【スーパーカブ】キャブレター調整 その1

HONDA スーパーカブ(2代目)

前回純正マフラーに戻した我がスーパーカブ。
もちろん今まで排気量を増加させる方向のマフラーを装着していたのに、急に絞られたマフラーになったらバランスが崩れるのは明白。
純正マフラーに穴を追加工することで出力アップを図ることができるらしいので、その点も視野に入れてセッティングを煮詰めていきます。

調整にあたってメインジェットやスロージェットが不足していたので、中華製の激安メイン・スロージェットを購入しました。


しっかりとプラスチックのケースに入って届きました。
内容としては以下の通り。
メインジェット:#75,#78,#80,#82,#85,#88,#90,#105,#108,#110
スロージェット:#35,#37,#38,#40,#42,#45,#48,#50,#52,#55

ちょうど調整したいところは全て網羅しています。
京浜丸型小タイプということで、カブのキャブレターにはピッタリです。


各部品を細かく見ていきます。
中華製だと気になるバリや穴が空いていないなど、造りの粗さが気になるところではありますが、今回注文した部品は気になる箇所はありませんでした。


よくある番手が分からない、もしくは分かりにくいといったこともありませんでした。


後は使ってみて細かい精度が気になるかと思いますが、それは使ってみてからのお楽しみです。
え?そういった楽しみいらないって?
確かにその通りです。笑
ダメならまたその時考えるスタンスで進めていきます。

早速作業開始。
ベトナムキャリアおよびレッグシールドを外していきます。

このレッグシールドも中華製です。
約10年使ってきましたが、やはり純正のフロントカバーと比べて劣化が早かったです。写真ではイマイチ見にくいかもしれませんが、黒ずみ具合が違います。。


久々にキャブレターに手を付けます。
マニホールドから外してキャブレターをフリーにしていきます。


フロート室を外してメインジェットとスロージェットが10年振りに日の目を見ました。


今まで装着していた番手を確認します。
メインジェット:#80


スロージェット:#36?
おそらく6かと。


まずはセッティングを出すためにカブ90の純正キャブレターの番手からスタートしていきます。
メインジェット:#85


スロージェット:#42


戻していきます。
果たしてどうか?


結果は真っ黒。
でもプラグは交換していないので、前の状態の真っ黒のままが考えられます。


アクセルを少し開けた時にボコつきがあったので、試しにニードルの段を確認してみることに。


3番目だったので、これを1段上げてみることに。


上げてみました。



結果…
なんとエンジンがかからず。

え?
何で?

変更したところと言えばメインジェットとスロージェット、そしてニードルの位置を変更しただです。
鬼キックをしましたがウンともスンとも言わなくなってしまいました。。


ニードルの位置を戻したりあれこれ試しましたが、どれもダメ。
もしかして?と思ってドレンスクリューを緩めたら…ガソリンが出てきません。どうやらフロートが機能していない模様。

今まで動いていたのに急に?
と思いましたが、このキャブレターも中華製。もしかしたら開けたらいけないパンドラの箱だったのかもしれません…。
今回はここで一度切り上げて別に対策を考える必要がありそうです。。
恐れていたキャブレターの沼に勝手に突っ込んでいってしまったようです。

つづく

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