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2013年 北海道 道南・道東ロングツーリング 8日目

いよいよ最終日。
北海道を出発して一番贅沢な時間を過ごし、新潟港から関越道を使って一気に神奈川まで戻ります。昨年も帰宅は夜遅い時間になったので、今年は少し早めに着きたいのですが、果たして?


-目次‐
1日目 (神奈川~青森港~函館港)
2日目 (函館港~恵山~ニセコ)
3日目 (ニセコ~洞爺湖~登別~帯広)
4日目 (帯広~~ナイタイ高原~鹿追~上士幌)
5日目 (上士幌~大雪山~北見~知床~中標津)
6日目 (中標津~開陽台~釧路湿原~根室~落石)
7日目 (落石~白糠~新千歳空港~苫小牧東港)
★8日目 (苫小牧東港~新潟~神奈川)←本日の記事


・8月17日(土) 苫小牧東港~新潟~神奈川

起床は6:00。秋田港へ寄港するのですが、そのアナウンスの前に目が覚めました。
昨日は宴会をして大浴場入ってという素晴らしく贅沢な夜でした。お酒に旅の話は最高のおつまみです。

とりあえず潮風を浴びて目を冷まします。日本海の風が気持ち良い。

新日本海フェリー 1


途中反対航路のフェリーとすれ違い。中にはこれから北海道を走るライダーもいるんだろうなぁ。

新日本海フェリー 2


昨日の買い出しで仕入れたセイコーマートのおにぎりシリーズを食べます。日本海を眺めながらゆったりと食べれるなんてものすごく贅沢な一時。

新日本海フェリー 3


ほどなくしてアナウンスがして、秋田港に定刻通り到着です。
甲板に出てみます。

新日本海フェリー 4


甲板に出た瞬間、モワッと暑さが。
少し前まで最東端にいたんですから、そう感じるのも無理はないですよね。ちなみにこの日の関東はいつも通り30度越えの猛暑。到着してから一気に汗をかいてしまいそうです。

新日本海フェリー 5


フェリーが着岸し、トラックや乗用車が下船していきました。思ったよりも秋田港で降りるクルマが多くて渋滞していました。

新日本海フェリー 6


工業地帯の風景が続きます。あまり外にいると暑いのであとはぐうたら過ごしましょう。

新日本海フェリー 7


朝の二度寝をしてからウダウダ談笑。
ぐうたらな生活をして過ごしていました。いやはや、快適快適。

ビンゴ大会をやるとのアナウンスも流れてきたので、ここは去年のリベンジをかけて一発勝負。
結果は…



まぁご覧の通りです。
惜しいんですが勝てません。無念。

新日本海フェリー 8


お昼は新日本海フェリー特性のカレーを頂きました。コクがあってうまかったです。

新日本海フェリー 9


なんたら島も通過。着々と新潟港に近付いています。同時にモワっとした空気も…。
海の色も北海道と違ってきましたね。

新日本海フェリー 10
新日本海フェリー 11


工業地帯も見えてきたら、いよいよ着港です。一日ぐうたら過ごしていたので体力は満タン。
後は帰るだけです。

新日本海フェリー 12


一日快適に過ごすことができた新日本海フェリーに感謝感謝。
またいつの日か絶対使おう。

新日本海フェリー 13


クルマが出てからバイクは出るので一番最後。もちろん暑いです。
さらにクルマの排気ガスでさらに暑い…。さっきまで快適だったのが嘘みたいです。

新日本海フェリー 14


新日本海フェリーも見納め。
およそ1日お世話になったフェリーに別れを告げ、出発。

新日本海フェリー 16


一緒に写っているのはグラディウス650です。
そーいやちゃんと見たのは初めてかも。赤いバイクはやっぱりいいですよね~と話し、別れました。

新潟は…暑いです。
これが本州かって感じです。さっさと高速に乗って暑さを吹き飛ばしましょう。

-関越自動車道-

新潟中央ICから乗って、あとはひたすら関越道を南下します。新潟の田園風景や、燕三条の金物の看板、雪国まいたけ…
新潟の風景を眺めつつ走っていきます。この夕暮れの感じがまた良いんですよね。

