【ストライダー】硬いサドルにスポンジゴムを巻いてふかふか仕様へ

日記

ストライダー…それは1歳半くらいから乗れる、ペダル無し自転車。
公園に行くとよく見かけるアレです。我が家にもストライダーがあり、娘が遊んでいるのですが…この標準で装備されているシート(サドル)が硬いんです。
スポンジも何もない、ただのプラスチック製のシートですからね。笑

ちなみにストライダーとは、ペダル無し自転車のことです。
自分が小さい時は三輪車という選択肢しかなかった気がしますが、今はこのストライダーが入り口になっているようです。公園に行くと三輪車はあまり見かけなくなったように感じています。

もし今これがあったら確実にハマると思います。何かカッコいいし。笑


娘も結構楽しく乗っているんですが、どうやら長時間乗っているとお尻が痛くなってしまうそうです。

実はこれ、世間では悪名高きシートのようで、多くの方が困っているようです。
同じ二輪部門?ということで、この悪名高きシートを改良します。

その前に純正でクッション付きのシートがあるか調べてみたところ…

ありました!

そう、これを買えば一瞬で終わりなんです。
でもちと高い。


要はただのプラスチックだから痛いのであって、何かクッション材を敷けば解決するのでは?という発想を元に、自作してみることにしました。笑


まずは我が家のストライダーのご紹介から。

問題のシートですが、実は既に改良を施しています。要らなくなったタオルを巻き付け、不要になった靴下を被せて少しだけクッション性を向上させています。


ですが、やはりタオルだと限界があるので、正式に改良に着手します。
上から見るとモロに靴下と分かります。あ、ちゃんと洗ってます。笑

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触った感じの弾力具合、適度な厚さを考慮して選択しました。
尚、性能はこんな表記でした。

◎・・・反発弾力
◎・・・耐摩耗性
◎・・・引裂強度
〇・・・耐熱性
〇・・・耐寒性
△・・・耐老化性

天然ゴムのため、色素移りや劣化があるようですが、そこまで高性能なスポンジゴムを導入するまでもないので、一番安かったこのスポンジゴムにしています。


厚みは10mmあります。
要領としては、このスポンジゴムをシートに巻き付けていきます。

早速作業へ。
被っていた靴下を取ると、巻き付けていたタオルの状態になります。
巻き付けてビニールテープで巻いただけ。


何も無いよりはマシかと思いますが、やはり長時間乗っていると痛いようです。


さらにタオルを外すとオリジナルの状態に。
こりゃーどう見たって痛いです。ただのプラスチックですからね(^^;)


しかも結構先端が尖がっているので、より一層食い込みそうな形をしてます。せっかく楽しいのに、お尻が痛くて乗れないのはもったいないです。

型紙作成

シートを新聞紙に当てて、型紙を作成しました。


大体を覆うような形にしました。
購入したスポンジゴムの大体半分程を使います。


さらに、シートの上面用としてさらに一枚。これはシートを当てて切り取りました。

スポンジゴム固定

続いて座面のスポンジゴムをビニールテープで固定します。
後程全体を覆うので、この時の固定は軽くしています。


横から見るとお寿司のような感じ。


座面を固定した上で、先程型紙に沿って切ったスポンジゴムを合わせていきます。手で合わせつつ、ハサミで切り取手いきます。


先端は細いので、現物を合わせながら切り込んでいきます。


大体が出来たところで、仮固定しています。
先程の先端部はシート下に潜り込ませています。


細かいところは実際にシートに合わせながら切り取り…を繰り返し、最後はビニールテープで固定しました。
ここでの見た目は正直悪いですが、靴下を被せるのでそこまで気にしなくていいと思います。


シマウマシート。笑
尚、シート底面まで一緒にビニールテープで固定しています。


最後に両サイドをビニールテープで固定して、下地の完成です。


先端が結構難しいので、グルグル巻きにしています。


後端部の側面にはスポンジゴムは貼り付けていません。ここに乗ることはまずないので…。

カバー(靴下)取り付け

下地が出来たところで、カバー(靴下)を取り付けます。
ワークマンで買った、業務用くるぶしソックス。5足とも全て同じなので、コスパに優れた靴下です。笑

ちょうど穴が開いてしまったものがあったので、それを再利用します。
写真中央部、足の甲のところに切り込みを入れます。ここにシートポストが来ます。


被せるだけ!
完成です。


後は整えていくだけ。

完成

ということで、シートの改良が終わりました。
やったことはスポンジゴムをシートに合わせて切り、貼り付けて、カバーを付けただけです。座面はスポンジゴムを2層重ねているので、おそらく座り心地の改良は大分されたはずです。

ちなみに改良後の状態を写真に収めましたが、冒頭に撮った写真と何が違うの?っていうレベルです。まぁそうか…。
変わったのは日陰がなくなったくらいです。笑


触ってみても、プラスチックの面まで底付きすることはなく、かなり完成度が高いもの(自己満足)となりました。


純正を購入するのももちろん良いですが、たった500円弱ですし、時間がある方は試してみてもいいかもしれません。
※作成する際は、自己責任でお願いします。


後日のインプレ

以前は15分程で遊ぶのをやめていましたが、サドルを張り替えてからは1時間連続で遊ぶようになりました。
試しにお尻痛い?と聞くと、痛くないとの回答もありました。


やはりあのプラスチックサドルは誰が見ても痛いのが明白ですからね。サドルにスポンジを貼るだけで改善されるので、サドルの硬さに悩まされている方は、試してみる価値はあると思います(時間とDIYでやりたい人にはお勧めです)。


逆に今度は長時間乗りすぎてタイヤがすごいスピードで擦り減る事態が発生。
そこで純正のEVA樹脂タイヤからゴムタイヤに交換することにしました。
記事はコチラ↓

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おわり

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