【スーパーカブ】自家塗装&再生記 その3（パテ埋め）

その3はタイトルにある通りパテを削ってボディを整えていきます。
ここから本格的な板金となり、下地を作っていく工程になっていきます。
前回の記事はコチラ↓

【スーパーカブ】自家塗装&再生記 その2（フレーム修正）

再生記2回目は引き続きフレーム修正になります。もはや板金作業ですね。前回はパテを使用してリアフェンダーの裏側を修正しました。もちろんこれで終わりではないので、引き続き行います。 ここまでの流れ その1　フレーム補修 その2　フレーム修正 そ...

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2024.06.23

ここまでの流れ

・その1 【フレーム補修編】
・その2 【フレーム修正編】
★その3 【パテ埋め編】←本日の記事
・その4 【パテ研磨編】
・その5 【パテ研磨編2】
・その6 【車体分解編】
・その7 【下地作製編】
・その8 【下地作製編2】
・その9 【下地塗装編3】
・その10 【カラー塗装編】
・その11 【クリアー塗装編】
・その12 【コンパウンド研磨編】
・その13 【車体組立て編】
・その14 【仕上げ編】
・その15 【仕上げ編2】

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下地の出来栄え確認

その3になります。

耐水ペーパーによって下地処理が進んでいるプレスカブ用フレーム。
前回は暗かったので明るい状態で確認をします。

下地用として耐水ペーパーも足りなかったので追加。
＃180と＃2000。

耐水ペーパー＃180,＃2000

番手の高い＃2000は仕上げ用です。この出番はもう少し先になります。


まずは表面から。

リアフェンダーの部分はやたらと塗装を剥がしていますが、ここは凹んでいるのでパテ埋めをするため。しっかりと周りの塗装も剥がしました。

リアウィンカーのところも凹んでいました。…なので一緒にパテ埋めします。

こうやって削って塗装が不自然に残るところが凹んでいる証拠です。ここだけペーパーが当たっていないのです。
しっかりとこの部分の塗装も取ります。

油分があるとパテもうまく乗らないので、しっかりと取ってから次の段階へ進みます。
そこで油分を取り除くために、シリコンオフを使って油分を取ります。

ソフト99 シリコンオフ

その名の通り、油分などを取り除いてくれます。
塗装する前には必ずやっておかないと塗装がうまく乗りません。

パテ埋め作業

脱脂が終わったところで、今回のメインテーマでもあるパテ埋め作業に移ります。
今回パテ埋めで使う道具はコチラ。

ソフト99 ボデーパテ（徳用缶）

この間の厚づけパテチューブタイプの徳用缶タイプです。
でっかいですね～400gあるそうです。

…開けると何だかうまそうな色に…。ゼリーみたいです。

これを使用量取り出して硬化剤と一緒に混ぜます。
割合は前回と同じく100:2で。

ずっと混ぜていると黄色になってきます。前回ので容量を掴んだのか、少しだけ慣れてきました。

そしてベタっと塗りたくります。リアフェンダーから。

パテは塗った後若干収縮するので盛って塗りこみます。
多い分には後で削ればいいですが、少ないとまたパテを塗らないといけないので気持ち多めに持っていきます。

こんな具合で凹みのある左右に塗りたくります。
それからウィンカーに繋がる部分もハーネスで溝が出来ていたので、ついでに埋めておきます。

難所であるリアフェンダー裏は、前回のパテと今回のパテで二重補強します。前回少し削ってあるので若干滑らかになっているので、パテもやりやすいかな…?

リアフェンダーの先端も。
細かいキズが目立つので、ここも一緒に埋め込みます。

前回見つけたタンク部の凹みも忘れてはいけません。

同じ要領で、表面出し→油分除去→パテ埋めを行います。
リアフェンダーはキズに埋め込む形で。キズにパテが入り込めば成功です。

問題のリアフェンダー裏。
厚塗りにならないようにうすーく伸ばしつつ塗りました。

まぁ汚い部分は最終的に研磨してある程度形を整えていく必要があります。
ベタベタに塗ってます。

とりあえずこれなら大丈夫だろうっていうレベルまで埋め込みました。

最後にタンク部。
こういった面は割りと簡単にパテ埋めができます。

…ということでパテ埋め終わりです。

簡単に書いているように見えますが、結構時間がかかっています。
冬場なのですぐに固まることはありませんが、しっかりと押込んでいかないと、研磨した際に空洞が出来てしまいます。なので、しっかりとヘラを使って押し込みながら盛っていく必要があります。

付属のパテだけではどうしても細かい部分の作業ができないので、その際はマイナスドライバーを使って作業をしました。

最後に全体図。

さて、これを研磨していく作業がこれから続いていきます。


パテ埋めに関しては、初めてでしたが結構楽しかったというのが正直な感想です。
最初はなかなかうまくいきませんでしたが、慣れると割といい感じで仕上ることができました。


次回はいよいよ板金作業になります。
塗装は下地で8割決まる！と言われるくらい重要なので慎重にやっていきたいと思います。

【スーパーカブ】自家塗装&再生記 その4（パテ研磨）

昨年から引き続いているカブの再生記です。今回は焦る気持ちを抑えつつ、丁寧に仕上げて満足のいくものを目指します。実は作業したのが1日。そう元旦です。新年から黙々と作業をしていました。正月は特にすることもないので、いつもの初詣など行って一通り予...

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2022.02.06

使用した道具

・耐水ペーパー＃180,＃240
・シリコンオフ（ソフト99）
・ボデーパテ 徳用缶（ソフト99）

登場商品一覧

つづく