走っていると最初のSAである越後川口SAに到着です。

・越後川口SA

ここで給油して関越トンネルまで一気に走ります。このSAは眺めが良いのでかなりお気に入りです。
新潟の田園風景が広がります。

越後川口SA 1


信濃川が流れています。きれいだなぁ。

越後川口SA 2


牧草ロールも発見!
が、なんだか小さい?
北海道基準の目になっているので仕方ないのかもしれませんが。

越後川口SA 3


去年(2012年)も撮りました、積雪量を現す棒グラフ。

越後川口SA 4


去年はこの後土砂降りでしたが…今年はどうでしょう。
天気予報の雨雲はやはり関越トンネル近辺で雨が降っているとのこと。やはりここは一番天気が変わりやすいですからね。一応念のためレインコートとレインカバーで万が一に備えます。

越後川口SA 5

・赤城高原SA

関越トンネルを無事に走り終え、ようやく到着は赤城高原。群馬県に帰ってきました。自宅までもう少し。
ですが、ここで夜ご飯を食べます。

赤城高原SA 1


で、去年同様にここで夜ご飯。そして去年と同じ場所で、グラディウス650乗りの方とご一緒させて頂きました。去年は青いバイク…今年は赤いバイク…。
となると来年は黄色かもしれません。

カツを食べて最後の補給。人間も補給したのでバイクももちろん補給します。

赤城高原SA 2


そして上里SAまで一気に走ります。
去年は最後の最後でここでエンジンストップ。原因はおそらくプラグに水が入ってしまったこと。

今年はプラグコードを変えていたので何も問題はありませんでした。

・上里SA

去年まさかのタンク外したりとスペースを貸してくれたガソリンスタンドのおじさん…いるかな~と思ってダメもとで聞いてみたら…まだ在籍しているとのこと。

そして、去年のことを話したら覚えていました。
せっかくなので…ということで少しばかりお話をしました。いやー覚えていてくれるなんで…。まぁあれだけインパクトあれば誰でも覚えているかもしれません。笑

また来ますと約束して、一気に自宅まで帰ります。
去年の恩返しでガソリンを給油していきました。ほんの少しですが。

上里SA


そして到着したのは22:00過ぎ。この旅を走り終えたSRX250を最後に収めてこの旅も終わりです。

ガソリンスタンド


今年の北海道、振り返れば濃い内容ばかりでした。
昨年はこの“北海道”という地に衝撃を受けていましたが、今年はそれに追加して人との出会いにも恵まれた旅でした。


トラブルはもはや定番になりつつありますが、助けてもらえて本当によかったです。

北海道でしか残っていないようなピースサインやテント場での交流等々、やはりバイク乗りの聖地だなぁとつくづく感じさせられます。
どこまでも続く道、壮大な自然…時間があればもっといたいです。まぁあまりいすぎると逆に飽きてしまうので、これくらいがいいんでしょうけど。
また来たい!って思えるくらいがちょうどいいんだと、私は思います。

これで一応道南から道央、道北、そして道東と走ったことになります。どの場所も色々な雰囲気がありました。
個人的には道南はかなり面白かったです^^
次回は江差線が廃線になる前に…と思います。

道東の最果て感は、道北とは違った雰囲気でした。特に濃霧が生み出す風景はちょっと怖かったですが…。
続きはまた後日書く予定の反省会にまとめようと思います。

かなり更新に時間がかかってしまいましたが、飽きずに読んでくれた皆様、ありがとうございました。
これにて2013年の夏のロングツーリングの記事は終わりになります。

ライダーの聖地を2年訪れることができたのもラッキーだったなぁと思います。チケットが奇跡的に手に入った訳ですからね。
次いつ行くか分かりませんが、やはり北海道はライダーにとって特別な地であることを再認識させられました。

それではこの辺で。


走行距離:383km
平均燃費:29.6km/l

おわり

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8件のコメント

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    夏の旅のレポが終わったようだねw
    北に行くと、いつも思う。
    バイク旅の本質は、人との出会いにありww

    人という字は、人が人を支えると書くんだww
    バイクであれ、仕事であれ、人は、人との関わりをもって生きてくww

    いや・・・

    活かされてるww

    人生ww

    それこそ・・・長い旅だぜww

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    青のスポーツスター乗りです。
    今年は北海道に行けなかったので、記事楽しみにしてました。
    今年もトラブルもあり、充実したツーリングでしたね。

    北海道は、全国からライダーが集まるので、人との出会いは
    とても楽しいですよね。

    今年は、近所でたまたま、サッポロクラッシックが置いて
    あったので、これで我慢でしたが、昔、函館で食べた
    カールレーモンンのソーセージを思い出しました。
    通販もありますが、函館に行って食べたくなりました。

    これからも、毎年夏が近づくにつれ、北が恋しくなると
    思いますので、来年も是非、行きましょう!

