたつきもなく、問題なく開いてくれました。これだけで大分便利になりました。

やはり純正なので、おさまりと位置がちょうど良いですね。
かかったのはリューターの新しい刃だけなので、数百円の出費で修理できました。

ロングツーリングに出ると、サイドバッグを取り付ける必要があるので、今の位置ではヘルメットを固定できなくなります。
その対策として、こんな商品を購入してみました。

ヘルロックワイヤー

離れたヘルメットホルダーを使うためのワイヤーです。
中々太目のワイヤーを使ってます。

2人乗りでヘルメットが2個あるときも重宝しそうです。
場所も取らないので、シート下に入れておいても良さそう。

片側はヘルメットに通し、もう片側をヘルメットホルダーへ。
見た目も蛍光イエローを使用しているので、ロックしているのが一目で分かります。
これも結構便利。

ヘルメットホルダーの修理でした。
今までバイクを離れる時はワイヤーをくくりつけたりして対策していましたが、これで面倒さが大分解消されました。

もっと早くから気付けばよかったです。
後は点検の際に緩みの確認だけ忘れないようにしていきたいところです。

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おわり

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