連日の更新ですが、完成まではあと少し。
塗装自体は終わっているのでこの記事も終わりにしていいような気がしますが、エンジン搭載→試走行が終わるまでをこのシリーズの終点としているので、あともう少しです。
今回はヘッドカバー取り付けからエンジン搭載までをお伝えします。
前回の記事はコチラ↓
ここまでの流れ
・その1 エンジン下ろし~マスキング~マフラー塗装
・その2 エンジンヘッド&小物塗装
・その3 エンジン塗装 その1(脱脂、エンジン塗装)
・その4 エンジン塗装 その2(エンジン塗装 微修正と筆塗り)
・その5 エンジン塗装 その3
★その6 エンジン組み付け←本日の記事
・その7 仕上げ
エンジンヘッド 取り外し
まずはエンジンヘッド取り付けです。
ヘッドを開けます。
前回の液体ガスケットがたくさん残っています。
ガスケットを取ると、ご覧の通りこびりついています。
拡大してみるとこのような状況です。
これだけやってもオイル漏れを起こすのだからもうガスケットは寿命なんでしょう。
スクレパーを使ってはがし、その後は#1000ヤスリで表面をきれいにします。
本当はオイルストーンを使ったほうがいいのでしょうが…
よく見ると傷が入っていますね。
これらの表面が揃うように慎重に。
エンジンの中にカスが入らないように、慎重に表面を平らにしました。
そしてガスケット取り付けです。
並べてあるのは、左が新品、右がお古。新品はしっかりと弾力もあります。
このままガスケット挟んで取り付け!ってわけではなく、ヘッドを止めているボルトのゴムも交換します。
実はこの部分からもオイル漏れを起こしていたので…
ゴムなので少し力を入れればボルトから取れるかな~
なんて思っていましたが…簡単には取れません。硬化してしまっています。汗
交換してしまうので、カッターで切って取り外しました。
そもそもゴムではない、硬い他の物質に変化してしまったようです。これではオイルも漏れます。
新品に交換します。内側に少しエンジンオイルを付けて入りやすくしています。
こうやってゴムらしく伸びます。さすが新品。これが本来の姿。
液体ガスケット塗り付け
組み付けた後は薄く液体ガスケットを塗っています。
デイトナ パーマテックス 液体ガスケット ウルトラブルー
写真は撮り忘れてしましましたが、今回は下の液体ガスケットを使用しました。
同じ要領でガスケット、エンジン本体にも塗ります。
どちらも薄く塗ります。
ガスケットは、この丸い部分は要注意です。
ここから漏れやすいので少し多めに塗ります。
液体ガスケットを塗り終えたら、ボルトで締めこんでいきます。
続いてプラグ交換。
塗装によって真っ黒になり、さらに交換時期だったこともあり、このタイミングで新品に交換です。
プラグを取り付けて完了。
エンジンヘッド 取り付け
新しいガスケットは弾力があっていいですね。
これで漏れない…はず。というか、漏れないでくれ!と願うばかり。
エンジンマウントも塗装し終わり、ご覧の通りに。
配線類を付けて、マスキングを取ります。
…
そして、エンジンの完成です。
黒光りしてます。いい具合に塗装できますね。
フレーム清掃
最後はフレームの掃除です。
せっかくエンジンが無い状態になっているので、リヤサスペンション周辺をきれいにしていきます。
フレームも汚いのできれいにします。本当はフレームもきれいに塗装したいところです…が、それはまた今度にでも(いつやるかは不明)。
エンジンのインシュレーターは表面をきれいにしています。
取り付け前に薄く液体ガスケットを塗っています。
本当はOリングを注文すればよかったんですが、忘れていたので再利用です。二次エア吸い込みがないことを祈ります。
エンジン組み付け
ここからは写真を撮る余裕がなかったので、いきなり組み付け後の写真となります。
エンジンが黒くなって、きれいに見えます。新車のよう(自己満足)。
塗装したマフラーもいい感じです。
残りはキャブレターを搭載して、始動確認のみとなりました。
液体ガスケットがゴム状になるまで24時間かかるのでそれまでは火を入れることはできません。
前回は24時間経つ前に火を入れてしまったので、もしかしてそれがオイル漏れの原因だったのかも…。じっくり待ちましょう。
…というわけでまたまた続きます。
もうエンジン塗装ではなくなっていますが、引き続きこのタイトルで続きます。
登場商品一覧
つづく
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