  3. SECRET: 0
    PASS: 0f31b29b015a748da42d6e8b21a57b9b
    初めまして

    帰りの新日本海Fでご一緒させて頂いたグラディウス650乗りです。
    このたびは楽しいひとときを過ごさせて頂きありがとうございました。

    ブログ楽しく拝見させて頂きました(^^)
    記事ももちろんのこと、写真がきれいで構図も工夫されていて、自分もシャッター押しているだけではアカンと思った次第です。

    また、7日目で登場した根室・落石のとほ宿さんは自分も何回かお世話になったことがあり「うわ~懐かしい」という感じでした。

    これからも時々お邪魔するかも知れませんが、よろしくお願いします。

  4. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    北海道。。。
    昔、夏のバイク雑誌はどれも、北海道特集。

    行きたいけど、行けない時期は、雑誌を買わないよう、立ち読みしないようにしてました(笑)

    今度、昔のアルバムでも引っ張り出してみてみようかな?

    ツーレポまとめ、お疲れ様でした!

  5. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    けんさん

    返信が遅れてしまい、申し訳ありません。
    ようやく…夏のレポートが完了しましたw
    もう気付けば10月ですからね…(^^;)

    旅で味わえるあの出会い、そしてバイクの素晴らしさ…一度経験してしまうと病みつきになってしまいます。
    そして聖地である北海道はその集大成だなぁといつも思います。

    気軽な挨拶から広がる繋がり、思い返すととても懐かしいです^^

    長い旅ですね、本当に(^^♪笑
    まだまだこれからもバイクが壊れずに、走り続けられる限り旅は続きそうです…w

  6. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    無精ひげのおやじさん

    返信が遅れてしまい申し訳ありません。

    ご無沙汰しております。コメントありがとうございます!
    そして最後までお読みいただきありがとうございます。昨年、一緒に夕飯を食べた赤城高原SAのあのテーブル、まだ覚えていますでしょうか?
    私は今年もその場所でまた夕飯を食べました笑

    サッポロクラシック、去年飲んだフェリーの味も最高でしたね(^^♪
    函館は北海道の玄関口として、何だか無性にテンションが上がったのを覚えています。
    次回はいつの日か分かりませんが、また函館の朝一で食べたいなぁと思います。

    毎年夏が近づいてくるあのウズウズした感じ、また来年もきっと感じるんだろうなぁと思います。
    いつの日かまた北海道へ行かれるときは、ぜひ最終日のフェリーでご一緒できたらなと思います^^

    …乾杯はもちろんサッポロクラシックですよね^^

  7. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    tecotecoさん

    返信が遅れてしまい申し訳ありません。
    コメント、ありがとうございます^^

    フェリーでは楽しいひと時、ありがとうございました。今年も最高の思い出とともに本州に帰ってくることができました。
    雑魚寝部屋で色々なお話できたこと、今でも鮮明に覚えています。
    特に鉄道ネタはとても楽しかったです(^^♪私ももっと勉強しなきゃと思いました笑

    お褒めの言葉、ありがとうございます^^
    まだまだなところが多いので、これから自分なりに勉強してまたいい写真を撮っていけたらと思います。

    最終日の落石のとほ宿さんはとても素晴らしいところでした!
    美味しいご飯に最高の場所でした。そして何回かお世話になっていたんですね、北海道は広いようで狭いですね笑

    こちらこそ遊びに行かせて頂きます。これからもよろしくお願い致します(^^♪

  8. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    とらとらさん

    返信が遅れてしまい申し訳ありません。
    そうだったんですか。。今は北海道特集も限られた雑誌でしかやっていないような印象があります。
    私も同じく雑誌を読みあさって、結果半ば強引に向かっていました笑

    昔のツーリングアルバム、いいですね^^
    当時乗っていたバイクの写真もあるのでしょうか?見てみたいです^^

    時間がかなりかかってしまいましたが、
    最後までお付き合い頂きありがとうございました(^^♪

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